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【2024年11月最新】オランダ事業主ビザ 取得の手順 (2023年との変化点)

こんにちは!2024年11月に『オランダ事業主ビザ』を取得し、現在ヨーロッパ生活を満喫している『おモチくん』です。

本日は【2024年11月最新】オランダ事業主ビザ 取得までの手順 (2023年との変化点) を大公開していきたいと思います。
(2024年11月時点の情報です。ルールは常に変わり続けています。)

有料設定していますが、内容はすべて無料公開しておりますので、もし最後まで読んで頂き、それだけの価値があったなと思った頂けた場合のみ、購入お手続きを下さると助かります!(もちろんそのまま購入なしでもOKです!)

まず最初に押さえておきたい大きな変化点が4つあります。

変化点① 仮滞在許可ステッカーのパスポート添付はナシ
変化点② KVKへビジネスプラン提出はナシ
変化点③ 移民局(IND)への戸籍謄本コピー提出や追加書類※提出はナシ
     
バランスシート・登記簿・銀行ステートメント)
変化点④ IDカードは KVK登録前に発行可能

「2024年最新」と謳っていながら、情報の中身は古いままというサイト等では、これらがあまり語られていないなぁと感じましたので、ぜひご注意ください!2024年4月以降、移民局(IND)は一部の手続きを簡素化する変更を入れています。

詳細は以下のそれぞれの手順項目の中でご説明します。各日付は私が実際に手続きしていったタイムラインです。ご参考になれば幸いです。

●オランダ事業主ビザ 取得までの手順



① ビザエージェント契約 6/10 

24年11月中旬頃にビザを取得したいと考え、半年前にあたる5月くらいから各エージェントの情報を調べ始め、ここと決めていたところと契約をしました。詳しくはエージェント選びについて書いた前回記事をご参照ください!

② 戸籍謄本・残高証明取得  6/26

戸籍謄本を取得して、外務省へアポスティーユ申請を郵送で送ります。
戸籍謄本については、マイナンバーカードがあれば、本籍地の市役所に行く必要はなく、コンビニでの手続きにより翌日には入手できます。
次に、入手した戸籍謄本にアポスティーユをつけてもらう為、外務省へ郵送で申請します。(これにより国内の書類が外務省の認証を得ることで、世界的に信頼される書類になります)下記の外務省URLから申請書をダウンロードし、返信用封筒を入れて郵送しました。その後1週間程度で外務省から郵送で受領できます。
これを追って現地にて、翻訳&リーガライゼーション(領事認証)してもらい、現地での住民登録の際に現地市役所へ提出することになります。これら現地側での手続きについて、私はエージェント経由でオランダの法定翻訳家に頼みました。オランダの法定翻訳家に翻訳を頼めば、上記のリーガライゼーション手続きは不要となります。
銀行残高証明について、私は三井住友銀行ユーザーですが、銀行アプリ内の発行申請で英文版を選択し、10日後くらいに郵送で受領しました。こちらは賃貸物件探しの際、オーナーに自分を選んでもらうためアピールする時に使うことになります。

【所要期間】戸籍謄本 1日
      アポスティーユ付き謄本受領 約1週間
      銀行残高証明 約10日間

【外務省URL】
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000608.html

③ 移民局(IND)へビザ申請書 提出 8/9

私はエージェント経由でINDへビザの申請をしました。わかりやすくビザ申請と呼んでいますが、正確には「滞在許可の申請」です。滞在許可証=IDカードが得られれば、個人事業主ビザを取得したことになります。
申請書はダウンロードすると40ページ近くもあり面喰らいますが、結局記入して提出することになるのは10数ページだけです。
ここで戸籍謄本コピーも提出するという記事を複数見ましたが、最新状況としてここでは戸籍謄本コピーは不要です。

【提出したもの】
・滞在許可申請書(下記URL)
・パスポートコピー

【滞在許可申請書URL】https://ind.nl/en/forms/7524.pdf


なお、審査の進捗状況はINDのマイページから確認できるのですが、まだDigiDの手続きが出来ていない(BSNナンバーが必要)為、私は進捗をWeb確認することはできずレターで結果を知るのみでした。レターはすべてオランダ語なのでGoogle翻訳等で訳して確認しました。ワーホリビザからの切替等の人は進捗状況を随時Web確認できると思います。(英語表示も可)

申請から2日後に申請書受領確認のレター(※)、3日後に申請料(380€)支払いのためのレター、1週間後に申請料受領確認のレターが届きました。
最初の受領確認のレター(※)には、遅くとも3か月以内にビザ審査の結果を連絡すると書かれていました。

④ フライト移動(日本→オランダ)

いざ出発です。
フライト予約は早ければ早いほど安くなるので、日程がふんわり見えてきた時点で往復便で購入しました。復路は一時帰国で使おうと考えていましたが、航空会社やチケットタイプによって日程の変更に手数料がかからないものや安いものがあるので、うまく選んで決めるとお得だと思います。私はJAL便でヨーロッパ入りしましたが、復路の日程変更は手数料なしです。

【フライト費用】約22万円

以下は出国前に日本で私がした手続き(ビザ関連以外)の大まかな項目になります。ビザ取得とは関係ないですが、非常に大変でした。。。

【日本での出国前手続き(ビザ関連以外)】

特に税金・社会保険関連での支払い漏れは絶対に避けなくてはと考え、市役所と税務署には何度か確認・相談に行きました。ゴミ出しや解約系の手続きは早くやりすぎても出国前の生活が不便になってしまうので、ちょうどタイミング良く片付けていけるようDailyの計画表を作り、ToDo項目をつぶしこんでチェックしていくという感じでした。
賃貸解約後、フライト前に3泊のホテル暮らしを経て、ヨーロッパへ渡ってきました。

【所要期間】出国に向けた手続き関連・・・約1か月

⑤ 賃貸物件探し開始  8/15  → 物件確定  9/15

私はオランダにいるパートナーとの同居を計画していましたが、パートナーの住居は住民登録がこれ以上できない家であった為、賃貸物件を自分で契約し、その住所で各手続きを進めました。(登録できる住所を持っていないとビザは取れません)そのため、賃貸物件が決まる前も、ホテルを手配せずとも滞在できる場所があり、賃貸物件探しの途中から現地入りしています。

自分の条件が厳しかったこともあり、条件合致する物件を見つけること自体が難しかったのですが、その中で内覧を申し込んだのが8件、内覧できたのが2件、内覧後1件はオーナーにアピールの文書(個人プロフィール・物件へのモチベーション・日本の銀行残高証明など)を送り、その後OK返答をもらって確定しました。
私は結果的に、現地で物件を探し始めてから約1か月で物件確定に至りました。賃貸契約は、やり方や条件次第で決まるまでの期間が大幅に違ってくると思います。

私の具体的にとった探し方ですが『Kamer.net』『Woorwoningen.site』等の不動産サイトで、短期集中と決めサブスク課金登録をし、希望エリアの物件相場を確認していき、最終的にはそこで見つけた物件についてオーナー不動産会社と直接やり取りをして契約締結に至りました。

上記の2サイトは併せて使うと、使いやすく網羅しやすいと思います。
Kamerは地図検索が出来る点が良く、Huurwoningenは地図検索できない分、都市名を入力しないといけませんが、掘出し物的な物件が多いように感じました。
サイト上でオファーをかける際、応募の文章・条件などは定型文化し、気になった他の物件でも使いまわして活用していくと効率的です。

ただでさえ賃貸不足のオランダで、その時点まだオランダでの仕事を開始できていないため収入を証明できない、まだ住民登録できていないので身分証明書もない、現地の人にとったら身元のわからない怪しいアジア人、という3重苦状態で挑む賃貸契約ですから、ネガティブな点を挽回できるくらいに自分に特徴を付けてPRし、信用を得るために使える情報はすべて出し、スピード感を持って対応していくことが必要だと思います。私の成功ポイントは以下だと思っています。

①熱量高めのモチベーションレター作成 
とにかく素早くレスポンス 
③貸主側の返事は気長に待つ
④日本の銀行残高提示で財力を証明
⑤現地で肩書のある知人による保証人設定
⑥1年分一括支払いでも構わないと表明

賃貸契約に向けた作業において、自分が決めて動く時間は5%くらいで、95%は相手方とのやり取りの中で返事を待つ時間でした。賃貸物件が不足しており、オーナーサイドは最も条件の良い人へ部屋を貸す為に、候補者たちが溜まってから選別する傾向にあると思います。すぐに返事が来なくても焦らず、他の物件を並行して探したり、他のビザ手続きを進める時間としながら待ちましょう。

また、内覧時にもっていった手土産(日本のお菓子)が美味しかったと、のちのち会うたびにオーナーが話をしてくれたので、印象を残すという意味ではそれも良かったのかなと思っています。

シェンゲン協定により3か月のビザなし滞在はOKですし、仮滞在許可証(過去はステッカーあり、現在はナシ)に代わる「ビザ承認予定のレター」がビザ申請後3週間で届きます。知人宅やホテルでの滞在が可能な方は、日本から現地の業者等へ内覧代行依頼するより、自分で現地で動いて見て回るほうが、自分で実物を見ながら自分のペースで交渉できるので、締結までのスピードも速くなり合理的なのではと思います。

【不動産サイト】『Kamer.net』および『Woorwoningen.site』
【所要期間】
約1か月


⑥ ビザ承認のレター受領 9/5   

申請から約3週間で、INDより滞在許可証を発行する予定であることを記したレターが届きました。
以前はこの時点で「仮滞在書ステッカーを添付してもらうためのIND訪問」があったようですが、最新ではこのステップは割愛されています。

レターに記載されていた内容は、訳して要約すると以下です。
 ・滞在許可証を発行する予定です。期間は24年8月9日~26年8月9日
  (申請書提出のタイミングを起点にそこから2年となっていました)
 ・IDカードの写真、指紋、署名のため、IND訪問を予約してください。
 ・滞在許可証の受け取り日程は、数週間以内に連絡します。
 ・滞在許可証が発行されたら6か月以内に、商工会議所に事業登録し、
  必要な資本を事業に投入してください。これが行われない場合、
  滞在許可が遡って取り消される可能性があります。

⑦ 戸籍謄本 法定翻訳家による翻訳版受領 9/15

エージェント経由でオランダ法定翻訳家に依頼していた戸籍謄本(アポスティーユ付)の法定翻訳版を受領します。
先述の通り、賃貸契約が出来た後に、現地市役所へ住民登録する際に提出することになります。オランダの法定翻訳家が翻訳したものであるため、オランダ外務省でのリーガライゼーション手続きは割愛となり、このまま提出できます。
エージェントを使わず自分で進める場合、法定翻訳家はウェブサイトから探せます。

【オランダ法定翻訳家検索】https://zoekeentolkvertaler.bureauwbtv.nl/

⑧ 写真撮影&指紋取り(IDカード用)9/20   

⑥のレター受領後にINDの予約を取り、予約した日程でINDへ写真撮影と指紋採取に行きます。これが追ってIDカードに載ってきます。
先述のように、以前はこのタイミングで仮滞在書ステッカーがパスポートに添付されたようですが、現在はこのステップは割愛されています。
私はデンハーグにある駅前のINDでした。予約時間よりも早すぎると中に入れてもらえません。早めに到着した場合は、正確な入口の場所を確認したらカフェ等で時間になるのを待ちましょう。

【所要期間】約15分
【持ち物】予約確認書、パスポート

⑨ 銀行口座(個人)開設 9/22   

bunq(オランダのオンライン銀行)は住民登録前でも日本のパスポートを使った本人確認で開設でき、基本料金0円のプランであっても、バーチャルクレジットカートを審査なしで持つことができるとのことだったので、こちらの口座を開設しました。このバーチャルクレジットカードはプリペイド式で、入金しておけばデビットカードのように使えるので、Apple Payと紐付けておくとケータイでの支払いが可能になり、カード払い大国のオランダでは非常に便利です。

店舗に出向いたりすることなく(店舗はありません)アプリ上で認証していけば簡単に開設できます。つまずいた時にもチャットサポートが充実しているので、オンライン銀行ならではのトラブルも回避できるかと思います。なお、開設後3ヶ月以内にオランダの住民情報(BSNナンバー)を追加提出する必要があります。

【banq口座開設URL】
Open a bank account in just 5 minutes! | bunq

⑩ 賃貸契約締結(入居) 9/25   

オーナーと入居先で待ち合わせ、事前にメール受領していた賃貸契約書に両者でサイン記入し、鍵の受け渡し、各施設説明、初期費用の支払いを行いました。
この賃貸契約書のコピーは、次の市役所での住民登録と、前のbanq口座の本人確認にも使われます。

⑪ 市役所にて住民登録 10/20

賃貸契約書にサインが入れば、市役所へ住民登録に行けるので、逆算して市役所への予約を入れます。
市によってWEB予約できたり、電話予約のみだったり様々のようです。
自分が入居する物件の市の役所のWEBサイト内で「海外からの転居」の項目を探しアポイント方法を確認することになります。
すぐに予約は取れるだろうと思い、賃貸契約サインが入ってから予約のアポを入れ始めたのですが、私の住む市は1か月先しかアポが取れませんでした。賃貸契約が締結する前であっても、見通しがたった時点で予約を入れ始めたほうが良かったと反省しています。
当日は市役所内の半個室にて1対1の対応でした。各書類のコピーを取られ、住民登録情報や戸籍情報(家族の名前や出生地など)の入力に間違いがないか担当者がPC画面を見せてくれながら確認していくような面談です。移民対応に慣れている方が担当されているからか、非常に明瞭な英語をゆっくり話してくれ非常に親切でした。すべての確認が終わると、1週間以内にBSNナンバーを郵送で送るので以上です、と言われましたが、実際には3日ほどでBSNナンバーの記されたレターが届きました。

【持ち物】
・パスポート
・INDからのビザ承認予定のレター(⑥)
・サイン入り賃貸契約書
・法定翻訳された戸籍謄本
【所要時間】
市役所での住民登録面談 約30分
BSNナンバー発行まで 3日~1週間

⑫ DigiD申込み 10/23

BSNナンバーを市役所から受領したら、DigiDの申込みをします。
DigiDはDigital IDの造語で、BSNナンバー(日本でいうマイナンバー)と紐づけられて個人を識別します。INDのマイページ(My IND)やKVKの事前登録などはすべてこのDigiDを使ってログインすることになります。

BSNナンバー、生年月日、郵便番号、部屋番号、電話番号、メールアドレス等を入力します。

下記のように、郵便番号と部屋番号を入れる箇所がありますが、
部屋番号にアルファベットがある場合は、左側に数字・右側にアルファベットを入力する必要がありますので、注意が必要です。


住所が ●●●●通り80 部屋番号▲▲, 郵便番号xxxx, oooo市 の場合、
ボックスへの入力は、xxxxと▲▲のみになり、部屋番号にアルファベットがついていないなら最後のボックスはブランクとするのが正です。
私は郵便番号にxxxxを入力の後、誤って部屋番号入力の左側ボックスに
通りナンバーの80を、右のボックスに部屋番号▲▲を入れてしまいました。

次の画面まで進んでしまうと画面操作では修正することができなくなり、電話やメールでの問い合わせ対応が必要になるのでご注意ください。
入力後、3営業日以内にINDからアクティベートコードが登録した住所に送られてきます。

【DigiD申請URL】Apply for a DigiD | DigiD
【所要期間】DigiD申請 約10分

⑬ 移民局(IND)にてIDカード受領 10/27

10/22頃にINDよりIDカード受取り通知が来て、IND予約を入れた10/27にIDカードを受け取りに行きました。

写真撮影の際と同様に、予約時間よりも早すぎると中に入れてもらえません。早めに到着した場合は、正確な入口の場所を確認したらカフェ等で時間になるのを待ちましょう。

【持ち物】・パスポート・INDからの予約確認書
【所要時間】約15分

これで晴れてIDカード(滞在許可証)ゲットです!!!

滞在許可証を取得する前提として、KVK登録や資金投入が先にあるものと思っていましたが、手続きはパラレルに進行していき、⑥の項目でも記載したように6か月以内に事業登録・資本投入がされていなければ滞在許可が遡って取り消される、という前提のもと、KVK登録の前にIDカードを入手する流れとなりました。

⑭ 商工会議所KVK予約 10/30

⑫の申請後に封書で届くコードを使って、DigiDをアクティベートします。

【DigiDアクティベーションURL】Activate your DigiD | DigiD
【所要期間】DigiDアクティベーション 約3分

DigiDがアクティベートできたら、KVKのWebサイトで法人登録をします。
下記サイトに入ると、下のほうに「DigiDでログイン」のボタンがあるのでDigiDでログインし、ビジネスの情報を入力していきます。

事業の住所、法人名、事業の内容の概要、事業の開始日、輸入輸出の有無、従業員の人数、フルタイム/パートタイム形態、KVK登録上の情報開示有無、などを記入します。
すべてオランダ語なので翻訳にかけながら英語で入力していき、最後まで入力すると面談アポ予約の画面に進みます。
KVKはオランダ各所にありますが、場所によって空き状況が全然違います。
私は最寄りのKVKより一つ遠いKVKのほうで翌日のアポが取れました。

【KVK法人登録インプット&面談アポ】
Registering a Dutch eenmanszaak and making an appointment | KVK
【所要期間】約30分 

⑮ 事業登録 KVKナンバー受領 11/2   

KVKへ予約した日時に出向き、事前にインプットした事業内容を1対1の面談方式で確認したのち、事業登記が完了となりKVKナンバーを受領します。
明瞭な英語でゆっくり話してもらえたので難なく終了し、その場でKVKナンバーの記載された用紙を受け取ります。
『Congratulations!』と事業登記の完了に対してお祝いの言葉をかけてもらいました。
登記料の支払いに関するQRコード入りの請求書を渡され、1か月以内に振り込むよう言われました。

【持ちもの】パスポートのみ
【所要時間】約30分
【事業登録料】80€

古い情報では、ここで求められるという話だったビジネスプランは全く不要でした。事前にインプットしてある情報以上のことは特に問われないので、事前インプット以上のことは何も準備する必要はないと思います。
(私は日本の製品を販売する内容で、事業概要に日本の固有名詞を入れていたので、それは実際どういったモノ?と聞かれ、スマホで写真を見せたりはしましたが)

ただし、ビジネスプラン準備については、ビザ手続きとは別にオランダ移住を検討する段階で、自分の中で整理して決断するために作成していました。
項目としては以下の6点で、それぞれについてプレゼンテーション1枚ずつ資料にまとめながら、自分が何をやろうとしているのか?事業として成り立つのか?を検証するという意味では、重要なステップだったように感じています。

⑯ 銀行口座(ビジネス)開設→4500€送金 11/3

個人で開設してあるbanq口座のアプリを使ってビジネス口座を追加で開設します。アプリ内で数分で開設できますが、KVKナンバーをインプットすると自動で会社名が表示され、データが既に繋がっていることに驚きました。

ビジネス口座が出来たらそこへ4500€以上の送金をして資金を投入します。
日本口座からの海外送金はWISEを使うのがお勧めです。多額の手数料が取られる銀行間国際送金等に比べ、圧倒的に手数料が低く便利です。
身分証がないと開設できないので、日本でまだマイナンバーカードを持っているうちに早めに、またはオランダのIDカードが発行されたら、開設手続きをするのが良いでしょう。

【Wise開設】
Wise - グローバルにお金を使えるアカウント | 国境のない金融

2023年の情報を検索すると、追加書類として以下3点をさらにINDに提出するという記述を多く見かけますが、2024年4月以降、これらの提出は不要となっています。
・オープニングバランスシート
・商業登記簿
・銀行ステートメント(4500€)

万が一、追ってINDから提出を依頼される可能性も考慮して、ビジネス口座に4500€を入れた後、banqの残高証明(ステートメント)をアプリ内で発行指示し、エージェント経由で会計士にトス・依頼し、オープニングバランスシートを作成・控えとして保管しています。

以上が、私のビザ取得までの手続きでした。

もし読んで頂き、それだけの価値があったなと思った頂けたら、ご購入お手続きを下さると励みになります!書類やメモをすべて掘り返し、時間をかけて内容を振り返り、最新の情報をビザ手続きを控えた皆さんに少しでも多くご提供できればと考え、纏めさせて頂きました。
(もちろんこのまま購入なしでもOKです!)

また、ご参考になるところがあったらイイね♡よろしくお願いします。

以下のお手続きをして頂いても、更なる情報はありませんので、ご注意ください。
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