king of time Ⅱ 前編
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ウォズ:この本によれば、普通の高校生、常磐○○には最低最悪の魔王になる未来が待っていた。
アナザービルドを倒し、幼なじみの小田倉麗奈と付き合うことになった我が魔王。数ヶ月の時が経ち、2人の前に新たなアナザーライダーが現れ小田倉麗奈が…おっと、少し読みすぎたようですね。
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麗奈:○○、これとこれ、どっちが似合う？
○○と麗奈はデートをしていた。
○○:ん〜迷う…麗奈は何着ても似合うからな〜
麗奈:は、早く決めて！///
○○:う〜ん…こっち…かな？
麗奈:そっちね、分かった！
麗奈は○○が選んだ服を持ち、レジへ向かった。
○○:(いくらするんだろ…)
○○が服に着いてあるタグを見ると
○○:(高っ！？一、十、百、千、万…数えるのやめよ)
改めて麗奈がお嬢様だと感じる○○だった。
麗奈:お待たせ！行こ！
その時…
ｷｬｰｰ!!
○○:アナザーライダー！？
○○が一度倒したはずのアナザービルドが暴れていた。
『ジクウドライバー！』
『ジオウ！』
○○:変身！
『ライダータイム！』
『仮面ライダージオウ！』
○○は仮面ライダージオウに変身した。
ジオウ:ハアッ！
ジオウはジカンギレードで攻めていく。
ジオウ:今はデート中なんだ！すぐに終わらせる！
『フィニッシュタイム！』
『ジオウ！ギリギリスラッシュ！』
ジオウ:ハアァァァァッ！！
アナザービルドを撃破した。
○○:ふぅー
ウォズ:ご苦労だったね。我が魔王
○○:うおっ！びっくりした〜いきなり出てこないでくださいよ！
ウォズ:それはすまなかった
○○:それで、どうしたんですか？
ウォズ:君にこれを渡したくてね
○○:ジオウのウォッチ？でもなんか違う…
ウォズ:これは君を次なる段階へ進めてくれるウォッチだ。アナザーライダーが出たら使ってみるといい
そう言い残すとウォズは去っていった。
○○:次の段階…か…
麗奈:○○〜大丈夫だった？
○○:うん！らくしょー！
麗奈:流石○○！さっ、デートの続きしよ！
？:常磐○○…俺の麗奈を奪いやがって…必ず取り返してやる…
〜〜〜〜〜〜〜〜次の日の学校終わり〜〜〜〜〜〜〜〜
麗奈:○○、今日は何処に行く？
○○:最近金欠なんだよね…
麗奈:そんなこと気にしなくていいよ！私が払うから！
○○:昨日の服もそうだけど麗奈ってやっぱりお嬢様だな笑
麗奈:やめてよ〜笑
？:麗奈！
麗奈:あなたは…！？
○○:知り合い？
麗奈:う、うん…加古川飛龍くん。何回も告白してきてちょっと困ってて…
加古川:麗奈！何故俺じゃなくてこいつと付き合ってるんだ！こいつよりも俺の方が絶対に幸せにできる！
○○:おいおい…その発言は聞き捨てならないな
加古川:黙れ！俺の…俺の麗奈を返せ！
飛龍はアナザーウォッチを取り出した。
○○:アナザーウォッチ！？
『ジオウ！』
飛龍はアナザーウォッチを体内に入れ、アナザージオウに変身した。
○○:アナザー…ジオウ…
アナザージオウ:俺の…麗奈を返せぇぇぇぇぇ！！
○○:麗奈！下がってて！
『ジオウ！』
○○:変身！
『仮面ライダージオウ！』
○○は仮面ライダージオウに変身した。
ジオウ:ハァァァァ…！
ジオウとアナザージオウは走り出し、互いに攻撃を始める。
アナザージオウ:ハアッ！
ジオウ:グハッ！なんだこいつ…いつものアナザーライダーとは違う！
アナザージオウ:ハッ！ハアッ！ハアーッ！
ジオウ:グワァァァァァァァッ！！
麗奈:○○！
アナザージオウ:麗奈！あいつとは別れて、俺と一緒に暮らそう！
麗奈:来ないで！
アナザージオウ:そうか…あいつのせいで君は変わってしまったんだね…
ジオウ:麗奈！
『リュウガ！』
アナザージオウは新たなウォッチを起動し、投げると、アナザーリュウガが現れた。
アナザージオウ:お前はこいつの相手でもしてろ
アナザーリュウガはジオウに攻撃を仕掛ける。
ジオウ:ハアッ！
ジオウも負けじと反撃をするも効かない。
ジオウ:ウォズさんから貰ったこのウォッチで…！
『…』
ジオウ:反応しない！？
アナザーリュウガ:ﾌﾝ!
ジオウ:うわぁぁぁぁっ！
ジオウ:こうなったら…
『フィニッシュタイム！』
『タイムブレイク！』
ジオウ:ハアァァァァーッ！！
アナザーリュウガにライダーキックを放つ。
するとアナザーリュウガは鏡を出現させるとジオウのライダーキックを反射させ、ジオウに放った。
○○:うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！
麗奈:○○！
アナザーリュウガは○○を掴み上げ、鏡に投げ入れた。
麗奈:○○！○○を何処にやったの！
アナザージオウ:鏡の世界だよ。あいつは鏡の世界で死ぬんだ！これで僕たちの邪魔をするやつはいない！
麗奈:そんな…
アナザージオウ:アハハハハハ！
アナザージオウは麗奈を気絶させ、連れていった。
〜〜〜〜〜〜〜〜鏡の世界〜〜〜〜〜〜〜〜
○○:ん〜ここは…？
？:鏡の中の世界だ
○○:俺！？
鏡○○:俺はお前だ。鏡の中のな
すると鏡○○は○○を殴った。
○○:うわっ！？
鏡○○:お前は俺だ。だがお前は俺では無い
鏡○○はライドウォッチを取り出した。
『ジオウ！』
鏡○○:変身
『ライダータイム！』
『仮面ライダージオウ！』
鏡○○は仮面ライダージオウに変身した。
○○:なんか…違くね？まあいいや
『ジオウ！』
○○:変身！
『ライダータイム！』
『仮面ライダージオウ！』
ジオウ:ハッ！
鏡ジオウ:フッ！ハアッ！
鏡ジオウ:使わないのか？ウォズに貰ったろ？
ジオウ:…
鏡ジオウ:ほらね。そういうとこ、お前が聖人君子じゃない証だ。最高最善の魔王になるなんて、お前には無理なんだよ。アナザーリュウガを倒すには最低最悪の魔王になるしかない！お前がどうするか、見せてもらう
『フィニッシュタイム！』
『タイムブレイク！』
鏡ジオウ:ハアァァァァーッ！！
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○○:うわぁぁぁぁぁぁぁぁ！！
鏡から○○が弾き飛ばされる。
○○:とにかく…先にアナザーライダーを倒さないと…みんなが危ない…
鏡○○:(偽善者め…みんなを救おうとしているのか？お前が？)
○○:当たり前だ！
鏡○○:(違うな…お前はみんなを助けるというのを建前にして最低最悪の魔王になろうとしている！)
○○:…違う
鏡○○:(お前の心と言葉は裏腹だ。口では綺麗ごとを言っていても、心は真っ黒なんだよ！)
○○:違う…違う…！
鏡○○:(違わない！お前はやはり、最低最悪の魔王になる男だ)
○○:…
鏡○○:(認めろ。お前は俺だ！)
鏡○○は消えた。
○○:(俺は…本当にみんなを…麗奈を守りたいと思っているのか…？鏡の俺が言っているように、最低最悪の魔王になりたいだけなのか…？いや、違う！)
{鏡○○:(お前の心と言葉は裏腹だ。口では綺麗ごとを言っていても、心は真っ黒なんだよ！)}
○○:…
○○は決意を決めた顔をするとアナザーリュウガのもとへ急いだ。
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アナザーリュウガのもとへ行く途中にビルの鏡を見る○○。
すると鏡○○が写った。
○○はウォズから貰ったウォッチを掲げる。
鏡○○:(ようやく受け入れたか。最低最悪の魔王になる自分を)
○○:最低最悪の魔王になんてなる気はないよ。俺は最高最善の魔王を目指す
鏡○○:(また綺麗ごとで済ませるつもりか)
○○:そうじゃない。俺には最高最善の面もあるし、最低最悪の面もある。口で言う綺麗事も、それとは裏腹に、心で思っている黒い事も、両方ほんとの事だ。お前は俺で、俺はお前。それを認めなきゃ、未来なんてやってこない。
鏡○○:未来が怖くないのか？最低最悪の魔王になる自分が…
○○:怖いさ。でも、みんなや麗奈を助けられるなら魔王になってやる！
鏡○○はライドウォッチを取り出す。
鏡○○:使え！
○○:これって…
鏡○○:光と闇。過去と未来。2つの世界を統のが、真の王だ
2つのライドウォッチが合わさり、一つになった。
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アナザーリュウガは人々を襲っていた。
○○:止めろ！
○○:加古川を倒す前に…お前を倒す！
『ジオウⅡ！』
○○:表と裏。過去と未来、2つの世界を統べるウォッチ…！
○○はジクウドライバーの両側にライドウォッチをセットし、ドライバーのロックを解除した。
○○:変身！
『ライダータイム！』
『仮面ライダー！』「ライダー！」『ジオウ！』「ジオウ！」『「ジオウ！Ⅱ！」』
○○は仮面ライダージオウⅡに変身した。
ジオウⅡ:善も悪も、光も闇も、全て受け入れる！その力で俺は未来を切り開く！
ウォズ:祝え！全ライダーを凌駕し、時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウⅡ。新たな歴史の幕が開きし瞬間である！
アナザーリュウガ:ﾌﾝｯ!
ジオウⅡ:フッ！ハアッ！
アナザーリュウガの攻撃を防ぎ、パンチを叩き込む。
『サイキョーギレード！』
ジオウⅡ:フンッ！ハアッ！
サイキョーギレードを使い、攻めていく。
『ライダー！』
『ライダー斬り！』
ジオウⅡ:ハアァァァァッ！！
アナザーリュウガが鏡を出すもジオウⅡはそれを粉砕した。
アナザーリュウガ:ﾊｯ!
ジオウⅡ:お前の未来が見える！
ジオウⅡはアナザーリュウガの攻撃を躱し、一撃を決めた。
再度未来予知をした。
ジオウⅡ:ハアッ！
アナザーリュウガが攻撃する前に一撃を叩き込む。
『ジオウサイキョウ！』
『覇王斬り！』
ジオウ:ハァァァァァァッ！
『ジカンギレード！』
『サイキョウフィニッシュタイム！』
ジカンギレードとサイキョウギレードを合体させた。
ジオウ:トドメだ！
『キング！ギリギリスラッシュ！』
ジオウ:ハアァァァァーッ！！
アナザーリュウガを撃破した。
ウォズ:やったね。我が魔王
ジオウⅡ:あとは加古川飛龍を倒して、麗奈を取り戻す！
To be continued...