【つぶやき読書】なくなりそうな世界のことば(吉岡乾 著)
今年4月に家族だけで結婚式をあげたのですが、その式場近くで夫が買っていた本が、ほんのり好きだなあと思えるものだったのでnoteにも書きとめておこうと思います。
「なくなりそうな世界のことば」という絵本なのですが、とても魅力的な言葉と挿絵がたくさんあって、ぼーっとしながら読めてしまいます。(イラストの西淑さんの絵のタッチがとても好きです)
聞いたこともない土地の、聞いたこともない言語。
それがとても新鮮で、かつ「こんな素敵な意味の言葉があるんだ」とか「こういう景色を言葉で表現しようとするセンス、惚れるなあ〜」と感嘆しては、ページを捲る手が止まりません。
たとえば最初のページ、「ルルン」(ケチュア語)
「豊富に実っている、農作物が大量になっている様」という意味。
言葉の響きも、心が踊る感じがして素敵だなあと思います。
なんだかルンルンしてきません?笑
ケチュア語というのは…
南米の国々がどこにあるか全然知らなかったのですが、この言葉をきっかけに調べたりすると、世界は広いなあと月並みですが感じます。
知らない世界に出会えると、ワクワクしますよね。
読書でも、人との関わり合いでも、幅広くいろんな経験をしたいなあと思う今日この頃です。