仮面ライダーリバイス第47話「朝影の反乱、変身の代償」
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朝影:先日の戦闘データを組み込み…ようやく…ようやく完成した!
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明美:渡、もう行くの?
渡:うん、外ですみれが待ってるし
『ギフの遺伝子を持つ人間はまだ残っています。脅威が去ったと安心するのはまだ早いのではないでしょうか?』
明美はTVの電源を落とした。
明美:はい!気にしない気にしない!あなたたちは胸張ってればいいのよ!
すみれ:渡〜まだ〜?
渡:ごめん、すぐ行く!
渡:それじゃあ行ってきます!
すみれ:行ってきます!
明美:行ってらっしゃい!
腕を組みながら渡とすみれは学校に行った。
玲:私も行ってきまーす
ラブコフ:れーいっ!お弁当忘れてんでーっ!
学校へと行く玲の前にひかるが現れる。
玲:ひかちゃん?おはよ!どうしたの?
ひかる:さよならを言いに来たんだ
玲:えっ…?な、なんで…?
ひかる:私に出来ることは終わった。これからはデッドマンズとしての罪を償うの
玲:…また会えるよね?
ひかる:きっとね
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その頃ヒロミとヒカリはウィークエンドの本部の片付けをしていた。
ヒロミ:タカセ。結局、引き取りに来なかったな…
ヒカリ:よいしょ…重っ…
ヒロミ:ヒカリ。無理するな
ヒカリ:すいません…
……
……
ヒロミ:はぁ…はぁ…はぁ…
……
……
ヒロミ:はぁ…はぁ…はぁ…
ヒカリ:すいません…無理させちゃいましたね…
ヒロミ:き、気にするな…はぁ…はぁ…
玉木:ヒカリー!ちょっと来てくれー!
2階から玉木がヒカリを呼ぶ。
ヒカリ:どうかした?
玉木:この汚れとれないんだけど、どうしよっか?
ヒカリ:ああ、大丈夫。これ、前からあったから
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朝影:見つけたよ
ひかる:朝影さん?
朝影:…変身
朝影は変身し、ひかるに襲いかかった。
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ボン:一発目の記念すべきゲストはこの方々!
かつてデッドマンと契約し、○○達に救われ、罪を償ったバイチューバのボンが活動を再開していた。
○○:ど、どうも〜
バイス:いやっほー!
バイス:ボンちゃん!シャバの空気はいかがですか?
○○:おい!
バイス:へへっ笑お勤め、ご苦労様でーす
ボン:でも、本当にお2人のお陰です。じいちゃんも喜んでくれました。本当にありがとうございます
子供:サインしてください!
○○:サイン?いいよー!
次々と子供にサインをせがまれる○○。
バイス:おーい?こっちにもいるよ〜?
すると○○のガンデフォンに着信が入る。
○○:ちょっと待ってね
○○:どうした?
デモンズ📞:○○さん!今すぐ来てください!アギレラ様が襲われました!
○○:なに!?
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朝影:はあっ!
デモンズ:グハッ!
『インパルスゲノムフィニッシュ!』
朝影:はあぁぁぁっ!
玉木:うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
○○:玉木!
朝影は変身解除した。
○○:タカセさん…
バイス:タカちゃん。こりゃ一体どうゆうことよ!?
朝影:ようやく完成したんだよ。悪魔の力には頼らない。人類の、人類による、人類のための、最強のライダーシステムがね。ギフの力が残っている以上、本当の平和は訪れない
○○:…どういう意味ですか?
『ジュウガ!』
朝影はドライバーにバイスタンプをセットした。
『レックス! メガロドン! イーグル! マンモス! プテラ!』
朝影:人類の未来のため…現存する全てのライダーシステムを…仮面ライダーを駆逐する。それが私の最後の指名なのだ。
『ライオン! ジャッカル! コング! カマキリ! ブラキオ!』
朝影:変身!
『スクランブル!』
『十種の遺伝子、強き志』
『爆ぜろ、吠えろ、超越せよ』
朝影:仮面ライダー…ジュウガ!
『Go Over…!』
朝影は仮面ライダージュウガに変身した。
○○:平和になった世界に、俺たちは邪魔ってことですか?
ジュウガ:理解が早くて…助かるよっ!
○○&バイス:くっ!
○○はリバイスドライバーを取り出す。
バイス:やめとけ!これ以上、家族のことを忘れたいのか!?
○○:でも…!
バイス:分かってるよ。俺っち一人で変身すれば記憶への影響も少ないんじゃねぇか?
○○:…頼んだ
バイス:おっしゃ!
「ギファードレックス!」
バイス:変身!
バイスはアルティメットバイスに変身し、ジュウガに挑む。
○○:玉木!大丈夫か!?
渡:ひかるさん!
ヒロミ:タカセ…
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『インパルスゲノムフィニッシュ!』
ジュウガ:ハアッ!
バイス:グワァァァァァァァッ!
バイス:いてぇじゃねぇかよ!何すんだ!
ジュウガ:うっ…!
ジュウガ:まだ体に馴染まないか…
ジュウガはトンネルを突き破り撤退した。
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渡:玉木もひかるさんも無事だ。心配ない
玲:全ての仮面ライダーを駆逐するって…私たちにギフの遺伝子が残ってるからって、おかしいよ…
ラブコフ:れい、元気だして
○○:タカセさん。本気だったな
○○達が話しているところに元太と明美が帰ってくる。
明美:どうしたの?あんた達、そんな暗い顔して!
元太:今日は唐揚げだぞー!
バイス:よっしゃ〜!俺っち唐揚げ大好き!
○○:すいません。お客さん。銭湯は15時からなんですよ。後少し、待って貰えますか?
渡:…兄ちゃん?何言ってんだ…?
○○:えっ…?
元太:○○…まさか…!
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ヒロミ:一体どういうつもりだ!
朝影:聞いてただろ。全ての生物種の遺伝子を完全に制御出来るこのドライバーで、真の平和をもたらす
ヒロミ:本当にそれが目的か?
朝影:それ以外に何がある?
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バイス:俺っちだけ変身しても、○○の記憶の影響は減らなかったみたい…ごめんなさい!
元太:○○のためを思ってやってくれたんだろ?ありがとなバイス。記憶が無くなっても…○○は家族だ。それに変わりは無い
明美:そんな簡単に…受け入れられないわよ…
ラブコフ:ママ…
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○○:記憶のこと、ずっと黙っててごめん…
渡:謝らないでくれ。元はと言えば俺のせいだ。あの時…俺が変身出来てれば…
○○:後悔はしてないよ。家族を守るためだったから
玲:それでも…家族の事を忘れちゃったら意味ないじゃん…
カゲツキ:何かを得るためには何かを失う。等価交換だ。それを覚悟してお前達も俺達悪魔と契約したんだろ?
玲:カゲツキは黙っててよ…
カゲツキ:○○とバイスはそういう契約だったってだけだ。嘆いても現実は変わらねぇ
玲:簡単に言わないでよ!
カゲツキ:変えられないなら…!タカセを倒すしかねぇだろって言ってんだよ
渡:急に出てきやがって…悪い、玲。
玲:渡くん…カゲツキの言う通りだよ。私たちで戦おう!
渡:ダメだ…。タカセさんの強さは尋常じゃなかった。俺たちだけで勝てる保証は無いし…兄ちゃんを巻き込むかもしれない…
玲:じゃあどうすれば…
渡:残りのバイスタンプとドライバーを全部返そう。そうすれば、タカセさんを説得出来るかもしれない
玲:確かに…それならいけるかも
○○:もしタカセさんが受け取らなかったら?
渡:流石に戦うしかないだろうね。でも、兄ちゃんに変身させない
○○:その時は俺も…!
バイス:○○。選択の余地は無いって
バイスは○○からリバイスドライバーを取り上げる。
バイス:渡、頼むわ。
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愛奈の墓前にウィークエンドライバー、デモンズドライバーを投げ捨てる。
朝影:…
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朝影:君たちの方から出向いてくれて嬉しいよ
渡:今の俺たちに、戦う理由は無いはずです
朝影:では家族のために戦え。私には私の理由がある
渡は朝影にリバイスドライバーを差し出す。
朝影:なんだ、これは?
渡:俺と玲、父ちゃんのドライバーも全て渡します。だから、もうこれ以上俺たちの家族から何も奪わないでください
朝影:それじゃあ…意味が無いんだよ!!
渡:ぐはっ!
『ジュウガ!』
玲:タカセさん。手加減出来ませんけど、いいんですか?
朝影:アハハハハハ…!嬉しいよ!その方が証明出来る!
渡:証明…?
『レックス! メガロドン! イーグル! マンモス! プテラ! ライオン! ジャッカル! コング! カマキリ! ブラキオ!』
朝影:変身!
渡:変身!
玲&ラブコフ:変身!
『スクランブル!』
『十種の遺伝子、強き志』
『爆ぜろ、吠えろ、超越せよ』
『仮面ライダージュウガ!』
『Go Over…!』
『仮面ライダーエビリティライブ!』
『仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!』
ライブ:ハアッ!
ジュウガ:フッ!ハアッ!
ジャンヌ:ラブちゃん合体!
『We are! We are! 仮面ライダー!インビシブル!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!』
ジュウガ:ハッ!
ライブ:グワァァァァァァァッ!
ラブコフ:はあっ!おりゃっ!
ジャンヌ:ハアッ!
ライブ:ハアァァァッ!
ジャンヌ:タアッ!
『クラッシュゲノムフィニッシュ!』
ジュウガ:ハアァァァッ!!
ライブ:グワァァァァァァァッ!
ジャンヌ:うわぁぁぁぁぁぁっ!
○○:渡!玲!
『アメイジングフィニッシュ!』
ジュウガ:タアァァァァッ!
ジャンヌ:うわっ!?
ジュウガ:フンッ!ハアッ!
ジュウガ:オラァァァァッ!
玲:うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
『アメイジングフィニッシュ!』
『エビリティパーフェクトフィナーレ!』
ライブ:ハアァァァァーッ!!
ジュウガ:ハァァァァ……ハアッ!
渡:ぐわぁぁぁぁぁっ!!かはっ!
○○は転がったリバイスドライバーを取りに走る。
それをバイスが制止した。
バイス:ダメだ!○○、家族のことを忘れちまうぞ!
ジュウガ:いいぞ。変身しろ
渡:兄ちゃん…!やめろーっ!
玲:○兄!だめーっ!
○○:俺の家族に…手を出すな!
To be continued...