仮面ライダーギーツ 13話「謀略Ⅳ:ドライバーを奪還せよ！」
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○○:なぜ、ゲームマスターは俺を落とそうとしてる？
ギロリ:さあね…コンシェルジュの私には分からない
○○:今まで何度も世界を救ってきたのに、俺の何が気に入らないんだ？ゲームマスターは…
ギロリ:…
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ギロリ:ギーツはデザ神になる度に我々運営の秘密に近づこうとしている。これ以上、野放しにはできない
ウィン:だから、脱落させて奴の記憶を消す…だろ？
ツムリ:ですが…！運営として公平と言えるのですか？
ギロリ:これも、デザイアグランプリを存続させるためだ。パンクジャック、次のゲームでギーツを脱落させろ。手段は問わない
ウィン:オッケー！
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ジャマトを飼育しているビニールハウスに電話が鳴り響く。
アルキメデル:なんだこの忙しい時に…！
ギロリ📞:デザイアドライバーをジャマトに使わざるとはどういうつもりだ！？
アルキメデル:奴らが勝手に学習してるんだ。賢い個体もいるようだぞ。ハハハハハ…！
ギロリ:研究も程々にしてもらいたいものだな
アルキメデル:ジャマトが強い方が仮面ライダーも、戦いがいがあるってもんだろ
ギロリ:それを決めるのは私だ！
ギロリが電話を切った。
アルキメデル:こっちも、やられてばかりじゃ癪だからねぇ。ハハハハハ…！
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○○は仕事で写真撮影をしていた。
仕事の休憩中に○○に近づく女性が1人。
サマス:初めまして、的野○○様
○○:この出会いは運命か…初めてな気がしないのは俺だけ？
サマス:ぜひ、あなたを支援したいのです
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海月:もう、ほんとにありがとうございます。大将！
大将:いいんだよ！ちょうど人手不足だったし、こっちが大助かりだよ
圭介:姉ちゃん、俺、この仕事向いてるかもしれない。たぬき蕎麦愛、半端ないし！
圭介:あ、大将！外の掃除いってきます！
大将:あいよ！
外を掃除している圭介の隣を赤い帽子の少女が通った。
圭介のIDコアが落ちる。
圭介:えっ…？
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ひかる:お父様。デザイアグランプリのこと、知ってますよね？
光國:お前には関係ない話だ
ひかる:どうして私、エントリーすることになったんですか？
光國:それが、お前の望みだろう
ひかる:質問に答えてください！
光國:お前は知らなくていい
ひかる:教えてくれないならいいです。自分で突き止めるので！
ひかるは森田邸を出ていく。
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ひかるの横を赤い帽子の少女が通り過ぎる。
ひかるのIDコアが落ちた。
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一紫の前に赤い帽子の少女が現れる。
一紫:…なんだ？
一紫のIDコアが落ちた。
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同じ少女が○○の前にも現れ、IDコアが落ちた。
○○:ちょっと待って。俺のドライバーを盗んでどうするつもり？
少女はドライバーを奪っていた。
○○:これはおもちゃじゃないよ
○○の前にジャマトが現れた。
○○:早く逃げな、お嬢ちゃん
『SET』
○○:変身！
『MAGNUM』
『READY FIGHT』
○○はギーツ マグナムフォームに変身した。
ウィン:ふっ！おらっ！
○○:ぐっ…
○○はウィンに邪魔されながらもジャマトを撃破していく。
少女:…
少女が○○に近づくと変身解除され、IDコアを落としてしまった。
○○:魔法でも使ったのか？お嬢ちゃん
奪ったドライバーをジャマトに渡した。
『JYAMATO』
ポーンジャマトはジャマトライダーに変身した。
ジャマトライダー:ｼﾞｬｯ
○○:ぐはっ！
少女はウィンにも近づく。
するとウィンのドライバーが奪われた。
ウィン:は？おい！俺のまで取ってんじゃねぇよ！
○○:ここは逃げるぞ、パンクジャック！
○○とウィンは撤退し、物陰に隠れた。
○○:やり方が露骨になってきたな。パンクジャック
○○とウィンのスパイダーフォンに連絡が入る。
ウィン:呼び出しだ。さて、ギーツ最後のゲームは何かな？
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ツムリ:これで参加条件が揃いました。それでは、今から、デザイアグランプリ第3回戦、椅子取りゲームを始めます
ツムリ:椅子は椅子でも、ライダーの座をかけたゲームです。ここにいる5名のドライバーが謎の少女に奪われ、1つはジャマトに使われてライダーになってしまいました。つまり、残るドライバーは4つ。エリア内に潜伏するかくれんぼジャマトを撃破するまでの間にドライバーを手に入れた方が勝ち抜けとなります
ひかる:取り返せなかったら、ライダーの座から脱落…？
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海月:ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ圭介の就活が上手くいきますように…！
海月:よしっ！ん？
少女が神社の階段を登っていった。
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怪我の手当をする○○のもとへウィンがやってくる。
ウィン:お前が勝ち続けられたのは運営のサポートありきだ。俺たち運営を敵に回したら生き残れないんだよ
○○:それはどうかな？
ウィン:なんで命賭けてまで運営を探ってる？
○○:そっちこそ、俺を落とそうとしてまで何を隠してる？
ウィン:さぁな
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ひかる:(ひかるです！ピカリ！突然だけど、みんなに聞きたいの。赤い帽子を被った女の子の目撃情報を探してます！知ってる人がいたらコメントください！)
海月:あっ、見た見た！
圭介:えっ！ほんと！？教えて！
海月:えぇ〜いいよ！
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海月とひかるのリスナーの目撃情報から神社へとやってきたひかると圭介。
圭介:あっ、ひかるちゃん！いた？
ひかる:まだ…だけど情報は続々ときてる
圭介とひかるは神社の奥へと進む。
神社裏の雑木林でジャマトが少女からドライバーを2つ奪い取った。
圭介:させるか…！
圭介:ふっ！おりゃっ！
ジャマトからドライバーを奪い返す。
圭介:ひかるちゃん！
ひかる:ありがとう！
圭介:困った時は助け合い！行こう！
ひかる:うん！
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一紫:あいつらゲットしたのか…早く少女を…
ジャマト:ｼﾞｬｯ!!
一紫:おらっ！
○○:ふっ！
図面で戦う○○と一紫の前にウィンが現れる。
ウィン:残った椅子は2つ。脱落するのは、この3人の誰かだ
ジャマト:ｼﾞｬｰ!!
圭介:みんな！ここは俺たちに任せて！
一紫:情けなんているか！
圭介:なんでだよ！困った時こそ助け合いだろ！
一紫:お人好しが…！俺たちがライバルってこと分かってんのか！？
ひかる:助け合ったってよくない？たとえ脱落しても、生きてさえいればチャンスはあるけど、ジャマトにやられたらお終いなんだよ！？
圭介:時には周りを頼ってもいいんじゃないの？一人で生きていく人間なんていないわけだし
一紫:お前と一緒にするな！
○○:タイクーンの言う通りかもな。一人でやれると信じても、どうにもならない時もある。自分を信じすぎることが裏目に出ることも…誰かの支えがなければ、人は生き残れない
『『SET』』
圭介:変身！
ひかる:へ〜んしん！
『NINJA』
『BEAT』
『『READY FIGHT』』
圭介はタイクーン ニンジャフォームに、ひかるはナーゴ ビートフォームに変身した。
ひかる:はっ！やっ！
『ROUND 1』
『TACTICAL SLASH』
圭介:はあっ！！
一紫:おらっ！はあっ！
○○:ふっ！はっ！
○○:ぐっ！
ウィン:ふっ…！
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？？:あれを
サマス:ｺｸｯ
サマスはタブレット端末を操作した。
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○○:ぐはっ！
圭介:逃げて！
そこへ何かがジャマトライダーを攻撃し、○○の手に納まった。
『COMMAND TWIN BUCKLE』
○○:これは…
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ギロリ:なぜだ…！？あんなアイテムは実装していない…！
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○○:タイクーン…お前に頼みがある…10分、いや5分でいい！お前のドライバーを貸してくれ。そしてら俺の持ってるバックル全部くれてやる
圭介:どうする気？
○○:ジャマトに奪われたドライバーを取り返す
圭介:分かった
圭介は変身解除し、ドライバーを○○に渡した。
『ENTRY』
『SET』
○○:変身！
『GREAT』
『READY FIGHT』
○○はギーツ レイジングフォームに変身した。
圭介:えっ…顔だけ？
○○:このバックルは、抜けないか…こんな武器は初めてだな。まずは…試し斬りだ！
○○:ふっ！はあっ！たあっ！
一紫:…
ウィン:ドライバーを手に入れる方法ならあるぜ
一紫:はあ？
『FULL CHARGE』
○○:おっ…抜けた…！ってことは…
『TWIN SET』
『TAKE OFF COMPLETE JET AND CANNON』
『READY FIGHT』
○○:凄ぇなこれ…！
○○はギーツ コマンドフォーム キャノンモードに変身した。
○○:ふんっ！はあっ！
レイジングソードの斬撃とキャノンの砲撃でジャマトライダーを圧倒していく。
『LOCK ON』
『COMMAND TWIN VICTORY』
○○:はあぁぁぁぁぁぁっ！！
ジャマトライダーを撃破した。
○○:破壊力ありすぎだな
○○は変身解除し、圭介にドライバーとバックルを全て渡した。
圭介:これもいいの？
○○:ああ。感謝するのはこっちの方だ
転がり落ちたドライバーに近づく○○。
それを一紫が回収した。
一紫:これは俺のもんだ
ウィン:椅子取りゲームってのは早いもん勝ちだろ？
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ギロリ:あのアイテムを転送したのはお前か
ツキメ:(ゲームマスターがゲームの勝敗に直接介入するのは、ヤラセ以外の何ものでもない)
ギロリ:そんな事実は無い。プレイヤー同士が勝手にやってるだけだ！
ツキメ:(本当に？)
ギロリ:いいから、余計な手出しはするな！
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ジャマト:ｼﾞｬｯ
少女は2つのドライバーをジャマトに与える。
『SET』
『JYAMATO』
ジャマトがジャマトライダーに変身した。
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ひかる:今ドライバーを持ってるのは…
一紫:俺たち3人だ
ツムリ:このままでは、的野○○様と春屋ウィン様は脱落となります
○○:ふっ…！
To be continued...