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仮面ライダーリバイス第38話「父と子が紡ぐ!究極のリバイス!」

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ヒロミ:ただいま

○○:ヒロミ…さん…?

渡:ヒロミさん……もう遅いんですよ

ヒロミ:…

渡は立ち去ってしまった。

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○○:ヒロミさん、記憶喪失じゃなかったんですね

ヒロミ:ああ、すまなかった。あの頃のお前たちは楽しそうだったのにな…

バイス:ヒロミっちが帰ってきて俺っち感激!

○○:状況は最悪です。フェニックスベースはギフに破壊されてしまいましたし、ひなのさんを救えなかった…

ヒロミ:お前が背負う必要は無い。それに、中にいた隊員や更生施設の人間は、同期の田淵竜彦に協力してもらい事前に避難させておいた

ヒロミ:ここ最近の、赤石の指示で機密データや重要書類を地上の基地に移動していたらしい。竜彦から聞いて、なんだか胸騒ぎがしてな…

バイス:いやいやいやいや、この人、優秀すぎない?ほんとにヒロミっち?

ヒロミ:それより、渡は一体どうしたんだ?

○○:正義感と責任感が独り歩きしてるっていうか…

明美:私は心配してないわ。渡は周りの人に恵まれてるから。こうやって気にかけてくれる人がたくさんいる。私はあの子がいつでも帰ってこられるようにこの銭湯を守らなくちゃ

ヒロミ:俺も戦いでは貢献できないが、その代わり、渡のことは俺に任せてくれ

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朝影:ひなの君を失った…!もうこんなものなんの意味もないだろう!

愛奈:八方塞がりやな…

そこへ純平が現れる。

純平:ギフの細胞が必要らいしな。俺を使ってくれ

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赤石:太古の時代、人類との共存を望んでいたギフ様は私と契約を結び、私はその仲介役を担った。だが人類は数多の時代、文明、場所でギフ様を悪魔と罵り、拒絶した!やがてギフ様は人類に失望し、長い眠りに着いた。私にその目覚めの時を残してね

ヘルギフテリアン:なぜ、今この時を?

赤石:人類は進化しすぎたのだ。科学を武器に地球史上最悪の脅威となり、宇宙の害悪と化す!じんるいこそ…真の悪魔だ

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愛奈:純平君の体からギフの細胞を…!?大手術になるで!

純平:構わない。けど、家族には黙っていて欲しい

愛奈:分かった…純平君の人生を壊してしまった借りを返す時が来たみたいやな

朝影:NOだ。それなら私は降りる

愛奈:影ちゃん?

朝影:あんたは…!また同じ過ちを繰り返すのか?

反発する朝影はその場から去ってしまう。

そこへ○○と伊良部が入れ替わりで入ってくる。

○○:父ちゃん!勝手に決めるなよ!

伊良部:手術のこと、家族に伝えてないのか?

純平:なーに、死ぬわけじゃあるまい。そんな暗い顔すんな!こうゆう時ぐらい、いい格好させてくれ!

○○:父ちゃんまで巻き込みたくないんだよ!

元太:いや、巻き込んだのは俺の方だ。すまない○○。普通の家族にしてやれなくて

○○:違うよ。俺たちはどこにでもいるような普通の家族だ。俺は…そんな家族の思い出を、絶対に忘れない

バイス:(○○…)

そこに悪魔出現の知らせが入る。

愛奈:凄い数の悪魔や…赤石め、猶予を与えへんつもりやな!

○○:このバイスタンプが完成すればギフを倒せるんですよね?

愛奈:科学者としてのプライドを賭けて約束するわ

○○:分かりました。それまでは俺たちが悪魔を食い止めます

純平:○○!頼もしくなったな

○○を優しく抱きしめる。

純平:いいか。今日のこともいつか思い出になる。戦いが終わったら、渡も玲もママさんも、みんなですき焼きを食べよう

○○:うん!行ってくる!

元太:愛奈さん。手術の成功確率は?はっきり言ってくれ

愛奈:五分五分ってところやな…

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アジトを出ていこうとする朝影に追いつく○○。

○○:タカセさん!

朝影:やるべきことは分かってるさ。だが、あの女の言動、全てに過剰に反応してしまう。惨めだろ?

○○:…なんで愛奈さんの前では素直になれないんですか?

朝影:全ては、あの女が家族を捨てたからだ

○○:運命に抗って、立ち向かった結果じゃないんですか?

○○は自身にバイスタンプを押印して、バイスを実態化させた。

○○:俺とバイスが必ずギフを倒します

バイス:おう!任せろ!

○○:だから、親子で力を合わせて、最強のバイスタンプを作ってください

朝影:…

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純平:俺は不甲斐ない父親だ。記憶がなかったとはいえ、みんなを戦いに巻き込んでしまった。すまなかった。○○、もっとお節介に生きろ!渡、我慢をするなよ。玲、昔も今も、これからずっと可愛いぞ。そして明美……ありがとう

純平:さあ、やろうか

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街に出現した悪魔達を倒すために駆けつけた○○達。

そこにはおびただしい程の悪魔が出現していた。

○○:父ちゃんの手術が終わるまでの間だ。みんな、行けるな?

玲:もちろん!

『コブラ!』

バイス:俺っち、全力全カーイ!#ハッスルバイス レッツゴー!

ひかる:ギフに味方する奴全員、ギッタギタにしてやる!

『クイーンビー!』

ヒカリ:ひかるさん。可愛い顔が台無しですよ

『クワガタ!』

一同:変身!

『「仮面ライダー!リバイス!」』

『仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!』

『仮面ライダー Ah! アギレラ!』

『仮面ライダーオーバーデモンズ!』

リバイス:一緒に!

一同:行くぞ!

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ヒロミ:渡!

渡:…

ヒロミ:俺の中には悪魔がいない。命を懸ける度に、大切な人が悲しむ。そんなことさえ気づかなかった…正義が暴走していたんだ。今のお前もそうじゃないのか?

渡:…

ヒロミ:戻ってこい。本当に俺たちと戦うことになるぞ?

渡:…失礼します

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バタッ!

純平の手術中に倒れる愛奈。

その時、ポケットから石が転がり落ちる。

愛奈:影ちゃん…

石に手を伸ばす。

それを拾い上げる人物が一人。

朝影:母さん…。遅れてごめん

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大量の悪魔と戦うリバイス達。

そこへべイルがリバイスに襲いかかる。

リバイス:今はお前に構ってる暇はない!

べイル:つれないねぇ。雑魚相手よりは楽しめるぞ?フフッハハハ…!

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手術を進める高瀬親子。だが、純平の容態に変化が生じる。

朝影:ヘイヘイヘーイ!

愛奈:純平君…!純平君!

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べイル:うっ…貴様ら…純平に何をしている…?

リバイス:お前の知ったことか!

べイル:そういうわけにはいかない!お前の父親が死んだら、俺も消滅してしまうのだからな!

べイル:うっ…そうか…貴様ら…心臓を…!

『爆爆!リバイストライク!』

リバイス:ハアァァァァーッ!!

必殺技を受けたべイルは粒子となり、退却した。

リバイス:父ちゃんが…死ぬ…?

リバイス:みんな!ここは任せた!すぐに戻る!

そう言うとリバイスは駆け出していく。

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愛奈:影ちゃん!まだ!?

朝影:後、数パーセントだ!

愛奈:拒否反応や!これ以上は危険やで!

朝影:ギフの細胞をインジェクションしてるんだぞ。今、ストップしたらマズい!不完全のままになる!

愛奈:純平君…!純平!負けるな!

そこへ○○が手術室へ駆け込む。

○○:はあぁぁぁーっ!

○○はバイスタンプが入った容器を破壊した。

朝影:○○!

○○:二人ともすみません…。父ちゃんの命が犠牲になるなら、このスタンプは使えない。たとえ…世界を救ったとしても、その世界に俺の大好きな家族が居なきゃ意味が無い!

すると新たなバイスタンプが暴走し、飛び去っていく。

○○:スタンプは何処に!?

愛奈:行先は一つ。もとの宿主のところや!

朝影:あのスタンプは2つに分離できなければ未完成のままだ!でも、君達なら…!

もう一台のリバイスドライバーを渡す。

○○:分かりました。父ちゃんを頼みます。俺の…大事な家族を…

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ヘルギフテリアン:フッ!

ヒカリ:うわぁぁぁぁぁぁっ!!

突如ヘルギフテリアンの攻撃を受け、変身解除させられる。

ヘルギフテリアン:ハアッ!

玲&ひかる:うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!

玲とひかるも同じように変身解除させられた。

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スタンプは悪魔にぶつかりながら進み、ギフの居る空間へと飛翔。

バイス:待てや〜〜〜!

リバイ:ハッ!

ギフの空間に逃げ込まれる寸前でリバイがキャッチするも暴れて抵抗する。

ビルを突き破り、蛇行しながらリバイを振りほどいた。

バイス:うおおおおおーっ!

リバイの手から離れたバイスタンプをキャッチした。

変身解除した○○とバイスで暴れるスタンプを二人がかりで抑え込む。

○○:バイス!気張れーっ!

バイス:よっしゃーっ!ギフがなんぼのもんじゃぁぁぁぁぁぁーーっ!

2人:うおおおおおーーっ!!

新たなバイスタンプを2つに分離した。

2人:湧いてきたぜ!

○○、バイス共にリバイスドライバーを装着。

『ギファードレックス!』

「ギファードレックス!」

○○&バイス:ハァー…

『「ビッグバン!Come on!ギファードレックス!」』
『「ビッグバン!Come on!ギファードレックス!」』

○○&バイス:変身!

『「アルティメットアップ!」』

『あふれ出す熱き情熱!』

「Overflowing Hot passion!」

『一体全体!表裏一体!宇宙の力は無限大!』

『仮面ライダー!リバイ!バイス!』

「Let's go! Come on!」

『ギファー!「ギファー!」ギファードレックス!』

リバイ:自由と平和を一つに!

バイス:俺たちが通るぜぇ!

リバイス:邪魔すんじゃねえぞ!!

○○とバイスはアルティメットリバイスに変身した。

リバイス:ハアッ!

リバイとバイスのコンビネーションで悪魔達を撃破していく。

リバイ:バイス!

バイス:おうよ!

リバイスは互いのバイスタンプを押し合う。

さらに地面に押印すると大多数の複製体を召喚した。

リバイスの複製体は大量のギフテリアンとギフジュニアを一掃する。

全滅させ、一息ついた2人を瞬間移動で襲撃するヘルギフテリアン。

リバイス:フッ!ハアッ!

『リバイ!「バイス!」ギファードフィニッシュ!』

超磁力の反発と引力を使い、パンチとキックを叩き込む。

ヒカリ:凄い…

バイスから受け取ったサイドSをリバイのサイドNに直列で連結させる。

『ファイナルリミックス!』

バイス:行くぜ!

『超必殺!バリ!ボル!ローリング!サンダーゲイル!ギファードレックス!ファイナルスタンピング!』

リバイ:ハアァァァァッ!!

リバイ:行くぜ!

『リバイ!「バイス!」ギファードフィニッシュ!』

超磁力の引力と反発を利用して加速し、竜巻を発生させヘルギフテリアンを上空へ巻き上げる。

リバイス:ハアァァァァーッ!!

引力で再度加速し、ヘルギフテリアンを挟み込むようにダブルライダーキックを叩き込んだ。

バイス:そんじゃ、行きますよ!

バイス:3!2!1!

バイス:どっかーん!

ヘルギフテリアンを撃破した。

バイス:決まった!

その瞬間、不意をついたギフが攻撃を仕掛けてした。

リバイ:バイス!

リバイス:ハアッ!

エネルギー弾でギフの攻撃を相殺した。

○○:これなら…ギフを倒せるかもしれない

バイス:ああ!

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赤石:そんなに絶滅したいのか!?人類は!ハハハ…!

渡:…

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純平:すまなかった…!愛する家族に別れを告げるのはその…辛くてだな…

玲:ちょっと待って。そのキャラやめて?

○○:そうそう!まったく父ちゃんらしくなくて、調子狂うんだよね

明美:私も疑問に思ってたんだけど、記憶を取り戻したからって、そんな急に性格まで変わらないわよね?

純平:……

元太:たはっっっ!!

バイス:「たはっ」って言った!

元太:正直に言います!お父さん、結構無理して純平やってました!

バイス:えっ?無理してたんかーい!

元太:ああっ!

バイス:ああ…大丈夫?

明美:無理しないで〜

伊良部:懐かしい家族の風景だ

玲:ちなみにぶーさんもそのキャラやめて

ぶー:はい。辞めます

バイス:そっちもキャラかい!

バイス:でも、よかったなぁ、○○

○○:ああ…。でももう一人、大切な家族が揃ってない

バイス:渡だな

Fin.

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