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仮面ライダーギーツ 31話「慟哭Ⅶ:天国と地獄ゲーム♡」
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ナギ:ジャマトが人類と戦うゲーム、ジャマトグランプリ。ジャマトの犠牲は払ったけど、ナーゴを戦線離脱させることに成功。いよいよ、運命の決戦!人類の不幸を、とくとご覧あれ!
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アルキメデル:どうだい?私の肥料は美味しいだろう?
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アルキメデル:アハハハハ!愛すべき我が息子よーーっ!
大智:ああ、理解不能だね。自分自身を肥料にするなんて
アルキメデル:アイタタタ…
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ナギ:はあ…あの人、ピュアだから。ジャマトを愛でたくて愛でたくて仕方ないのよ
一紫:フンッ
ナギ:ジャマ神の座に王手がかかって余裕ね
一紫:そんなんじゃない
ナギ:フフフ…。イッチーが有終の美を飾るゲームを始めましょう?
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圭介:はいどうぞ、世界一美味しいたぬき蕎麦です
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海月:どうしちゃったんだろ?ひかるちゃん…。ヒカルンTVの配信、全然やらなくなっちゃった…
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圭介:家出して、帰るところでも探してるんじゃない?
海月:ああ…ヒカルンTV無しでこの先、どうやって生きていけばいいの〜?
圭介:幸せになれればいいけど…
海月:それ誰に言ってるの?私?ひかるちゃん?
圭介:みんなだよ、世界中のみんな!
海月:あ〜もう!やけ食いしてやる!
海月はそばのスープをがぶ飲みし始めた。
すると地震が起こった。
海月:フゴッもう〜!言ってるそばから!こんにゃろう…
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圭介と海月は外に出た。
圭介:街が浮いてる!?
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海月:なにあれ!
すると床にカラフルな輪が現れる。
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さらにジャマトが現れ、人々を襲い始めた。
圭介:変身!
『GREAT』
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『READY FIGHT』
圭介はタイクーン レイジングフォームに変身した。
圭介:逃げて!
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海月:来ないで!
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ジャマトが海月に襲いかかる。
圭介:姉ちゃん!
海月が赤い輪の中に入るとジャマトは攻撃してこない。
邪神:審判の時だ。幸せになりたければ、好きな色を選べ
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男:みんな、丸の上に乗れ!襲われないぞ!
人々は次々と輪の上に乗る。
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邪神:地獄の色が定まった。今、地獄は赤い!敗者は地獄に落ちるがいい
海月:いやああああーーーっ!
圭介:姉ちゃん!
『TAKE OFF COMPLETE JET AND CANNON』
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『READY FIGHT』
圭介はタイクーン コマンドフォーム ジェットモードに変身し、落下した人々を救出した。
海月:死ぬかと思った〜!
女:あぁ…っ!
落下しそうになった女を○○が助けた。
○○:大丈夫か?
女:ありがとうございます
○○:新手のゲームか…
一紫:その通りだ。人間、最後に行き着くのは天国か地獄と相場は決まってる
○○:逃げろ
女:はい!
『SET』
○○:どんなゲームだろうと、俺が勝つ。変身!
『BOOST MARK Ⅱ』
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『READY FIGHT』
○○はギーツ ブーストマークⅡに変身した。
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ナギ:さあ、始まったわよ。ジャマトグランプリ最終戦、天国と地獄ゲーム。ウフフフ…
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ナギ:あれこそ、天国を見守る女神の姿
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ナギ:しかし、女神が課した選択で間違えた者は地獄行き
落ちていく人々が泡となって消えていく。
ナギ:正しい選択をすれば生き残り、次の試練に挑戦できる。そして最後まで生き残った人だけに、幸せになる権利が与えられる
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ナギ:(ゲームの参加者は街の人達だけじゃない。あなたたち仮面ライダーも全員よ。ツキメ、あなたもね)
チラミ:プロデューサーは大人しくしてて。万が一、あなたのヴィジョンドライバーが奪われたら、一巻の終わり。創世の女神の力をあいつらに奪われてしまうからね
サマス:元はと言えば、あなたのせいでしょ
チラミ:ですよね〜
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ルークとダンクルオステウスが圭介に襲いかかる。
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ダンクルオステウス:ジャ
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圭介:ぐっ…
圭介:落とされてたまるか!
圭介:はあっ!
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一紫:ふんっ!ふっ!はあっ!
一紫は○○を追い詰めていく。
『JYA-JYA-JYA STRIKE』
一紫は蔦で○○を拘束し、投げ捨てた。
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『LASER BOOST』
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『『READY FIGHT』』
○○はギーツ レーザーブーストフォームに変身した。
○○:俺を落とそうとしても無駄だ
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邪神:次なる審判は、明日の正午。心して備えよ
ルークとダンクルオステウスが撤退していく。
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○○と一紫は変身解除し、圭介が駆けつけ、ナギが現れる。
ナギ:天国と地獄ゲームはまさに、この世界の縮図よ。大勢の犠牲者の上にたった一人の幸せが成り立つ不公平な世界。それが、デザイアグランプリ
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圭介:どういう意味だ?
ナギ:これまで、数え切れないほどゲームで多くの犠牲者を生んできた。彼らの幸せは女神の元へ集められ、たった1人の勝者が大きな幸せに変えられる…。それがデザイアグランプリの真実
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一紫:敗者の幸せを奪って勝者だけに与える…。そうやって、人々の幸せを支配してきたのか創世の女神だ
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○○:何が言いたい?
ナギ:フフフッ…そんな残酷なことをしてきた創世の女神の正体って、何者かしら?フフフッ…
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○○:正体…?
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圭介はサポーターであるケケラのもとへ。
圭介:デザグラで犠牲になった街の人達の中には、世界が創り変えられても、救われなかった人達がいた
ケケラ:お前の両親のようにか…?
圭介:その時のデザグラで、ライダーが全滅したからって聞きましたけど、どうして…?
ケケラ:世界を創り変える力に変えられたんだよ。そもそも世界中の幸せの総量ってのは決まってる。誰かがお金持ちになりゃあ、誰かが貧しくなるようにな。つまり、デザグラで失われた幸せが、別のデザ神の幸せに変えられたってことさ
圭介:…そんな
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○○はツキメのもとへ足を運ぶ。
ツキメ:アムッ うん。美味い。
サマス:ツキメ様、2度漬けは禁止です
ツキメ:そうなのか…
○○:話がある。創世の女神はいつどこで生まれた?何者なんだ?
ツキメ:そんなことを聞いて、どうするつもりですか?
○○:ずっと疑問に思っていた。俺は一体、何者なのか…なぜ、前世の記憶を持つ俺みたいな存在が生まれたのかって…
ツキメ:そう、本来…君は、生まれるはずがない人間だ
○○:お前たち、未来人と俺たち、現代人との間で子供が生まれるはずがない。そういう意味か?
ツキメ:そもそも体の構造が違うからね
○○:だとしたら、母さんはどうやって俺を産んだんだ…
ツキメ:あったのさ、可能にするすべが
○○:その方法があるとすれば…ただ一つ
圭介:…
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少年:僕たち、助かるの?
海月:大丈夫だよ。きっと助かる
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女子高生:あんなやつがいなかったらこんなことには…!
海月:とにかく、穴に落ちないようにみんなで力を合わせよう。ねっ?
圭介:…
海月:…どうしたの?そんな怖い顔して…
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圭介:…いや
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○○:俺の母さんは…
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圭介は○○を遠くから見張る。
大智:ようやく難問の答えにたどり着いたかな?
○○:ナッジスパロウ…
大智:本来結ばれるはずのない未来人と古代人、誰よりも幸せになりたいと願った彼女は忌まわしき力を手に入れた。人々の幸せを奪い、大いなる理想の世界に創り変える力を…
○○:母さんこそが…創世の女神…
圭介:それ、本当なのか…?
大智:ああ。僕はこの目で見たよ。ヴィジョンドライバーに記憶された歴史をね。
大智:あの神は、創世の女神を模造したものさ。創世の女神は人類とジャマトを争わせ、世界術の幸せを支配していた
圭介:そんな…
大智:そして…かつて、人々の幸せを犠牲にして誕生したのが…君だ。女神の申し子、的野○○
圭介:父さんも母さんも…、俺たち家族はただ、家族で一緒に暮らせれば、それだけで幸せだった…。なのに…創世の女神が、そんな幸せすらも奪ったんだ…!誰かの幸せを叶えるために…みんなが何したっていうんだ…小さい子供たちだっている…なんの罪もない人たちをゲームに巻き込んで、些細な幸せすらも奪ったんだッ!俺は見捨てたくない…どんな人たちも
圭介は走って現場へ向かった。
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邪神:さあ、第2の審判の時だ
人々は円の上に立つ。
女子高生は悩んだ末黄色の円の上に立つ。
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邪神:地獄の色が定まった。今、地獄は…黄色だ
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女子高生:ああっ!
海月:捕まって!
ジャマト:ジャッ…ジャッ! ジャッ!
ジャマトは海月を何度も踏みつける
海月:止めて!邪魔しないで…!
圭介:止めろ!
圭介はジャマトを押し退け、女子高生の手を掴む。
圭介:こんなゲームは馬鹿げてる!小さくても幸せは誰にも平等にあるべきだ!
圭介は海月と一緒に女子高生を引き上げた。
『SET』
圭介:変身ッ!!
『NINJA』
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『READY FIGHT』
圭介はタイクーン ニンジャフォームに変身した。
圭介:みんなの幸せは…俺が守る!
圭介はポーンジャマトを倒していく。
圭介:ふっ!はっ!はあっ!
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ルーク:ジャッ!
圭介:俺が…守るんだ…!俺がァッ!
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圭介はルークを蹴り上げ、穴へ落とした。
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ルークは泡となって消えた。
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ジャマト:ジャー
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女子高生:え?
女子高生の足場の円が紫から黄色に変わる。
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女子高生:どいて!
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男:うわーっ!
海月:ええっ…!
女子高生:生き残るのは…私!
圭介:そんな…あ…あぁ…
一紫:ふんっ!
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一紫の攻撃を受け、圭介は穴に落ちかける。
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一紫:女神の支配からは逃げられない!
『REVOLVE ON』
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一紫:人よりも幸せでありたいと願う奴がいる限り、争いは終わらない。だったら勝者になるしかない!女神を利用して、理想の世界を手に入れるためにな!お前が消えれば誰かを幸せにできるぞ。それが本望だろ?
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圭介:俺は諦めない…。いつか必ず…!この世界を…!
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一紫は圭介を穴に落とした。
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圭介:この世界の…幸せを…
圭介は泡となって消えた…
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海月:圭介ぇぇぇぇぇっ!!
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ケケラ:…こんな最後、笑えねぇ…。平岡圭介
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その後、たくさんの人々が落下し、消滅していく。
○○:母さん…
一紫:タイクーンは俺が消した。あとはお前だけだ、ギーツ。天国か地獄か、俺たちの行き先を決めるぞ
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アルキメデル:ルークまで逝ってしまったかぁ…!
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ダンクルオステウスはIDコアを貪り食う。
アルキメデル:お前だけが頼りだ。ジャマトの理想の世界をお前が創るんだ
大智:?
アルキメデル:栄養が欲しいか?うん?いくらでもくれてやるぞぉーっ!
ダンクルオステウスはアルキメデルを食らい始める。
アルキメデル:そうだ!ハッハッハッハッハッ…!う〜んと食べて、大きくな〜れ〜!
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アルキメデルを食らい尽くした。
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ダンクルオステウスはアルキメデルの姿に変わる。
アルキメデル:理想の世界を叶えるのは……“私”だ
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大智:…!
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To be continued...