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仮面ライダーギーツ 47話「創世Ⅸ:ホンモノの仮面ライダー」

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一紫:いろいろと悪かったと思ってる。すまない

海月:ううん、私が助かったのもバッファローさんのおかげだもんね。だから、プラマイゼロだよ。座って

圭介:問題は○○だな

一紫:ギーツがこのまま創世の神になるってのか?

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ツムリ:本来、私が背負うはずだった宿命を、○○様が…

ウィン:何はともあれ、タイクーンが戻ってきて良かったな

ひかる:うん

ツムリ:気がかりなのは、一紫様が目撃したと言っていたもう1人の私です。恐らく彼女にも創世の力が…

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黒ツムリ:あなたの願いは何ですか?

ケケラ:タイクーンの最後だ

ジット:フッ…サポーターを裏切るってのはどういうことか、せいぜい思い知らせてやれ

黒ツムリ:では、あなたのギラギラを頂戴します

ケケラ:いいだろう

黒ツムリ:祈りましょう。ケケラ様の願いを

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するとひかるとウィンがそれぞれ猫の置物とカボチャの置物になった。

ツムリ:ひかる様?ウィンさん!?えぇ…?

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圭介:ええっ!?一紫さんがバッファローに…!?

海月:何でーっ!?

ケケラ:さあ、俺のバッドエンドゲームを始めようぜ

圭介:ケケラ、お前の仕業か?

ケケラ:“仮面ライダーはタイクーンしか存在しない”それが俺の願った世界。お前一人じゃ世界を救えないってことを、思い知らせるんだよ

『KEKERA SET』

『LASER ON』

『PREMIUM KEKERA LOADING』

『READY FIGHT』

ケケラはプレミアムケケラに変身した。

プレミアムケケラは辺りを破壊して回る。

ケケラ:お前がバッドエンドを迎える番だ。平岡圭介

そこへ大智が現れる。

大智:蛙化現象。意中の相手へ想いがあるとき、急に冷める。うん、実に君らしいね、ケケラ

ケケラ:で?何しに来た

大智:せっかく僕が救ったんだ。彼女を傷つけるな

大智はマーレラジャマトに姿を変え、プレミアムケケラと戦う。

2人が戦っている隙に圭介は海月を逃がした。

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ジット:ギーツが創世の神になるのも時間の問題だ

VIP男:(バッドエンドに期待しているぞ、ジット)

『ZILLION DRIVER』

ジットは腰にジリオンドライバーを装着した。

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マーレラジャマトはプレミアムケケラに善戦するも、不意に攻撃を受けてしまい大智の姿に戻った。

ケケラ:手間かけさせやがって

圭介:大智君!

ケケラ:平岡圭介。日曜のお茶の間の笑いものにしてやるよ

圭介:ケケラ、何する気だ?

『CRASH MODE』

『LASER CRASH』

プレミアムケケラは圭介、大智、自信をテレポートさせた。

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○○のもとへドライバーを装着したジットが転送される。

ジット:創世の力は自らの意思で操れるものじゃない。その力の代償は意志の消滅だ。意志なき神となれ!的野○○!

ジットはジリオンドライバーのスイッチを押した。

○○:ああああああーーーっ!!

○○の石化が進んでいく。

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大智:ここは…?

圭介:ケケラに閉じ込められたみたい。なあ、どうして…姉ちゃんを守ってくれたんだ?

大智:本当の幸せというのは、つまらない人生にも転がってる。例えば、君たちのようにね。だからそれを守ることで、どの程度つまらない幸せを味わえるか、検証したくてね

圭介:つまらない人生って、一言多いだろ!でもありがとう。理由はどうであれ、姉ちゃんを救おうとしてくれて

大智:なぜそんな言葉を僕に?

圭介:○○と約束したから。誰もが幸せになれる世界を叶えようって。だから君にだって、幸せになれる権利があるから

大智:なれるわけないさ。僕はジャマトに魂を売った人間だよ

圭介:酷いことしたのは俺も同じだ。それでもやり直せる。人の心が残ってるならね

大智:…

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ケケラは電波ジャックをし、話し出す。

ケケラ:(全国のお茶の間の皆さん。ようこそショータイムへ。今から始まる“仮面ライダーゲーム"をどうぞお楽しみください)

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ケケラ:ここにいるのは平岡圭介、22歳無職。世界平和を願う自称仮面ライダー…そんな奴は世界中でただ1人。彼にその資格があるかどうか、仮面ライダーゲームで確かめようじゃないか?

ライトがつくと手首を鎖で拘束された3人の姿が。

圭介:なんの真似だ、ケケラ!

ケケラ:ルールは簡単。檻が開いて、そいつらがジャマトの餌になる前に自慢の力で救ってみせろ。名もなき者のために、命を懸けられるのが…仮面ライダー。だよな?平岡圭介

圭介:待ってて!今すぐ助けるから!

ケケラ:ただし、俺を倒せたらな

圭介はタイクーン ニンジャフォームに変身し、プレミアムケケラと交戦を始める。

ケケラ:ほれほれ、彼らを救えなかったら、お前は仮面ライダーでもないただの一般人。とんだ笑いものだ

圭介:黙れ!

今にも檻が開きそうになる。

圭介:どけ!ケケラ!

タイクーンはプレミアムケケラを押しのけて一般人に近づく。

するとタイクーンの前にカエルの卵のような爆弾が現れ、吹き飛ばされた。

ケケラ:ハッハッハッ…ここは俺のテリトリーだ

『FINISH MODE』

『LASER VICTORY』

圭介:うわあああああーーっ!

圭介は変身解除してしまう。

大智:みんなの前で貶めるなんて…ただの無理ゲーじゃないか

ケケラ:どうしても助けたかったら、もう一度、神様に願うか?誰かの幸せを犠牲にすれば救えるぞ

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○○:タイ…クーン…

ジット:バッドエンドゲームも佳境か。早く創世の神になって、タイクーンの願いを叶えてやれよ

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ケケラ:世界を守る力もないくせに、いっちょ前に仮面ライダーを気取りやがって。ほら、書けよ

圭介の前にデザイアカードを差し出す。

圭介はデザイアカードを払い除けた。

圭介:誰かの幸せを…犠牲にしたりはしない!

ケケラ:いいのか?あいつらを見殺しにしても。言っただろ?幸せの総量ってのは決まってるってな。誰もが幸せになれる世界なんて、存在しねぇんだよ

圭介:あるよ…。あんなものに頼らなくても、俺たちが、この手で叶えるんだ!人間の力、舐めんなよ

ケケラ:ハハハハハッ!口だけだな。やつらの最期をその目に焼き付けろ

檻が開き、ポーンジャマトが3人に襲いかかる。

すると拘束していた鎖が外れた。

ケケラ:ああ?何やってんだ?お前ら

大智:彼らは、僕が育てた個体だからね。操るも意のままさ

ケケラ:やられたフリして、俺を化かしたのか?

圭介:だから言っただろ?仮面ライダーかどうかなんて関係ない。俺たちはこの手で世界を守るんだ

ケケラ:思い上がってんじゃねぇ!平岡圭介ェ!

『KEKERA SET』

『LASER ON』

『PREMIUM KEKERA LOADING』

『READY FIGHT』

『SET』

圭介:変身!

『NINJA』

『READY FIGHT』

2人は再度変身し、戦い始める。

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○○:お前らの…道具になる気はない。俺は俺の意思で、創世の力を操る!うおおおおおおーーーーっ!!

ジット:そんなことは不可能だ!

○○:やってみせる。みんなが、人の力で世界を救うなら…俺は俺の力で、この世界を守る!うああああああああーーーーっ!!

○○は呪縛を断ち切った。

ジット:創世の呪縛を断ち切るとは……ならばお前を葬る……!

『REGAD ACCESS』

ジット:変…身………!!

『GENERATE』

『ENFORCEMENT OF VIOLENCE, REGAD』

ジットは仮面ライダーリガドに変身した。

『MARK IX』

『SET IGNITION』

○○:変身!!

『REVOLVE ON』

『DYNAMITE BOOST』

『GEATS IX』

『READY――FIGHT!!!!!』

○○は仮面ライダーギーツIXに変身した。

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圭介:はあああーーーっ…だあーっ!

タイクーンはパンチでプレミアムケケラを野外へ吹き飛ばした。

ケケラ:ハッハッハッハ…!

圭介:何がおかしい?

ケケラ:不本意だが、感じるよ。本物の仮面ライダーの気迫を。だが、仮面ライダーでいる限り、いずれは己の願いに心を支配される

圭介:もう、そんなことにはならない。力をどう使うかは…自分で決める!

『SET AVENGE』

『BLACK GENERAL BUJIN SWORD』

『READY FIGHT』

圭介はタイクーン ブジンソードに姿を変えた。

圭介:行くぞ…!

ケケラ:推しと直接やり合うのも悪くねぇな

圭介:お前の道楽に付き合うつもりは無い!

『BUJIN SWORD VICTORY』

『LASER VICTORY』

圭介:はあああああーーーーーっ!!

お互い相打ちとなり、変身解除した。

ケケラ:平岡圭介…!

圭介:うっ…

ケケラ:気ぃ抜くんじゃねぇぞ…仮面ライダーの人生は生半可なもんじゃない。その運命を…覚悟しろ…!

圭介:あんたに…一つだけ礼を言っとくよ…

ケケラ:あぁ…?

圭介:俺を仮面ライダーにしてくれた事だ…これで俺は世界の平和を守れる…!

ケケラ:アッハッハッハッハッ…!天晴れだ!平岡圭介ェッ!

ケケラは消滅していった。

黒ツムリ:残念です。ケケラ様の願いは無効となりました

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牛のぬいぐるみになった一紫は元の姿に戻った。

一紫:俺は…

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猫のぬいぐるみ、カボチャになっていた2人も元に戻る。

ツムリ:お帰りなさい!ひかる様!ウィンさん!

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『ACCELERATE…!』

リガドは高速で動き、ギーツを翻弄した。

鐘の音が鳴り響き、リガドの動きにも対応していく。

『READY…!』

『NINJA INFINITY…!』

リガドはニンジャデュアラーを召喚し、攻撃した。

リガドはニンジャデュアラーを投げつけ、格闘戦に持ち込む。

ブーメランのように帰ってきたニンジャデュアラーでギーツバスターQB9を落としてしまった。

ジット:オーディエンスが願う限り、この世界のバッドエンドは変わらない!

○○:オーディエンスが付いているのはお前だけじゃない!

男:(圭介!カッコよかったぞ!!)

女:(圭介くんありがとう!)

○○:オーディエンスが願う限り、世界はハッピーエンドだ!

創世の力で床を創造し、上昇しながら戦う。

ギーツは手元にギーツバスターQB9を出現させた。

『BOOST CHARGE』

『BOOST TACTICAL VICTORY』

○○:ふっ!

『BOOST IX STRIKE』

○○:はあああああああーーーっ!!

ジットは変身解除した。

○○:バッドエンドを迎えたのは…お前の方だ

ジット:フッフフフ…俺の存在に意味は無い…

ジットの体が粒子化し、ヒガメが吸収した。

○○:ヒガメ…!

ヒガメ:ジットは私がデザインした右腕に過ぎない。生み出すも一つになるのも自由自在

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一般人3人:本当にありがとうございました!

圭介:気をつけて

圭介の後ろに○○が姿を現す。

圭介:○○…!どうして…?

○○:自由になれたよ。お前らのおかげでな

圭介:…なんかしたっけ?

○○:大したもんだな、タイクーン。世界平和の願いを本当に叶えようとしている

圭介:簡単じゃないことは分かってるよ

○○:それでこそ、仮面ライダーだな

圭介:ああ

○○と圭介は拳を突き合わせた。

その瞬間、ヒガメが上空のモニターに現れた。

ヒガメ:(己の幸せを願うなら、その手で叶えてみせよ)

圭介:あいつは…!

○○:何をする気だ?

ヒガメ:(終焉のデザイアグランプリを始めよう!)

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黒ツムリ:お悔やみ申し上げます。今日からあなたは仮面ライダーです♪

黒ツムリは人々にミッションボックスを渡していく。

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ヒガメ:オーディエンス諸君。我々の意志は一つ

『REGAD Ω ACCESS』

ヒガメ:変身

『GENERATE』

『CREATION AND MASTER OF ALL, REGAD Ω』

ヒガメは仮面ライダーリガドΩに変身した。

ヒガメ:共にこの世界を破滅へと導く、最後のゲームを始めよう



「DGP ルール」
「信じる限り、
世界は変えられる」

To be continued...

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