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レビューRadio現場vol.2『もりちかの介護を始めたきっかけ!』(8分弱で読めますよ)

2020年11月14日。前回800回視聴超えとのこと。
開始1分、お一人どなたかいらっしゃってーと森近さんがおっしゃってましたが、それはきっと私だー!
まさかのオープニングが流れないハプニング。そして髭を伸ばして登場の吉田さん。

リアルに会っていたイベントの“R現場”、ご当地雑煮を食べた第2回。
屋内に大人数だわ、餃子手巻きだわの、今やったら……案件。
三密回避のため、オンラインで現場の話をしていこう!ということで始まったRadio現場。

吉田さんのお髭の話!前回放送時の絵ヂカラの無さに愕然とし、竹野内豊に寄せてイケオジになろうと考えてのイメチェン。ちょいワルにしようとしたら出所3日目に見える風体になってしまったという。

今回は、森近さんの素敵な生い立ちと介護職になった経緯と書いて いきさつ的なことをご紹介!

【画面共有がかわいい】


森近さんの生い立ち!生まれはNY!お父様が音楽関係のお仕事をされている関係(サックス奏者さん)で渡米されていた時にハドソン川で産湯に浸かったとかそうでないとか。
その後、浦安へと。


小学校時代は、とにかく勉強、勉強、また勉強の毎日。親御さんから「食いっぱぐれないように」との訓示を受けて。
そして、その勉強の合間に「蝶のリハビリ」をされていたという自称・陰キャの森近さん。
羽が折れて瀕死の蝶を、滑り台を使って助走をつけてなんとか飛ばそうと頑張ったという。家では蝶の折れた羽を伸ばす施術を数日かけて行い、その後に蝶を、肩に載せて散歩してみたところ、ファーっと飛び立つ瞬間があるのだとか。
その度涙を流していたとのこと(何回もしとったんかい)。
以上、森近さんが介護を志した原体験「傷ついた蝶を立ち直らせる小学生」の巻。

小6の頃は陰キャから陽キャへとエクストリーム・クラスチェンジ!していたとのこと。
そしてその頃 したためた「物」という日記をお披露目。七五調ですね。小6で名言を生み出すという。この時点で既に哲学的(内容は本編を是非!)。

中学校時代には私立の進学校に入学。ここで初めて、周りが勉強できる奴らばかりであったがゆえの挫折を味わう。プロ野球球団入りした高校球児的な、あるいはNSCに入った学校一の芸人気質の子のような衝撃を受けたという。
そこでなぜか、筋トレを始めて腹筋をバキバキに割るというブレイクスルーを。
演劇部に所属され、顧問の先生に「バスケットボールをお腹に落としてください!」と懇願するという、なにそのピンクレディ物語?だから滑舌が良いのか、森近さん!
演劇部では、インパクトのある脇役が好きだったという(男役やお婆ちゃん役、はては悪役まで)芸達者な森近さん。

中学生活も終わりに近づき進路を考え始めた森近さん。進学する高校を偏差値とかブランドで考えたという。
あとはモテ系を志す…よりは、変顔の追究などをして10代を過ごしてきたとのこと。

高校では文系を選択。
高校生の頃、電車で具合が悪くなっても誰も助けてくれず「この社会って冷たいな……」ともやもやした思いを抱いていたと。そんな社会を変えていきたい!と思い、ここでなぜか政治家を志す
社会を変えるためには、政治家にならねば!と考えたそうで、政治家になるためには法学部に行かねば!と受験勉強を頑張り抜いたところ、ストレスで眉毛を全抜きしてしまったという。勉強の合間に無意識のうちに抜いていたら、抜くものがなくなるまでいっちまったらしい。
しかし、まさかの法学部全落ち。からの社会福祉学科との出会いが待ち受けていた!そして、進学。

社会福祉士学科に進んではみたものの、介護の仕事のイメージ=3K(キツい、汚い、給料低い)と関わるものだから、テンションダダ下がりだなーと思っていたのだけれども、学業を進めていくうちに社会福祉学にどっぷりハマってしまったそうです。

社会福祉学は、まさに勉強したいことだった!

人の内面について深く考えるだとか、関わりについて考察するだとか、人をイキイキさせる手立てを模索するだとか、小さな頃から湧き上がっていた思いが、学問と かっちりハマったとのこと。

学生時代にさまざまな生業体験(と書いてアルバイト!)をしてみたが、どれもときめかない。
それらは、カフェやアパレル、官庁に工場、記者、それに某テーマパークのキャストなどなど。色々やってみたけど、どれもしっくりこない。カフェに至っては物品を落としまくって迷惑をかけていたのだとか。
しかし、現在働かれている通所介護はカフェを併設しているし、ライターとして記者経験が活かされているしで、バイト経験は一滴も無駄ではなかった。けれども、一番楽しかったのが介護のお仕事であったと森近さんは語ーる(2022年W杯ネタ・この年の12月下旬に書いてます)。

森近さんが介護の仕事をしていてすごく大事にしている言葉。それはマザーテレサの、
「人生のたとえ99%が不幸だとしても、最後の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる」
というもの。
【人は最新の体験で全てを語る、良くも悪くも。だとしたら爾今に集中することで悲しみを救い上げる手助けができる と私は解釈しました】
森近さんが特に高齢者介護に寄り添い続けているのは、このマザーテレサの言葉に強く共感されているから。
そして、政治家になって社会を変えるという10代の頃の野望は、
「最後の1%を幸せに過ごせる人、そしてそれを応援する人を増やし、あたたかい社会に変える」「現場で働くだけではなく、発信をしていく」という志に変化していったのだという。
発信と教育、介護を“養う”ための二本柱。

そういえば今回、介護リーダーズのPRESENTイベントの真裏で配信しているRadio現場。
(このときはPRESENT_25と題して、『問いのデザイン』の安斎勇樹さんがゲストの回。私はRadio現場の配信視聴後に参加しましたよ)

変わっては、質問がいくつか来たので、それにお答えしていくコーナー。画面共有の準備中にモノマネで尺を稼ぐ吉田さん。

Q.「今一番やりたいことってなんですか?」

吉田さんは、訪問介護のでぃぐにてぃに役割を持たせたい。ご利用者家族が世帯分離をしなくてもいいようにシェルター的な役割を持つとか、職員が「子どもさんのケアをしてみたい!」といったから、共生型デイも視野に拡大をしていきたいとのこと。
具体的にいうと、おでんとか焼き鳥とか酒が飲めて、夜もやってるデイサービスを作りたいと。吉田さんが家庭で怒られた時のシェルターを兼ねる場所づくり。
釣り堀にいきたい人、パチンコにいきたい人……とバラバラに行動し、そして誰もいなくなるデイサービスを目指したい!とやりたいことが目下増殖中。
ドMなので怒られることをいっぱいしたいと語る吉田さん。
プライベートでは、とにかく飲みに行きたいとのこと。チャンスですよ!
「飲むととってもイイ人」とご家族からのお墨付きの吉田さん。当時はコロナ第3波で既にオンライン飲み会には飽きているという。
それから海に行きたいともおっしゃっていましたがそれにつきましては、次回に続く。

森近さんは、仕事の方は、色んな人たちが集まって、色んな材料を持ち寄ることですごく素敵な化学反応が起こることが面白く、そこを深掘りしていきたいとのこと。そしてプライベートの方では、やっぱり歌って踊りたいとのこと。観劇等をすると感動すると共に「私もこのステージに立ちたい!」とテンションが爆上がりするという。
講演や研修で、良いマイクを用意してくれる会場が好きだと豪語する筋金入りの舞台プレイヤーである森近さん。

歌い踊る回を作ろうと企画中のRadio現場。
最後にオープニングを流すという斬新な演出の第2回なのでした!

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