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仮面ライダーギーツ 第22話「乖離IV:追跡!チラミ鬼を捕まえろ!」

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「デザスターは東村芽依さんではありませんでした」

圭介:満場一致で芽依さんに投票したのにデザスターじゃなかっただなんて…つまり、残った○○かひかるちゃんのどっちかがデザスター…。正直、まだ戸惑ってます。覚悟を決めたはずなのに、やっぱり、人を疑ったり蹴落としたりするのは苦手で…

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ひかるは新たなデザスターミッションを受け取っていた。

ひかる:(次のゲームでプレイヤーを妨害しろ。手段は問わない。もし、デザスターが君だと見抜かれたら、ペナルティとして、君の理想の世界は永遠に叶うことはない。)

ひかる:そんな…。でもここまで来たんだもん。やるしかない!

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ツムリ:支持率の発表をします。ギーツ、37%、タイクーン、28%、ナーゴ、28%、バッファ、7%

ひかる:えっ?なんで一紫まで支持率に入ってるの?

圭介:一紫さん、デザグラにエントリーしてないのに…

チラミ:バッファちゃんには極上のサポーターが着いたんですって。面白くなってきたじゃな〜い!

チラミは自分の指を舐め、圭介に触れた。

圭介:汚ぇ!

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一紫:くだらない。デザイアグランプリが見せ物になってるとはな。で、わざわざ公認サポーターとやらになってどうするつもりだ?見てるだけか?

ナギ:そのうち、分かるわよ

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チラミ:デザ神になるにはもう一つ条件がある。この中にいるデザスターがバレずに勝ち残ったら、デザ神の座を横取りできる。つまり、次のゲームの投票でデザスターを見破らなければ、支持率に関係なく、デザスターのカチンコ〜ッ!ここが正念場よ。デザスターもそうじゃない人もね

……

……

チラミ:チーン…0(:3 _ )~

○○:なあ、ゲームマスター、大丈夫なのか?

ツムリ:もう何日もジャマトが現れていないので、腐ってしまいました♪

ひかる:ジャマトが来ないと、ゲームが始められない…か

○○:このままじゃ、デザ神は決められないよな

圭介:ま、世界が平和なのはいいことじゃん

チラミ:ジャマトを…もっと、ジャマトを!

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ジャマト:ジャ~! ジャ~!

アルキメデル:おお、よしよし、もうすぐだからな。最高の舞台、お前たちに用意しておくからな!

ジャマーガーデンに電話がかかってくる。

チラミ📞:ちょっと!いつになったら次のジャマトをよこしてくれるよ?

アルキメデル:そんなの知らないよ

チラミ📞:オーディエンスを退屈させたら、ゲームマスターとしての私の評価に関わるのよー!

アルキメデル:そりゃ、大変!だったら自分で何とかしたらー?

アルキメデルはチラミからの電話を切った。

アルキメデル:面白い!君の考えた通りになってきたな

大智:しびれを切らしたゲームマスターは一体どうすると思う?答えは…

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ツムリ:これより、第4回戦を始めます

○○達はいきなり外へワープさせられた。

圭介:えっ…ジャマトが現れたんですか?

ツムリ:いえ、現れないので今回は、ゲームマスター自らが敵役として参加します♪

チラミが横歩きで現れる。

チラミ:手加減は…なしで行くわよ

『GLARE2, LOG IN』

チラミ:ビャーーオッ!!!変、身っ!

『INSTALL』

『I HAVE FULL CONTROL OVER,』

圭介:えっ…ゲームマスターと戦うの!?

『GLARE2』

チラミはグレア2に変身した。

チラミ:…勝負!

チラミ:へへっ!!

チラミは颯爽と逃げ出した。

3人:ポカーン……

ツムリ:いーち、にーい、さーん、よーん、ごー、ろーく、なーな、はーち、きゅーう、じゅう!

ツムリ:それでは、第4回戦、鬼ごっこゲーム、スタートです!逃げたゲームマスターを捕まえてください。ゲームは前後半1時間ずつ。妨害するライダーもいますのでご注意を

○○達に操られたライダー達が襲いかかる。

『『『SET』』』

ひかる:へ〜んしん!

○○&圭介:変身!

『MAGNUM』

『NINJA』

『BEAT』

『『『READY FIGHT』』』

圭介はライダーと戦い、地面に置かれているボタンを踏んた。

圭介:カチッ?

ライダーはその場を離れた。

圭介:え、ちょっと…

ライダーを追いかけようとすると足元か爆発した。

ツムリ:なお、あちこちに罠が仕掛けられているので、ご注意ください

圭介:それを先に言ってよ…

カチッ

圭介:カチッ?あっ…

圭介&ツムリ:ああ〜っ…!

○○とひかるは罠を掻い潜り前に進む。

圭介:待てー!

圭介の足元にバナナの皮が…

ズルッ!!

圭介:痛って!!

圭介:バナナの皮ぁ?

圭介の頭から氷水が降ってくる。

圭介:冷たっ!!

ひかる:見つけた!あっちにゲームマスターがいる!

圭介:俺が捕まえる!

○○:ん…?

圭介は張られていたロープに躓き、檻に捕まった。

圭介:なにこれ!?

圭介は変身解除させられる。

そこに筆を持ったライダーが現れた。

圭介:ちょっ…ちょっと!

圭介は顔に落書きされ、前半戦が終了した。

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ひかる:圭介の支持率、すっごい落ちたね

圭介:言わないでよ…ひかるちゃんがあんなこと言うからこんな目に…

ひかる:だからごめんって…笑 あそこに罠があるなんてププッ…思わなかったんだもん…ププッ…

圭介:ちょっと、笑ってない!?

ひかる:笑ってないよ…ププッ…

○○:フッ…まるで彼氏彼女の痴話喧嘩みたいだな

2人:彼氏(彼女)じゃないから!

○○:それはそうと、ナーゴ、さっきのゲームはわざとタイクーンか罠にハマるように仕向けたんじゃないのか?

ひかる:そんなことするわけないじゃん!

○○:デザスターなら妨害してもおかしくない

ひかる:そんなこと言うなんて○○のほうこそデザスターなんじゃない? だまされないでね、圭介。化かすの得意だからこの人。思い出してよ!今まで、何度騙されたと思ってるの?

圭介:○○かデザスター…?

○○:まあ、俺が疑われるのも無理はないけどな。今度ばかりは、俺を信じた方が身のためだぞ

ひかる:○○が言うと逆に怪しい

??:…

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ひかるは○○達と解散し、帰路に着く。

??:そこのお嬢さん、忘れ物

ひかる:あっ…ありがとうございます

??:さっきのは、いただけないな。何の話か知らないけど、他人に疑いをなすりつけるようなことして

ひかる:これには、ちょっと訳がありまして…

??:まあ、家出しようとしてる、わがままな親不孝者の時点でお察しだけど

ひかる:感じ悪っ…何なんですか?いきなり!

??:「ヒカルンTV」を見てるみんながみんな、君のファンとは限らない

ひかる:私の事、何も知らないくせに…

??:自分さえ幸せになれれば、周りはどうなってもいいのか?他人の不幸なんて望んだら、自分の身に降り掛かってくるぞ

ひかる:ファンじゃないならほっといてください!

ひかるは怒って去っていった。

??:ほっとけるわけないだろ、君みたいな世間知らずを…

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○○:…

ユウト:日頃の行いが祟ってるね。このままだと君が投票で落とされるよ。デザスターじゃないのにね

○○:信じるのか?俺の言葉

ユウト:当然、君のファンだからね

○○:まあ、見てろ。そんな単純には終わらないさ

○○:…なぜジャマトが現れないんだ?こんなことは今まで無かった。嵐の前の静けさみたいだ

ユウト:俺も同じことを考えてた。実はちょっと気になったことがあってね。ジャマトのスポンサーに会ってきたんだよ

○○:ジャマトの…?

ユウト:ああ。ジャマトの育成に巨額投資して人の不幸を楽しんでいる悪いやつだ

○○:そいつが何か?

ユウト:バッファを支援するとかほざいてた。運営は、サポーターとして認めたみたいだけど、いけ好かないね。やつは、きっと何かを企んでる。ジャマトが現れないのにはなにか理由がある

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一紫:…(ジャマト化が進んでやがる…)

ナギ:フフフ…!思い通りの展開になったわね

大智:ああ。僕の予測通り、あのゲームマスターならこうすると思っていた

アルキメデル:時は来た!これで、ジャマトの世界に近づく

ナギ:さあ、始めましょう

一紫:俺は俺のやり方で願いを叶えるだけだ

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ツムリ:後半戦、スタートです!

圭介:はあぁぁぁっ…!

ひかる:やあぁぁぁっ…!

チラミは2人の攻撃を避け、両者ぶつからせた。

○○:はっ!

○○の銃撃を上手く避ける。

チラミ:ピヨンピヨン、ピヨンピヨン、ピヨンピヨン、ピヨ〜ン!

圭介:うわっ!気持ち悪っ!

チラミは○○へヒュプノレイで作った電磁網を放つ。

チラミ:飛んでけ〜!!

○○:ふっ!

○○:待て!もう逃げ場は無いぞ

チラミ:あら〜!行き止まり〜!

○○達の前にヒュプノレイを模した巨大な岩が迫る。

チラミ:逃げ場がないのはそっち〜!

圭介&ひかる:うわぁ〜っ!!

○○は土管に入り回避した。

ゲーム終了まで残り10分を切った。

圭介:急がないと!

○○:焦るとまたデザスターにハメられるぞ。お人好しのタヌキさんなんだからな

圭介:今までの俺とは違う。お人好しとは言わせない!

○○:へぇ。言うようになったな

○○:はっ!

○○は撃ち落としたライダーに照準を合わせる。

ひかる:(今だ!)

ひかるが飛び出し、銃弾がひかるに当たってしまった。

ひかる:うわっ…!

圭介:ひかるちゃん!

ひかる:今、私の事狙ったでしょ!○○!やっぱり○○がデザスターなんだよ!

○○達の様子をチラミは影から見ている。

チラミ:その調子よ〜デザスターちゃん!へ〜イ!盛り上がってきた〜!

その時、チラミを一紫と大智が取り囲んだ。

チラミ:何?今、いいとこなのに…!

ナギ:のこのこ出てきちゃって〜お調子者は取り扱いが楽ね

チラミ:あっ、あっ、あっ…こ、これは…!来て、来て…!

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チラミの召集でライダー達はチラミのもとへ向かう。

圭介:時間切れ?

○○:いや…まだだ

3人は変身解除した。

ひかる:圭介、○○がデザスターなんだよ。間違いない

○○:ナーゴ、変わったな。勝利に貪欲なその姿勢、手強い相手だ

ひかる:デザスターは○○じゃないかって、最初っから疑ってたから

○○:支持率は俺がトップだ

ひかる:でも、デザスターって見破られた。私たちは騙されないよ。ねっ、圭介

圭介:…そうだね。デザスターは……

圭介:ひかるちゃん、なんでしょ?

ひかる:…えっ?

ひかる:どうして?

圭介:○○は完璧人間だから、周りに疑われるようなミスはしないんじゃないかなって。それに、ひかるちゃんは○○が怪しいって俺に同意を求めようとしたけど、どうして俺がデザスターだって疑わなかったの?それって、デザスターが自分だって、知ってたからじゃない?

ひかる:…

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大智:ふっ!

一紫:はあっ!

チラミ:うわぁぁぁぁぁあっ!!

チラミはナギにやられ、変身解除してしまう。

チラミ:なぜ私を狙うの?

ナギ:あなたはどうでもいいの。私が欲しかったのはこれ

チラミからヴィジョンドライバーを奪う。

チラミ:まさか…!アンタ達の狙いは…!

ナギ:そう。創世の女神。そして、このヴィジョンドライバーは創世の女神にアクセスする鍵、でしょ?

チラミ:それはアンタが手にしていい代物じゃないの!返しなさい!

ナギはチラミを動けなくし、投げ飛ばした。

チラミ:ひょえ〜っ…!

大智:これで世界は僕たちのものか

??:それはどうかな?

怒りを露わにするユウトが現れた。

ユウト:シラケることするなよ、ナギ。せっかくデザイアグランプリが面白くなってきたところなのに…

ナギ:あら、もっと面白いことしようとしてるだけよ。ユウトも、デザイアグランプリなんてやめて一緒にどう?きっとゾクゾクするわ!

ユウト:興味無いね

ナギ:……はあ…やっぱりあなたとは興味が合わないみたい

ユウト:合うわけないでしょ

『LASER RAISE RISER』

『ZIIN SET』

ユウト:変身

『LASER ON』

『ZIIN LOADING』

『READY FIGHT』

ユウト:俺が求めているのは…感動だ

ユウトは仮面ライダージーンに変身した。

To be continued...

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