チモシー食べない子の奥の手?三晃商会『デリスタイル 食育牧草』
こんにちは、こーです。
リチャードソンジリスやプレーリードッグの特徴の一つに嗜好性の高さがあげられます。これまで食べていたチモシーやペレットを急に食べなくなることはよくあることで、期間を開けるとまた食べ始める事もしょっちゅうです。
本記事では、そんな嗜好性が高いと言われるリチャードソンジリスやプレーリードッ向けの食育牧草を紹介します。
急にチモシーやペレットを食べなくなったら?
可能性としては様々あり、専門的な研究がされていない分原因の突き止めが難しいのもまたエキゾチックアニマルの特徴になります。
嗜好性の変化(飽きた状態)
ジリスの特徴でもあるのでこれくらい可愛いもんです。我が家でもチモシー選びには苦労しております。
老衰や寿命
可能性としてはまず疑ったほうがいいでしょう。体重に大きな変化がないか、行動が大きく変わっていないか要チェックです。
発情期など心身の変化
ジリスは発情期になると食性が大きく変わることがあります。具体的にはそもそも食欲が落ちてご飯を食べなくなることや食べる量が圧倒的に減ります。冬の頭や春先にかけて発情期に入ることが多いです。
食を育む『食育牧草』
ケガや病気
触診しておなか当たりを触ってみましょう。手で触ってわかるくらいの違和感(空気だまりやしこりなど)があればすぐに病院に連れていきましょう。また、歯が欠けてしまったり咬み合わせがずれることで食欲が低下することもあります
チモシー嫌いの救世主⁉食を育む『食育牧草』
三晃商会『デリスタイル 食育牧草』
こちらは文字通り、子供から大人になる過程で、いろんなタイプの草に慣れることで嗜好性の偏りを減らすことに重きを置いた商品になっています。大人になってからではやや手遅れ感は否めないですが、食欲の刺激になればと思い買ってみました。
◆対象:うさぎ・モルモット・チンチラ・デグー・プレーリードッグ
◆主原料:チモシー、メドーフォックステイル、トールオートグラス、オーチャードグラス、ケンタッキーブルーグラス、レッドクローバー、ベルベットグラス、イエローオートグラス、ベッチ、ブラックウィード、タンポポ、オオバコ、カウスリップ、マーガレット、ピンピネラマイオール、パースニップ、ソレル、ツリージャーマンダー、チックウィード、ぺレニアルライグラス、ワイルドチャービル、ヤロウ
◆成分:粗タンパク質 12%以上
粗脂肪 2.8%以上
粗繊維 25.8%以下
粗灰分 7.7%以下
水分 13.0%以下
カルシウム 0.5%以上
内容物としてはイネ科・マメ科・芝といったアルプス山脈でとれた草が詰め込まれた商品です。チモシーメインではない点は注意が必要でジリスの主食にはなり得ません。
成分的にはジリスペレットに近いものですが、こちらがペレット代わりになるものではない点も注意です。
また、SANKOのデリスタイルシリーズとしてはおやつ記事でも紹介したこちらもおすすめです。
あげるときの注意点
チモシーやペレットの代替品にはならない点
あくまで食育牧草であり、主食とすべき牧草でない点は要注意
乾燥材あり) ※要注意
よくチモシー袋に入れてチモシーを食べる様子をSNSで見かけますが、一般のチモシーと違って乾燥剤が入っています。誤って口にしないよう注意
あげすぎ注意
イネ科に加えてマメ科や芝が含まれているため、あげすぎてしまうと栄養バランスや偏食を招く恐れもあります。健康管理のためにも、あげすぎにはくれぐれも注意しましょう。
分量目安
明記されているものではありませんが、我が家ではチモシー量に対してどんなに多くても5:5。基本的にはチモシー7,8に対して2,3量で与えています。ふりかけ感覚。
まとめ
嗜好性が高いエキゾチックアニマル、リチャードソンジリスの食欲刺激用として食育牧草を紹介しました。
嗜好性が高いためあげる量は要注意ですが、奥の手として試してみるのもいいかもしれませんね。
また新しい嗜好性対策の商品がでたら、レビューしてみます。