仮面ライダーギーツ第24話「乖離SP:緊急特番！デザイアグランプリのすべて！」

餅介

2024年10月23日 20:19

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「デザイアグランプリをご覧のオーディエンスの皆様へ
運営上のトラブルに伴い
予定を変更して、番組をお届けいたします。」

サマス:緊急特番、デザグラスペシャル。デザイアグランプリについて知識を深める当番組

ツキメ:これであなたもデザグラマニア。最後までお見逃しのないよう

『デザイアグランプリ。それは…歴史上の様々な時代を舞台に繰り広げられるリアリティーライダーショー。』

『オーディエンスからの公募によってプレイヤーを選定し、怪物、ジャマトから世界を救うため、仮面ライダーとなって生き残りゲームを繰り広げる。そして、見事、最後まで勝ち抜いた勝者、デザ神には理想の世界を叶える権利が与えられる。』

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ユウト:あっ！ほら今、○○映ったよ！

○○:こんな番組をやってる場合とは思えないけどな

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『デザイアグランプリは様々な時代を舞台に、数え切れないほどのシリーズを重ね、多くのデザ神を排出した。』

圭介:様々な時代って？

ケケラ:いろいろやったぜ。ローマ時代に戦国時代、お前たちの世界よりももっと未来の時代もな

圭介:俺たちの世界だけじゃなかったんだ…

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『彼らは、過酷な戦いを勝ち抜き、ある者は巨万の富を、ある者は一国の王の座を、ある者は掛け替えのない子宝を手に入れた。』

ひかる:じゃあ、歴史上の人物の中にもデザ神が？

「ああ。そうやって、人々が幸せが紡がれていったんだよ」

ひかる:ふ〜ん…

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『そんな中、デザイアグランプリに新たなデザ神が誕生した。それが、仮面ライダーギーツこと的野○○』

○○:（変身！）

○○:（さあ、ここからがハイライトだ！）

○○:いつから俺のサポーターを？

ユウト:第一印象で感動したんだよね。あれはまだ、○○がデザイアグランプリにエントリーしていなかった頃。ジャマトに恐れず立ち向かう、その姿に

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下校中、高校生の○○は暴れるジャマトに臆することなく立ち向かう。

○○:ふんっ！はあっ！

……

ツムリ:おめでとうございます。今日からあなたは仮面ライダーです

○○:へぇ…

……

『SET』

○○:変身！

『MAGNUM』

○○:キツネか…

○○:はあっ！

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○○:そんな前から俺に目をつけるなんて、お目が高いな

ユウト:君こそ、心が広いね。俺がはるか未来の存在って知ったのに、普通に接してくれて

○○:驚くのには慣れてるよ。デザグラに出会った時からな

『ギーツは初参戦と思えない戦闘センスでゲームを勝ち抜き、幾度となく、理想の世界を叶える、デザ神となった。』

ユウト:すべては生き別れた母親を見つけるために

○○:まさか、母さんがデザグラの元ナビゲーターだとは思わなかったけどな

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『ギーツに負けじと多くの仮面ライダーか参戦した。その中でも目覚しい活躍をしているのがタイクーンとナーゴだ。』

ケケラ:お前が世界を変える男になる。そう確信したのはあの時だ

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フォートレスジャマトが破壊活動を開始する。

圭介のいるビルも破壊され、ひかるが屋上から落下してしまう。

ひかる:（いやぁぁぁぁぁぁっ！！）

圭介:（ひかるちゃんっ！！）

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ケケラ:世界平和を願うお前こそが、仮面ライダーの鑑って思ったぜ

圭介:ケケラさんが見つけてくれなかったら、俺は仮面ライダーになってなかったんだね

ケケラ:おうよ。感謝しろよ？

圭介:いや…喜んでいいことかは分かんないけど…

ケケラ:なんだ？未来から来た俺にビビってんのか？

圭介:ビビってないし。そりゃ、未来のカエルが喋るんだって知って、びっくりはしたけど、それだけじゃ…

ケケラ:ジャマトの犠牲になっちまった奴らがいるからな

平:（息子を…救いたいんだ…！）

『MISSON FAILED』

豪徳寺:（ううっ…しまった…）

『MISSON FAILED』

父:（逃げろーっ！海月ーっ！！）

母:（誰かーっ！娘を…）

圭介:退場した全ての人たちをいつか、蘇らせないと…

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「家に居場所をなくし、孤独に彷徨う君を放っておけなかった。」

ひかる:（ここには、私の欲しいものなんて…もうない）

光國:（本当に望むものは、他にあるんじゃないか？）

「誰よりも幸せになって欲しい。そう思って君を支援しようと決めたんだ。」

ひかる:そこまで思ってくれるなら、姿を見せてくれてもいいのに…

「君が幸せになってくれさえいれば、それでいいんだ。
シンガ」

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『彼らは互いに理想の世界を目指して、激戦を繰り広げた。』

『ところが一部の悪質なサポーターによって、デザイアグランプリにトラブルが発生。デザイアグランプリを一時中断せざるを得ない状況となった。』

ナギ:（いらなくなったらまた創り変えればいい。そうやって…遊び場にしてきたのよ、この世界を！）

サマス:長い歴史を持つデザイアグランプリ史上でも、例のない事態です。今後我々は、どのように対応すればいいのでしょうか？

ツキメ:奪われたドライバーを取り返す…その一点に尽きる。そのためにはあああああああ…

映像にノイズが生じる。

サマス:何が起きたの！？

ツムリ:何者かに電波をジャックされたようです！

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ナギ:デザイアグランプリには欠かせない存在がいる。それは、ジャマトよ

『本来ジャマトは、デザイアグランプリの敵役として造られた存在です。あくまでも、ゲームの駒としてデザインされました。』

『開発担当者のあふれる愛を受け、育てられたジャマトはやがて、奇跡の進化を遂げました。人間を栄養分として利用し言葉や教養、自由と尊厳を手に入れ人類との生存競争に立ち向かえるようになったのです。もう、ジャマトはデザイアグランプリでやられるだけの敵役ではありません。これからはジャマトの世界が始まるのです。』

『その名も…ジャマトグランプリ』