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仮面ライダーギーツ 40話「創世Ⅱ:タイクーン覚醒」

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大量のジャマトに囲まれるギーツIXとひかる。

○○:俺が創り変える。誰もが幸せになれる世界に

ひかる:えっ…?

○○:ナーゴ、君もな

ギーツIXはギーツテイルでひかるを遠ざけ、ジャマトを圧倒した。

小さなジャマトもすべて撃ち抜き、撃破した。

ジャマトになった人はすべて元に戻り、○○は変身解除した。

○○:やはりな。人間に寄生してジャマトに変わっていたか

そこへ圭介と一紫が現れた。

圭介:○○

一紫:お前に話がある

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○○はサロンへと帰ってきた。

ツムリ:お帰りなさい。○○様

○○:帰ってきたのは俺だけじゃない

圭介と一紫もサロンへと入る。

ツムリ:どうしてここに?

一紫:ナギに会った。

圭介:俺はケケラに。あの二人、女神の力を使ってこの世界に残ってたんだ

○○:というわけで、俺のデザグラにエントリー希望だそうだ

ツムリ:よろしいのですか?たとえ戦っても、理想の世界が叶う訳では…

圭介:もちろん、デザグラの犠牲者を復活させたい気持ちは変わらないけど…今は守れる命を守らないと

一紫:ジャマトも、ナギもデザグラが残していったゴミだ。片付けなきゃ、全てが終わったことにはならない

○○:決まりだな。ツムリ

ツムリ:はい。おめでとうございます!今日から、あなたたちは仮面ライダーです!

圭介と一紫にIDコア、ドライバー、バックルを手渡した。

○○:最終目標はこの世界に生き残ったジャマトを全て討伐することだ。長い戦いになるのを覚悟してくれ。ジャマトに妙なことが起きている

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ニュース:森田財閥の総帥、森田光國容疑者は国家安全保障上の重大な過失があった疑いが持たれ、東京地検が取り調べを行っていて…

伊留美:もう…何もかもがおしまいよ…

後ろからひかるが帰ってきた。

ひかる:帰ってくるつもりはなかったんですけど…お父様のこと…大丈夫かが気になって…

伊留美:ひかる…!

伊留美はひかるに駆け寄り抱きしめる。

伊留美:あっ、ごめん…ごめんなさい…

ひかる:なんで謝るんですか…?

伊留美:財閥のことしか考えてなかったあの人のせいで、あなたを、ひかりの身代わりにさせてしまって…あなたがいなくなって、ずっと考えてた…。ひかる…あなたを愛した日々は私にとって嘘じゃなかったって…だからお願い!うちにいて!?お願いひかる!ねぇ、お願い!お願い!!

ひかる:ごめんなさい!約束してるんです。新しい住まいの準備を…友達と一緒に…

ひかるはお辞儀をし、家を出ていった。

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海月:えっ!?ライダーに復帰した!?

圭介:街がジャマトの危険にさらされている以上、見て見ぬふりは出来ないからね

海月:はぁ…やめてって言っても、きっと聞かないんだろうね

圭介:世界が平和になるまで就活はお預けかな…

海月:よし!姉ちゃんも力になるか!

圭介:…はい?

海月:ちょうどアルバイト、増やそうと思ってたし、圭介が仮面ライダーに専念するなら、その分、姉ちゃんが稼いだる。任しとき〜!

圭介:ありがとね

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サマス:ナギ、ケケラ、打倒ギーツのために手を組みましょう

ケケラ:お前ら…

サマス:デザイアグランプリのプロデューサーサマスとゲームマスターのジットよ

ジット:お宅らの悪名は聞いてるよ〜。ケケラ、ナギ

ナギ:あなたたちに手を貸してなんのメリットがあるわけ?

ジット:最上級のステータスを誇るブラックカードだ。これがあれば、プレミアムな力が与えられる

ケケラ:へぇ〜、悪くない話だな

サマス:ヒガメ様はあなた方の活躍に期待しています。第二の創世の女神を完成させるために

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ツムリ:今のことろ、ジャマトの動きはありませんが、ジャマトの出現場所にに気なる存在が…

サロンに謎の人物の映像が映し出される。

ツムリ:アルキメデルはすでに討伐したはずです。ジャマトを操るこの人物は一体…?

○○:…警戒が必要だな

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男:僕はどこまでも進化する…

ナギ:せっかく拾っておいてあげたのに、ほんとに使わないの?ナッジスパロウ

大智:そんなものは必要ない。僕が理想の世界を…全人類の記憶を…手に入れる方法はただ一つだ

大智はジャマトの幼体を食べ始めた。

ケケラ:はっ…はは…大した度胸だ

大智:ほらこれも、素晴らしい品種改良だろ?

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店長:平岡さんね。派遣会社の仕事をされているようですが、なぜパートを?

海月:弟の分も生活を支えたくて…。特に副業禁止の規則もないので

店長:そうですか。うちも人手不足なので、助かります

面接中、外から悲鳴が聞こえた。

海月と店長が外へ出るとジャマトが人々を襲っていた。

店長:うわっ!?な、なんだあれ!?

海月:私に任せてください!

海月はヘルメットを被り、モップを武器にした。

店長:ええーっ!危ないよ、平岡さん!

海月:お店を守るのが仕事なので!

海月:やあーーーっ!

海月はモップでジャマトを滅多打ちにする。

海月:今のうちに逃げてください!

そこへ大智が現れた。

海月:うわっ!ジャマトかと思った

大智:こんな所で会うなんて奇遇だね

大智はジャマトに蹴りを入れる。

大智:気をつけて。ジャマトが厄介な進化を遂げてるみたいだから

海月:進化?

大智:ジャマトは人間の体に寄生する。ステージ1.症状が軽いうちは寄生ジャマトを体から追い出して元の姿に戻れる。ただし、ステージ2に移行すると…

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圭介:遅いな…姉ちゃん…

その時、海月から連絡が入った。

圭介:「大智くんに会った。ジャマトについてわかったことがある」…何があったんだよ、姉ちゃん…

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朝になっても海月が帰ってこない圭介はサロンへ赴いた。

圭介:ツムリ!なにか強力なバックルはないのか!?ブーストとかスロットとか!

ツムリ:…何をするつもりですか?

圭介:大智のところに行くに決まってんだろ!姉ちゃんにもしもの事があったら…俺は絶対に許さない…!

ツムリ:申し訳ありませんが、新たなバックルはもう…

○○:探しに行くか

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○○と圭介は大智の通う大学に足を運んだ。

○○:よう

大智:どうかした?怖い顔して

圭介:姉ちゃんに何した?昨日会ってんだろ

大智:2、3分立ち話しただけだよ。ジャマトの寄生についてね

○○:寄生?

圭介:じゃあなんで帰ってこなかったんだよ!?

大智:そんなこと言われても、そのあとのことは知らないよ

○○:俺を化かそうたってそうはいかないぞ。お前は何を隠している?

大智は不敵な笑みを浮かべた

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ジット:ツムリの力はすでに覚醒している。後はいつ、息の根を止めて女神にするか…

サマス:ギーツがそばにいるうちはリスキーよ。まずは、あいつらをバラバラに…

ウィン:相変わらずだな。お前ら運営は

サマス:あなたは…パンクジャック

ウィン:なんでも駒にして操って、いけ好かねぇ奴らだ

ウィンとジットは格闘を始めた。

ウィン:いっ…てぇ!

ジット:お前も操ってやろうか?

ウィン:もうその手には乗んねぇよ。ツムちゃんはお前らの道具にはさせねぇ

サマス:ツムリは我々運営のモノよ

ウィン:今は違う。○○の姉ちゃんだ

ジット:守れるもんなら守ってみろ

ジットとサマスは去っていった。

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一紫:怪物が現れたのはここか

警官:ちょっ…危ないよ!

『SET』

一紫:俺が片付ける。変身!

『ZOMBIE』

『READY FIGHT』

一紫はバッファ ゾンビフォームに変身した。

バッファは謎の塊に近づく。

すると塊からジャマトが生まれた。

バッファはジャマトに攻撃していく。

ナギ:あれー?あなたが手にしたライダーをぶっ潰す力はどうしたの?

一紫:もう俺には必要ない!今の敵はお前もジャマトだけだからな!

ナギ:今更救世主を気取ろうだなんて、アハハ…そうはいかないわよ

一紫:かかってこいよ。お前もまとめてぶっ潰してやる!

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圭介:姉ちゃんはどこだ!

大智:どこだっていいじゃないか。どうせこの世界は…僕が支配するんだから

○○:離れろ!タイクーン!

大智はマーレラジャマトに姿を変えた。

大智:僕が新世界のジャマ神となるのさ。全人類よ記憶を宿してね…

2人:変身!

『DYNAMITE BOOST』

『GEATS IX』

『NINJA』

『READY――FIGHT!!!!!』

『READY FIGHT』

○○は仮面ライダーギーツIXに、圭介はタイクーン ニンジャフォームに変身した。

○○:ふっ!

ギーツIXの銃撃を受け、マーレラジャマトは床を砂に変え移動する。

圭介:うおーーーーっ!

大智:哀れだね。きっと今頃は、君のお姉さんはもはや手遅れだ

圭介:何を言ってる!?

○○:こいつ俺が!タイクーンは海月さんを探せ!

圭介:まさか…

○○:急げ!

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『TACTICAL BREAK』

一紫:おらぁっ!

バッファはジャマトを撃破した。

ナギ:ウフフフフ…ようやくあなたの不幸が拝めそうね

一紫:…なんの事だ?

そこへ圭介が駆けつけた。

ジャマトの体が崩れ、ヘアアクセサリーが落ちた。

圭介:そのアクセサリー…

ジャマトは海月の姿に戻った。

圭介:なん…で…

一紫:…

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○○:はあっ!

大智:フフフフッ…ハハッ…ようやく君に、勝てたかな。ハハハハッ…ハハハッ!

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大智:ジャマトは人間の体に寄生する。ステージ1.症状が軽いうちは寄生ジャマトを体から追い出して元の姿に戻れる。ただし、ステージ2に移行すると…

大智:もう逃げられない

海月:そんな…

大智は海月に寄生ジャマトを複数放った。

海月:いやっ…何…!?

海月は木の塊になった。

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海月の体が地中に引きずり込まれている。

圭介:姉ちゃん!

圭介は海月に駆け寄った。

圭介:姉ちゃん…!姉ちゃん!

海月:私も…圭介みたいに…誰かを守るために…頑張ら…なきゃ…って…

圭介:もういい…もういいから、姉ちゃん…

海月:ごめんね、圭介…

圭介:姉ちゃん、やだ…。やだよ、姉ちゃん…!!

圭介:姉ちゃん…!

海月は地中へ飲み込まれてしまった。

圭介:お前が姉ちゃんを…?

一紫:…

圭介:答えろ!

一紫:ああ…俺がやった…!

圭介:うわあああーーっ!あああーーーっ!

圭介は一紫に殴りかかった。

ナギアハハハハッ!イッチーの不幸は別格ね!

圭介:何故だァ!?おいっ!!

ケケラ:いいぞ!俺が見たかったのはこれだ!これでお前も本物の仮面ライダーになれるぞ!平岡圭介ェ!

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ツムリ:こんなの…あまりにも…

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豪雨が降る中、圭介は海月のヘアアクセサリーを握りしめる。

圭介:許さない…許さない!!!

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ツムリは祈りを捧げる。

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圭介:ああーーっ!あああーーっ…!ああああーーーっ…!!

圭介の隣に漆黒の戦士が姿を現した。



「DGP ルール」 
「創世の神が誰かの願いと共鳴した時、
その力が発動する」

To be continued...

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