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オランダ個人事業主ビザ エージェント選びについて

こんにちは!2024年11月に『オランダ事業主ビザ』を取得し、現在ヨーロッパ生活を満喫している『おモチくん』です。

インターネットで情報収集しながら手続きを進めてきましたが、2023年の情報であっても既に古く、最新では移民局から求められる申請ステップが変更になっていた(→プチパニック!)という点も複数ありました。
これからビザ申請しようか検討している皆さんに【2024年11月の最新情報】をお伝えしていきたいと思います。

私はビザエージェントのサポートも活用しながら、ビザ取得完了までこぎ着けましたので、今回はまず『どのようにエージェントを選んだのか?』『そのエージェントを決めるまでの詳しい過程』など、ご説明していきます!

有料設定していますが、内容はすべて無料公開しておりますので、もし最後まで読んで頂き、それだけの価値があったなと思った頂けた場合のみ、購入お手続きを下さると助かります!(もちろんそのまま購入なしでもOKです!)


1. ビザエージェントとは

日蘭通商航海条約の恩典により、日本人であればほぼ取得できると言われているオランダの個人事業主ビザですが、在日本大使館で申請して日本で結果を待ってから移住するスタイルではなく、現地での申請によりビザが発給されるオランダは、オランダ語が話せない・英語もそれほど得意ではないといった方々にとっては、心理的ハードルの高さを感じる移住先の一つかと思います。

そこで、現地の移民局や役所での申請・手続きの代行・レクチャーをはじめ、必要な手続きのステップについて解説・サポートをしてくれるのがビザエージェントです。

オランダは日本からの移住者が多いことから、このエージェント(日本人向け)が比較的多く存在しています。「オランダ 事業主ビザ エージェント」等で検索すれば、いくつかの業者を見つけることが出来るでしょう。『エージェント』という呼び方の他に、ビザコンサルタント、ビザサポートサービス、ビザ代行業者、移民申請サポート等の呼び方もありますね。

自分が移住した時の知見を活かして個人や夫婦でやっている方から、オフィスを構えて対応されているところまで様々あります。これまでの人生に区切りをつけ、オランダで新しい生活を始めるために必要最低要件となるビザですから、万が一にも申請が通らなかったというようなリスクは最小限にしたいと考え活用する人が多くいることにより、業者側もピンキリで評判も様々のようです。

もし活用する場合には慎重に選んでいく必要があるでしょう。(エージェントのサポートを得ずに自力で申請してビザ取得される方も多くいます)

2. エージェント活用のメリット・デメリット

それでは、エージェント活用をする場合のメリットやデメリットにはどんなことがあるでしょうか。

メリット】
専門知識: エージェントは基本的にはビザ取得プロセスに精通していますので、最新の正確な情報を得られます。
時間の節約: 上記の専門知識を補うために情報収集に明け暮れることがなくなるため、個人で手続きを行うよりもエージェントに任せることで時間を大幅に節約できます。
成功確率の向上: エージェントは多数の過去実績から情報を豊富に把握しており、移民局の最新情報もタイムリーに入手しているので、ビザ申請失敗の可能性を最小化できます。
心理的な安心感: 問題が発生した場合にもエージェントがサポートを提供してくれるという心理的な安心感がある中で移住手続きを進められます。

【デメリット】
費用負担: ビザエージェントのサービスは多額の費用がかかります。料金は業者によりますが、サポートパッケージで1,000~3,000€程度が設定されています。
理解度低下: エージェントに依存しすぎると、自分でビザ取得の知識を身につける機会が減少するため、その後の生活の中で課題を解決する際のスキルが身につかない恐れがあります。
プライバシー懸念: ビザ取得に関して戸籍謄本をはじめとした個人情報をエージェントに提供する必要も場合によってはあり、個人情報の流出を懸念する方もいます。
手続きペースの乱れ: エージェントが他のクライアントのために忙しい場合など、ビザ取得プロセスが遅れたりレスポンスを待ち続けたり、自分のペースで進まないシーンも発生し得ます。

私はエージェントに依頼することに迷いがありませんでした。オランダ移民局(IND)のWEBサイトを見ても、申請書自体はダウンロードできても、取るべきステップの全体像を把握しきれませんでした。そうであれば、もうエージェントに頼って、費用をかけてでも間違いなく取得しようと。一つ一つの手続きに少しモヤモヤしながら結果を待つというのが出来ない性分なので、お金で解決する道を選びました。

私はまず3社のオンライン相談を受けてみて、実際にどういったサポートをどのくらいの料金でやってくれるのか、実際に話してみることで感触をはかってみました。私がエージェントに期待していたのは、『必要申請ステップについての明確な情報開示』と『不動産屋との賃貸契約サポート』です。

具体的なエージェント名を明確に挙げることはできませんが、私が実際にやり取りをしてみた3社について、次項にてその印象や特徴を説明していきます。(具体的なエージェント名を挙げられない点をご容赦ください。)

3. 事前オンライン相談結果(A社・B社・C社)

A社・・・
WEBサイトが一番充実していると感じたA社。こちらの細かい要望について全て対応可能と回答くださり、料金設定は平均的かつ明朗でした。賃貸物件の予算額が低いことについて相談しましたが、その金額であっても問題なく探せると回答してくださり、物件探しについても安心してお願いできそうだと嬉しくなりました。ただし、私個人的に担当者さんと相性があまり良くないかも、と少し不安も残しつつ終了しました。

B社・・・
B社そのものではなくB社をお勧めされているDさんという動画配信者の方と話しました。B社はWEBサイトこそ地味ですが、料金がとくかく安かったです。(WEB上では料金が明示されておらずDさんからの説明で料金情報を得られました)その分、申請行為以外はサポートなしで少しドライな対応になりそうだという印象を受けました。Dさんはご自分が移住された時B社を使われたとのことで、実際に受けたサービスの感想として良いところも悪いところも教えて下さいました。また、DさんからはB社の詳細についてだけでなく、別のC社(下記)についても、良心的な方なので事前相談してみると良いのではという情報を頂きました。

C社・・・
Dさんからの情報で辿り着いたC社もHPは充実していますが、ややわかりにくい構成であった為、不明点を中心に質問させて頂き、サービス内容の確認をしました。担当者さんはとても人柄の良さそうな方で、丁寧に相談にも乗ってくれました。チャットでの相談に無制限で応じて頂けるとのことでしたが、そのぶん料金はA・B社に比べるとやや割高な印象を受けました。

4. 私が選んだエージェント


結果として私は、A社を選びました。

下記はオンライン相談の中で確認した3社の料金と特徴です。
どこがいいというのはサービスを受ける側の状況によるところもあると思いますので、一概に言えないものかと思います。また、各社には複数のサービス設定がありますので、料金をapple to appleで比較することはできません。

「より安いほうが良い」「取るべき手続きステップを明確に教えてくれるところが良い」「賃料を抑えた物件探しをサポートしてほしい」「親身になって随時相談を聞いてくれるところが良い」「間違いによるトラブルは避けたい」と、さまざま希望はありましたが、何を第一優先したいかで突き詰めると「誤った手続きや申請漏れ等でペナルティに繋がることは避けたい」といった「将来のトラブルを回避すること」が何より自分にとって優先度が高いと思いました。そこから、「資格を持ったローカルの専門家がいる」というA社の特徴が、何かあったときの安心材料になると考え、契約に踏み切ったのです。

ビザ取得が完了した今、この時の選択はどうったのか振り返ると、無事取得できたわけなので「A社にして良かったのだろう」と思う気持ちと、「思ったいたような専門性が活かされた対応だったのかは疑問」「心配していた通り、やはり相性はイマイチだった」と思う気持ちがあり、評価としては50点程度です。これからエージェント選定される方に対しアドバイスをさせて頂くなら、「第一優先したいことは何か」とあわせて「相性」みたいなものも重要なファクターとして決めたほうが良いと思います。数か月間とはいえ、それなりに連絡を取り合うことになり、合わない人とのやり取りになるとストレスにもなりますよね・・・。

そんなわけで、エージェントを選定する前に「無料相談」「(有料であっても)事前相談」といった機会はフルで活用したほうが良いと思います。納得した上で契約して、気持ちよく手続きを進められるのが一番です。

ビザエージェントや賃貸物件探しサポートには、詐欺まがいのところもあり、被害にあわないようにという注意喚起もよく目にします。

以下の注意点も考慮して頂き、これからビザ申請される方々が、安全でスムーズにエージェントとの協業によるビザ取得を進められることをお祈りいたします!

  1. 信頼性の確認: ビザエージェントを選ぶ際は、信頼性のあるエージェントを選ぶことが重要です。第三者による評判や口コミを確認しましょう。

  2. 料金の確認: ビザエージェントの料金は異なるため、事前に料金の詳細を確認し、予算内におさまるのかを確認しましょう。

  3. 透明性の確保: エージェントがどのようにビザ申請を進めるか、透明性のあるプロセスを持っていることが重要です。具体的なステップや期間を事前に明確にしてもらいましょう。

  4. コミュニケーションの確保: エージェントとのコミュニケーションがスムーズであることが重要です。定期的な報告や質問に対する迅速な対応が期待できる相手であるかを事前相談で見極めましょう。

  5. 契約内容の確認: エージェントとの契約内容にはしっかり目を通し、どのようなサービスが含まれているか、どのようなリスクがあるかを理解しておきましょう。必要に応じて、契約内容を修正してもらってからサインをすることも重要です。


以上が、私のビザエージェント選びと留意点でした。

もし読んで頂き、それだけの価値があったなと思った頂けたら、ご購入お手続きを下さると励みになります!書類やメモをすべて掘り返し、時間をかけて内容を振り返り、エージェント選定を控えた皆さんに少しでも多くご提供できればと考え、纏めさせて頂きました。
(もちろんこのまま購入なしでもOKです!)

また、ご参考になるところがあったらイイね♡よろしくお願いします。

以下のお手続きをして頂いても、更なる情報はありませんので、ご注意ください。
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