仮面ライダーリバイス 第11話「無敵の玲、何のための力」
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ライブ:ハッ!
デモンズ:ハアァァァァーッ!!
リバイ&バイス:ハアッ!
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朝影:デッドマンズ関連犯罪は無くなるどころか、増える一方だ!
ヒロミ:それでも俺たちは、命ある限り戦い続けます!
若林:このままで頼む
朝影:ヘーイ!大園渡。これ、○○君に渡して
朝影:この間、ヒヤヒヤしたよ。もし私が調整する前にリミックスを発動させていたら…ま、これで10種類のバイスタンプは遂にコンプリートだ。よろしく頼むよ。
渡:分かりました
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女性:カメラ、準備出来ました。
覆面男:世界中で広がる格差社会。貧富の差、強者はドンドン強くなり、弱者はドンドン弱くなる。私はデッドマンズの思想に共鳴する。彼らはこの不公平な世界を変える者たちだ魂を解放し、真の自由なコミュニティを形成する。まさに新しい家族だ。
オルテカ:噂の救世主に会いに来ました。ようこそ、デッドマンへ
男は覆面を外した。
男の正体は…灰谷天彦
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アギレラ:オルテカは?
フリオ:スカウトに行っています。本業は心理カウンセラーですが、救世主を名乗る若者達のカリスマのようです
アギレラ:ふ〜ん。じゃあ、私もスカウトに行ってこようかな〜!
フリオ:はい?どこのどいつです?
アギレラ:内緒!
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玲:…
○○:…い、れい、玲!
玲:っ!ハッ!
○○:うぉぉおお!
玲:ごめん。つい…
○○:ついで兄を殴ろうとするな
明美:これ以上強くなってどうすんの?
バイス:(アクションスターになりたいんじゃね?夢は大きくハリウッド!)
明美:学校の先生も、最近授業に身が入ってないって言ってたけど、どうしたの?
玲:大丈夫。ちゃんとやってるから
元太:おーい玲。お前宛に荷物が届いてるぞ。宛名はないが…まさか!男の子からのプレゼントか?
玲:ちょっと!開けないでよ!もう!
○○:何か悩み事でもあるのか?兄ちゃんに話してみろよ
玲:何もない!子供扱いしないで!
バイス:(辛い時は悪魔に相談しろよ?きっと力になってくれるぜ〜?)
玲がダンボールを開けると…
玲:これって…
バイスタンプとドライバーが入っていた。
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玲:ハッ!
空手の道場で稽古に励む玲。
師範代の息子:玲お姉ちゃん、頑張って!
玲:ハアッ!
師範代:玲、力んでるよ!
玲:…押忍!
アギレラ:フフッまだまだ甘いね
玲:っ!
声のする方へ向くとそこにはアギレラがいた
師範代:はじめ!
ヒカリ:ハッ!
……
……
……
玲:んっ…
ヒカリ:玲さん、大丈夫ですか!?
師範代:お母さん、急用で少し抜けるから、ここで待っててね。
師範代の息子:うん…
玲:あれは…!
師範代のカバンにバイスタンプがあるのを目撃した。
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プラナリア・デッドマン:ガァァァァァァァァッ!!
デッドマンが銀行を襲っている。
○○&渡:ハアッ!
そこへ駆けつけてきた○○と渡が素面でライダーキックを炸裂させる。
○○:湧いて来たぜ!
渡:白黒付けようか!
『レックス!』
『バット!』
○○:ハァー…
○○はレックスバイスタンプに息を吹きかけドライバーに押印する。
『Come on!レ・レ・レックス!』
『Confirmed!』
○○&渡:変身!
『Eeny meeny miny moe〜!Eeny meeny miny moe〜!』
『バディアップ!』
『バーサスアップ!』
『オーイング!ショーイング!ローイング!ゴーイング!』
『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』
『Precious! Trust us! Justis! バット!』
『仮面ライダー!ラ・イ・ブ!』
○○は仮面ライダーリバイに、バイスは仮面ライダーバイスに、渡は仮面ライダーライブへ変身した。
リバイ&ライブ:ハアッ!
ライブ:ハッ!
ライブガンで至近距離からプラナリア・デッドマンの体に穴を開けたがすぐに再生した。
リバイ:直った?
ライブ:何のバイスタンプだ?
プラナリア:ガァァァァァァァァッ!!
プラナリア・デッドマンは触手を伸ばして攻撃する。
リバイ:避けろ!
ライブ:フッ!
バイス:ハハーン!再生する前にやっつければいいことね!
『メガロドン!』
『Come on!メ・メ・メガロドン!』
『バディアップ!』
『潜るドンドン!ヨーイドン!ドボン!メガロドン!』
『通りすがりのハハハハンター!』
リバイとバイスはメガロドンゲノムに変身。
リバイ:渡、これ使え!
ライブ:分かった!
リバイ:ハッ!ハアッ!
ライブ:ハアァァッ!
リバイ&バイス:ハアッ!
ライブ:ハアッ!
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オルテカ:フッ
銀行内にいる警備員とフェニックス隊員を蹴散らし中に入る。
その後ろには師範代の姿が…
師範代:(これを使えば…)
玲:師範代、何してるんですか?
師範代:どうしてもお金が必要なの…
玲:何のために?
師範代:あなたには関係ない!
そこに…
??:はーい!玲ちゃん!
玲:アギレラ!
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『ブラキオー!』
『祝え!長き王の誕生を!』
リバイ:ハッ!
バイス:おいしょ〜!
プラナリア:ガァァァァァァァァッ!!
ライブ:させるか!ハッ!
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玲:フッ!ハッ!
アギレラ:よっと!
玲:うっ!
アギレラ:玲ちゃん弱〜い。そろそろ現実に気付いたら?誰かを守る、人を助ける、口で言うのは簡単だけど、力の無い人間の言葉は虚しく響くだけ
アギレラ:デッドマンズに入れば、その力が手に入るかもよ?
玲:…
prrrrr…
師範代:もしもし?
ヒカリ📞:師範代!涼くんがいきなり倒れました!
師範代:涼が!?今すぐ救急車を読んで!
慌てて銀行を出ていく師範代の後を玲は追っていく。
アギレラ:つまんな〜い
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リバイ&ライブ:一気に決めようか!
『リミックス!』
『バディアップ!』
『必殺!発動!激闘!ブラキオー!』
『必殺承認!』
リバイとバイスはリバイスブラキオとなり、首をしならせながらプラナリア・デッドマンを空中へ打ち上げた。
『バット!ジャスティスフィニッシュ!』
ライブ:ハアァァァァッ!!
ライブの必殺技でプラナリア・デッドマンを撃破した。
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オルテカ:作戦が失敗した人の顔ではないですね
灰谷:えぇ。ここからが本番ですから。
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師範代:どうすれば涼は助かりますか?
医師:一刻も早く手術を受ける必要があります。もし次、発作が起きた時には…覚悟しておいて下さい
玲:…(そんな…涼君のために…)
灰谷:惜しかったですね、大森さん。次は頑張りましょう
玲:聖子さん…
聖子:……
玲を睨みつけながら黙って立ち去る。
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玲:ただいま…
○○:おかえり…ってどうしたんだその怪我!?ちょっと待てって!
渡:何があったの?
○○:玲の空手の先生がバイスタンプを持ってたらしくて、一人息子が病気で手術代が必要だった、みたい。
玲:聖子さんを許してあげて…
渡:見逃せるわけないだろ!
玲:デッドマンズの力を借りるしか、手段がなかったんだと思う…
渡:どんな事情があっても悪魔を生み出して、悪事を働いていい理由にはならない
玲:じゃあ涼君が助からなくてもいいってこと…!?フェニックスは困ってる人を助ける組織じゃないの!?
明美:だからって、あんたがこんな目に合う必要ないでしょ!?
玲:ママ…
明美:大事な人かもしれないけど、玲がやることじゃない!
○○:母ちゃんの言う通り、兄ちゃん達に任せとけって。な?
玲:私だって空手やってるし、出来ることは…!
渡:玲は甘いんだよ、これは遊びじゃないんだ。
玲:渡君…
渡:空手が強いのとは訳が違うんだ。戦う力のない玲は家で待っててくれ
明美:そうよ。玲は家にいなさい
玲:…
玲は自室に戻って行った。
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聖子:天彦先生!涼を助けてください!
灰谷:私の言う通りにすれば涼君は助かります
灰谷:涼君が入院した病院に、彼の手術ができる医者がいると噂を聞きました。
灰谷は聖子にバイスタンプを渡した。
灰谷:一刻の猶予もありません。私と一緒に悪魔との共同契約を結びましょう
『プラナリア!』
プラナリア・デッドマンを生み出した。
聖子:…
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○○:あれ?玲は?
明美:部屋に籠ったきりよ
渡:ちょっといい過ぎたかな…
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玲:…
送られてきたドライバーとバイスタンプを見つめる玲は子供の時のことを思い出す。
○○:(玲は大きくなったら何になりたい?)
玲:(無敵!)
渡:(無敵だったら、敵がいなくなっちゃって戦えないよ?)
玲:(それが一番カッコイイんじゃーん!)
玲:…
決意めいた表情で立ち上がる玲。そんな彼女の背後に黒い影が…
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翌日、プラナリア・デッドマンと聖子が病院を襲撃。
聖子:先生!涼の心臓の手術をお願いします!
医師:私はただの放射線技師です!!
聖子:どういう事…!?
そこへフェニックスの隊員と○○、そして渡、そこに偶然居合わせた玲がいた。
○○:あの人が…玲の空手の先生…
聖子:私の…邪魔をしないでーーっ!!
『プラナリア!』
聖子はプラナリアプロトバイスタンプを誓約書に押してしまい、上級契約を完了してしまう。
プラナリア・デッドマン フェーズ2となってしまった。
プラナリア:涼は…私が助ける…!
○○&渡:変身!
『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』
『仮面ライダー!ラ・イ・ブ!』
3人:ハアァァァァ…ッ!!
玲:(これを使えば…)
3人が戦闘に入る状況を観察する灰谷とオルテカ。
オルテカ:ほう、共同契約ですか?
灰谷:プラナリアの分裂能力に私の人の心を操る能力がくわわれば、私が生んだ悪魔を第三者と契約させるのは容易いことです。
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リバイ達はプラナリア・デッドマンの他にギフジュニアまで現れ、野外に縺れ込む。
ライブ:兄ちゃん、ここは任せて!
リバイ:分かった!
リバイ&バイス:ハアァァァッ!!
プラナリア:グッ!
プラナリア:邪魔を…するなぁぁぁぁぁっ!!
左腕を引きちぎって棒状の武器を生成した。
プラナリア:ハッ!
リバイ:クッ!
バイス:○○!
『スタンプバイ!』
『必殺承認!』
『Here We Go!Here We Go!』
『レックス!スタンピングストライク!』
リバイ:ハアッ!
プラナリア:グアァァァァァァッ!!
ライブ:ハッ!
『必殺承認!』
『バット!ジャスティスフィニッシュ!』
ライブ:ハアァァァッ!!
プラナリアを追い込んでいくリバイとバイスと合流する。
ライブ:行くよ、兄ちゃん!
リバイ:ああ!
『必殺承認!』
リバイ、ライブともに必殺技待機状態に入る。
そこへ玲が現れ、プラナリアへ歩みを進める。
バイス:あっ!
リバイ:玲
ライブ:玲…
バイス:ねぇねぇ、あれ、何持ってるの?
玲の手にはドライバーが握られていた。
玲はドライバーを装着する。
アギレラ:へぇ〜玲ちゃん、やるぅ〜!
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朝影:What's !? なぜあのドライバーを!?
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玲:私が…聖子さんを止める!
『コブラ!』
コブラバイスタンプを起動し、ドライバーへ装填する。
玲:変身!
『……』
玲:変身!
『……』
するとドライバーからバイスタンプが外れる反動で吹き飛ばされる。
玲:うぅぅぅ…
プラナリア:ハアァァァァァ…!!
リバイ:玲!
プラナリア:ハアッ!
リバイ:グハッ!
玲:っ!
バタッ!
ライブ:止めろ!
リバイ:…
玲:…何で…?
To be continued...