仮面ライダーギーツ 第21話「乖離Ⅴ:ゲイザーの鉄槌!」
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「オーディエンスの注目も集めているようです! 」
一紫:俺はただ、仮面ライダーを全員ぶっ潰すだけだ。エントリーしてるかどうかなんて関係ない。オーディエンスだかなんだか知らないがそんな奴らは眼中に無い!お前らが応援してるライダーは俺が全員ぶっ潰すから覚悟しとけ!
ナギ:アハハハハッ!!最っ高!デザイアグランプリに喧嘩売るなんてどうかしてるわ、あなた
一紫:そんなことより、本当に理想の世界を叶えられるんだろうな?
アルキメデル:もちろん。そのためにジャマトを育ててきたんだからね
ナギ:私たちの目的はね、デザイアグランプリが持ってる創世の女神を奪うこと
一紫:創世の女神?
ナギ:それさえ出来れば、この世界は私たちの意のまま。私たちと一緒に世界を変えましょう
大智:そいつは悪くない
一紫:お前は?
大智:彼女にスカウトされた参謀…とでも言っておこうかな
ナギ:仮面ライダーに対抗するゲリラ組織を結成するの。ウフッ!ウフフ…!アハハハハ…!
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芽依:はぁ…!はぁ…!
芽依:みんな!
芽依母:芽依!
芽依妹:お姉ちゃん!助けて!
芽依弟:なんなのこれ!
今度は芽依の家族が時限爆弾ゲームのターゲットになってしまった。
芽依:待っててや!絶対に助けるから!
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ツムリ:(第3回戦、時限爆弾ゲーム。今度は、東村芽依様のご家族がターゲットになってしまいました。タイムリミットの日没までに時限爆弾を解除してください)
芽依:はぁ…!はぁ…!
フルーツ爆弾を運ぶジャマトのもとへ駆けつける○○と圭介。
芽依:返して!私のゾンビバックル返して!早く!
圭介の胸ぐらを掴みながら言った。
圭介:すみません…
芽依の迫力に驚き、慌ててゾンビバックルを返した。
『『『SET』』』
3人:変身!
『MAGNUM』
『NINJA』
『ZOMBIE』
『『『READY FIGHT』』』
ジャマトはフルーツ爆弾を投げつけた。
○○と圭介は全て避けた。
一般人のもとへスイカの爆弾が転がる。
圭介:危ない!
○○:ふっ!
『SECRET MISSION CLEAR』
○○:人助けはお前だけの専売特許じゃないぜ
○○はブーストバックルをゲットした。
○○:もう一つは恵んでやるよ
圭介:うるさいな…
圭介はフィーバーバックルをゲットした。
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ケケラ:おうおう!キツネ野郎に出し抜かれてるんじゃねぇぞ!
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芽依はジャマトを撃破していく。
一紫:俺のゾンビバックルよこせ!
一紫が攻撃を仕掛けてきた。
芽依:うわっ!?何するん!?
一紫:よこせ!
大智:バッファを活かすにはどうすればいいか?正解は彼と相性のいいゾンビバックルだ
ナギ:さすが参謀、物知りね
大智:僕だって知らないこともある。どうやって、あなたが僕のIDコアを手に入れたのか?
ナギ:フフフッちょっとした裏ルートでね
一紫はゾンビバックルを奪い、芽依を攻撃する。
芽依:返して…!
芽依:家族を…助けたいんや!
一紫:仮面ライダーは全員ぶっ潰す!
『JYA-JYA-JYA STRIKE』
一紫:はあぁぁっ!
ひかる:芽依さん!
ひかるが身を呈して守った。
ひかる:うわぁぁぁぁぁぁあっ!!
ひかるは変身解除してしまった。
芽依:ひかるちゃん!
芽依はひかるを連れサロンへ戻っていく。
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芽依:なんでこんな無茶なんかしたん?
ひかる:だって…芽依さんがいなくなったら、誰が芽依さんの家族を助けるの?幸せな家族、ずっと守っていくんでしょ?だから戦うんでしょ?芽依さんに、お姉ちゃんにもしものことがあったら、弟くんも妹ちゃんも悲しむよ!
芽依:ひかるちゃん…
○○:バッファにバックルを奪われたそうだな。アイツを野放しにしておくと厄介だな…ナーゴ、君に紹介して欲しい人がいる
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○○:デザグラのプロデューサー様に会えて光栄だよ。ツキメ
ツキメ:用件はバッファか?
○○:ああ。まさかとは思うが、アイツの妨害もショーの一部ってわけじゃないんだろ?
ツキメ:ああ…。実はジャマトを支援している悪趣味なスポンサーがいてね。我々も手を焼いているんだが、そいつがバッファを支援しているようだ
○○:フッ…物騒な連中だな。アンタら運営も、次元を旅する観光客とやらも、お前らこの時代の人間じゃないんだろ?じゃないと世界を創り変えるなんて神の所業ができるわけがない
ツキメ:そういう君こそ、デザイアグランプリ初参戦の頃から不敗神話を築き上げてきた、その戦闘力、とてもこの時代の人間とは思えない…
○○:お互い、怪しいもの同士だな
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大智:驚いたな。まさか、退場者のIDデータがジャマトの品種改良に利用されてたなんて…
一紫:通りで、ジャマトか人間の姿に変わるわけだ
大智:退場してたら僕のコピーが量産されてたかと思うと、ゾッとするね
一紫:なら、なんでこっち側に着いてる?
大智:君と同じさ。理想の世界が叶えられるなら手段はなんだっていい
一紫:フッ…食えない野郎だ
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芽依:あっ!あれ!
ひかると芽依は爆弾魔ジャマトのアジトを見つけた。
ひかる:よし、みんなに連絡しよう
芽依:その前に…一つだけ話が…
芽依はデザスターミッションを取り出した。
ひかる:えっ!?それって…!
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ツムリ:(爆弾魔ジャマトのアジトが判明しました。リーダーを倒し、時限爆弾を解除すればゲームクリアです)
『『『『SET』』』』
ひかる:へ〜んしん!
3人:変身!
『DUAL ON』
『GET READY FOR BOOST&MAGNUM』
『NINJA』
『BEAT』
『ENTRY』
『『『READY FIGHT』』』
○○はギーツ マグナムブーストフォームに、圭介はタイクーン ニンジャフォームに、ひかるはナーゴ ビートフォームに、芽依はロポ エントリーフォームに変身した。
○○達はジャマトと戦う。
圭介はフィーバーバックルを取り出した。
すると芽依がバックルを奪った。
圭介:うわっ!なに!?
芽依:負ける訳にはいかへん!
圭介:まさか…君がデザスター?
芽依:そうや。ここであんたら2人が脱落すれば私がデザ神や!
『SET FEVER』
『GOLDEN FEVER』
『JACK POT HIT GOLDEN FEVER』
芽依はロポ ブーストフォームに変身した。
ロポ:ふっ!
圭介:ぐはっ!
ひかる:うわっ!
芽依:家族は芽依の手で守る!
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一紫:待ってろ、ギーツ!
一紫の前にツキメが立ちはだかる。
ツキメ:バッファ、君は本来、存在していない退場者。リアリティを汚すフィクションだ
『VISION DRIVER』
ツキメ:よって…私が抹消する
『GAZER, LOG IN』
ツキメ:変身
『INSTALL』
『INNOVATION & CONTROL, GAZER』
ツキメは仮面ライダーゲイザーに変身した。
一紫:お前も仮面ライダーか。なら…ぶっ潰す
一紫はドライバーにジャマトバックルをセットした。
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芽依:私がケリをつける!
『REVOLVE ON』
○○:じゃあ、本日のハイライトと行きますか!
『REVOLVE ON』
○○はギーツ ブーストフォームに変身した。
○○:よろしくな、コンちゃん
○○はブーストライカーで突き進み、芽依は走って行く。
芽依:ふっ!やあっ!
『BOOST TIME』
『BOOST GRAND VICTORY』
○○:はあっ!!
『GOLDEN FEVER VICTORY』
芽依:はあっ!
芽依は爆弾魔ジャマトを撃破した。
○○のドライバーからブーストバックルが勢いよく射出された。
圭介:おわっ!?
○○:青と黄色だ
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一紫:おらっ!
ツキメ:ふっ!はあっ!
ツキメ:ゾンビバックルを返却してもらおうか
一紫:これは俺のバックルだ!誰にも渡さない!
ツキメ:ならば、この世界から退場しろ
一紫:ぐっ!ぐあっ!
一紫:ふんっ!おらっ!
『JYA-JYA-JYA STRIKE』
一紫:オラァァァァッ!!
ツキメ:ふんっ!はあっ!
一紫:ぐわぁぁぁぁぁぁぁっ!!
落下した一紫をツキメは踏みつけた。
『DELETE』
ツキメは一紫にドミニオンレイを射出した。
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芽依は家族のもとへ向かった。
メロンの爆弾が膨張していた。
芽依は青の導線を切った。
するとメロンの爆弾から導線が伸び、芽依を拘束した。
芽依:解けへん!
ひかる:芽依さん!
ひかるが黄色の導線を切った。
メロンの爆弾が朽ちて消える。
ツムリ:(ミッション、コンプリートです!)
芽依母:芽依!
芽依弟:姉ちゃん!
芽依妹:お姉ちゃん!
芽依:ほんまによかった…
ひかる:助かってよかった…
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ツキメ:ん?
一紫は必殺技を喰らう瞬間にゾンビジャマトフォームに変身し、致命傷を逃れていた。
ツキメ:死してなお、生きたか…
一紫:ああ…っ!かかって…こいよ
ツキメ:フフッ…フハハハハ…!どうやら君を見くびっていたようだ。一度ならず、二度までも死を乗り越えるとは…もはや、偶然のフィクションにあらず
ツキメ:君の存在こそがリアリティー
ツキメは変身解除し、去っていった。
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ツムリ:デザスター投票の発表です
芽依に4票入っていた。
圭介:4票!?4人なのに?
ツムリ:投票の結果、東村芽依様が脱落となります
○○:自分に投票したのか?
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ひかる:どうしてなの?芽依さん
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ひかる:(えっ!?それって…!)
芽依:(ひかるちゃんの部屋で見つけちゃった。だからあの時、ギーツとタイクーンの背後に…)
圭介:“爆弾、どこから来たんだ?”
○○:“後ろのジャマトは全て倒したはずだが…”
芽依:(デザスターやったんやね。なんで私たち家族を守ろうとしたん?)
ひかる:(この世界に一番大切なのは、本当の愛だと思うから。たとえ、私のじゃなくても…!)
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ひかる:どうして自分がデザスターだなんて…私を庇ったりしたの!?
芽依:理想の世界が叶わなくても、本当の愛さえあれば家族を助けられるって…これからもずっと守っていけるって…ひかるちゃんに教わったから
芽依の体にノイズが走る。
芽依:だから…ひかるちゃんも絶対に幸せになってや
芽依は消滅した。
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チラミ:バッファ支持率7パーセント…面白いじゃないの
ひかる:デザスターの指令書、バレるように私の部屋に仕込んたのチラミさんですよね?
チラミ:ちょっとしたイタズラ心よ〜!でも、さすが甘え上手な子ネコちゃん。正体がバレたのに、生き残るなんてやるじゃにゃ〜い
チラミ:あと一人、落とせばあなたの勝ちよ。デザスターさん
ひかる:ここまで来たからにはもう遠慮はしない。私がデザ神よ
To be continued...