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仮面ライダーリバイス第29話「クランクイン!メモリー・オブ・ヒロミー!」

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玲:聞いて!ラブちゃん、ヒロミさんが生きてたって!

ラブコフ:ラブ。ラブラブラブ。ヒロミ〜!

玲:そう、ヒロミさん!

ヒロミの変身ポーズを真似する。

玲:ラブちゃんのこと守ってくれたもんね…

ラブ:ラブ…

玲:無茶ばっかりするから…渡君を守って…

バイス:ただいま〜

ヒロミの実家へ行っていた○○、バイス、渡が帰ってくる。

玲:ヒロミさん、元気だった?

○○:うん。会えたんだけどさ…

渡:記憶を失ってるみたいなんだ

バイス:俺っち達や戦いのことも忘れてる

玲:それじゃあ、どうすれば…?

朝影:はい、邪魔邪魔〜

朝影か台車に荷物を乗せて現れた。

バイス:タカちゃん、なんだよこれ?

朝影:これまでの戦いの記録が詰まった映像データと撮影機材さ!共に戦ってきた門田ヒロミ。彼の記憶を取り戻すために、みんなで思い出ムービー、作ってみないかい?

4人:思い出ムービー!?

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赤石:諸君。50年前に発見されたギフの棺は悪魔と契約した愚かな人間を食らうことで、ついに復活を遂げた

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玲:よ〜い…アクション!

○○:ヒロミさん…!覚えてますか…!俺…大園○○でふ…!

玲:カット!○兄、緊張しすぎ。ていうか渡君、見切れてる。もっと右。そっち左ね、こっち!

朝影:カラテガール。そもそもRECボタンを押せてないよ

玲:えっ!?

撮影は夜まで続き…

○○:これからヒロミさんに戦いの記録を…???

渡:ふぁ〜…

既に眠たい渡はカンペを上下逆に持っていた。

○○は渡にカンペが逆であるとジェスチャーで教える。

玲:カット!○兄、変なことしないで

翌朝…

玲:カット!おっけー!撮影終了〜!

朝影:ヘイ!撮影が終わったら、次は楽しい楽しい、編集の時間だよ

バイス:鬼です。この人鬼です!鬼ー!

さらに翌朝

朝影:おやおや〜みんなヘトヘトだね〜

バイス:○○と俺っちのはだいたい完成してるぜ!

バイス:○○の代わりに俺っちが編集したヒロミっち思い出ムービー、スタート!

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バイス:ハーイ、ヒロミっち。泣く子も黙る悪魔のバイスちゃんがこれまでの戦いを振り返っちゃうぜ!それではどうぞ!

バイス:俺っちと○○が仮面ライダーになったのはフェニックスの任命式。

バイス:デッドマンから家族や人々を守りたい。そんな○○の想いを感じて、悪魔の囁き、しちゃいやしたー!

○○:(俺が…家族を守る!!)

バイス:体内に潜む悪魔を利用して戦う必要なアイテムがタカちゃんが開発したリバイスドライバーとバイスタンプ。俺っちと○○は最強生物の遺伝子情報が入っているバイスタンプでゲノムチェンジして、デッドマンと戦ってるってわけ!

バイス:そうそう!○○だけじゃなくて、弟の渡と変身出来るようになるんだぜ!

バイス:最初はカゲツキっていう、カッコつけ悪魔に乗っ取られちまって、仮面ライダーエビルになってた。喧嘩するほど、仲がいいって言うけどよ、ありゃ、やり過ぎだなぁ。

バイス:でも、○○が渡を救い、渡は○○を守るために仮面ライダーライブになったちゅうわけ。

バイス:そんな兄貴たちに続けとばかりに、妹の玲も悪魔を分離化して戦う、仮面ライダージャンヌに変身!

バイス:兄妹全員が仮面ライダーになるなんて、初じゃねぇ!?

バイス:で、その悪魔のラブコフってやつ、可愛い見た目で腹黒いとか、ずるいのよ!

バイス:あいつらに茶々入れられる前に、俺っちの名場面集を見てちょうだい

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○○:これじゃあ、仮面ライダーバイスじゃねぇか!

○○:もっと俺たち兄妹の活躍増やせ!

玲:そうだそうだ!

○○:…

○○がPCを操作する。

○○以外の4人:あぁぁぁぁぁーーーっ!!!!

……

……

○○:…

「私は編集データを消してしまいました。」と言うプラカードを下げられ、正座させられていた。

玲:データが復旧してるからいいけど、反省してよね!

○○:はい…

朝影:次は渡とカラテガールが作った思い出ムービーだ

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職業は「ヒーロー」

渡:フェニックス司令官、門田ヒロミ。

渡:彼はデモンズドライバーを使い、仮面ライダーデモンズへ変身し、大園3兄妹を支えた。

玲:彼らが戦っていたのはデッドマンズ。

玲:たくさんの悪魔を生み出し、平和を脅かしてきた、悪魔崇拝組織。

渡:度重なる激闘を制し、ついにデッドマンズ本拠地へと乗り込んだ3兄妹と門田ヒロミは死闘の後、ようやくデッドマンズを壊滅させることに成功した。

玲:だが、その勝利の裏で、門田ヒロミは幾多の試練に直面することになる。

玲:フェニックス内部に潜んでいた若林司令官の偽物。

玲:そしてオルテカとの内通者。

渡:さらにデモンズドライバーが使用者の生命エネルギーにしている禁断のベルトであるという事実。

渡:フェニックスには裏がある。門田ヒロミが残した言葉が重く響く。

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渡:あなたはデモンズドライバーのデメリットを知りながら、ヒロミさんに黙っていた

朝影:That's Right. だが、弁明させて欲しい。最強の仮面ライダーを作るための実験…だけではなかったんだ…

玲:その他の理由って?

朝影:明確な指示があったんだよ。赤石長官からね

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赤石:デモンズドライバーに潜んでいた悪魔・べイル。べイルは我々の目的のために必要不可欠だ。タカセは非常にいい働きをしてくれた。諸君もそう思うだろう?

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朝影:だが、そのせいでヒロミは…

朝影:小さな償いかもしれないが、彼のためにも今一度、私に力を貸してほしい

朝影は渡達に頭を下げる。

渡:過ちの根本は、フェニックスが腐っているからです

玲:次、変なことしたらライダーキック、撃ちますので

朝影:では、次の作業に。おっと、忠告するのを忘れていた。映像データは全てフェニックス所有のものだ。ないとは思うが、くれぐれも外部に漏らさないように

バイス:へへっ言われなくても分かって…ヤベーーーっ!!間違えてByTubeにアップしちった!ああ…どうしよう…

玲:うわっ!めっちゃバズってる!

朝影:ガッデーームッ!!

朝影:NO MORE!! 違法アップロード!

……

……

バイスは○○と同じくプラカードを下げ、正座させられていた。

渡:ヒロミさんが居なくなってからの事もムービーにしないとだよな…

玲:ウィークエンドのことは?

朝影:ウィークエンドの映像はないし、あそこには私の母親がいるからね。バットな気分になるからよそう

玲:(ウィークエンド。私にリベラドライバーを送り、スカウトしてきた謎の組織)

玲:(設立者はタカセさんのお母さんである高瀬愛奈さん)

玲:(フェニックスを監視するのが目的で私たち兄妹の事も銭湯の常連客のふりをしてずっと見張っていた)

玲:(正直、ウィークエンドだって怪しいけど、家族の元に居たままじゃ、私は妹として守られ続ける。だから…私はウィークエンドに入る事を決めた)

玉木:うええぇぇーん…アギレラ様ぁ…

玲:玉木さん!?どうしたんですか?

玉木:グスンッ アギレラ様が…何処にも居ないんだ…あれからずっと探しているんだけど…アギレラ様をギフから解放してあげたいんだ…

玲:分かりました。私も協力します

玉木:玲ちゃぁぁぁぁぁん…ありがとぉぉぉぉぉ…

玲:抱きついて来ないでください!鼻水付いちゃうので!

玲は玉木と一緒にしあわせ湯を出ていった。

渡:玲ー!まだ編集の途中だろー?

朝影:Don't worry. 横槍が入りまくったが、ヒロミ不在時に何が起こっていたか、それは私が編集しておいた。それでは皆さん。VTRスタート!

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朝影:ハ〜イ、ヒロミ!!ここからは、私の華麗なる研究結果を紹介するが、映像に合わせて同じ動作をしてみて欲しい!いいリハビリになるはずだからね!

朝影:まずはボルケーノバイスタンプ!

朝影:この時点では悪魔の分離が不可能だったフェーズ3のデッドマンをリバイスはこのスタンプで分離することに成功した!

朝影:ハイ、一緒に特訓。カモン!

朝影:攻撃…からのキック!

朝影:だが、そこで邪魔が入る。ギフの影響気味の悪魔を制御するローリングバイスタンプによって誕生したジャックリバイス。私の母親が開発したモノだ

朝影:少々、荒々しくなるよ!オラッ!

朝影:裏拳!からの…回し蹴り!

朝影:しかも副作用でバイスと○○が入れ替わってしまった。想定外もあっただろうが、母親はこの事態を私がどう攻略するか、試したかったんだろう

朝影:バイスの暴走がいよいよ抑えきれなくなり、私は賭けに出ることにした。新開発のサンダーゲイルバイスタンプを使ってね

朝影:暴走を抑え込めるかは未知数だったが、○○とバイスの絆が開発者である私の想像を上回る奇跡を起こした。リバイスシステムが本当の意味で完成した瞬間だ!

朝影:変身ポーズからの全力で掻きむしって…イエス!!サンダーゲーーーーイル!!

朝影:新たに進化したリバイスは圧倒的な強さで、ついにオルテカを撃破した!

朝影:グゥゥゥゥゥゥゥゥゥレェェェェェェェェェイトッ!!!!!!

朝影:これにてデッドマンズは事実上壊滅だ。リバイスの次なる敵は…

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赤石:オルテカを失って辛いか?あぁ、涙も枯れるほどだ。だがしかし、代わりは既に我が手にある。デッドマンズは我々の目的を達成させるための狂言回しに過ぎん。バイスタンプを奪い、流通させ、仮面ライダーと戦っていただく役割だ。それが…ギフ様の復活に繋がろうとは皮肉だな。フハハハハ…!

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朝影:○○。フェニックスから出動要請だ。バイスと2人で行ってきてくれ

……
……

ギフテリアン?:ガァァァァァァァァッ!!

街で暴れているのはいつもとは見た目が違うギフテリアンだった。

バイス:またあいつかよ。てか、色がちょっと違くない?

○○:ギフスタンプは消滅したんじゃ…

朝影:(○○。おそらく、まだギフの体内に残っているのだろう)

○○:ギフが直接生み出してるってことか…

『ボルケーノ!』

『コンバイン!』

『Burning fire!Come on!ボルケーノ!』

○○:変身!

『バーストアップ!』

『オニアツーイ!バリヤバーイ!ゴンスゴーイ!』

『パネェツヨイ!リバイス!We are!リバイス!』

リバイ ボルケーノレックスゲノム、バイス バリッドレックスゲノムに変身した。

リバイ:熱っ!熱い、熱い!!

バイス:えぇーっ!○○のお尻が燃えてるんですけど!

リバイ:多分編集作業で疲れたせいだ!

バイス:いやいやいや!編集作業したの俺っちだからー!

ギフテリアン:ガァァァァァァァァッ!!

バイス:うわっ!っていうか…こいつら強くない!?

リバイ:こうなったら…これで行くぞ!

『サンダーゲイル!』

『Come on! サンダーゲイル! GO!』

『Come on! サンダーゲイル! GO!』

『一心同体!居心地どうだい?』

「超ヤバイっす!豪雷と嵐でニュースタイル!」

『「仮面ライダー!リバイス!」』

リバイス:一気に…いや、一緒に行くぜ!

リバイス:ハッ!ハアッ!ハアァァッ!!

ローリングバイスタンプとオーインバスターの二刀流でギフテリアンを圧倒する。

『爆風爆雷GO! 爆風爆雷GO!』

『爆爆リバイストライク!』

リバイス:ハアァァァァッ!!

「ローリング!」『スタンピングスラッシュ!』

リバイス:ハアァァァッ!!

ギフテリアン2体を撃破した。

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朝影:ミッションコンプリーーーーーートッ!!!!

朝影:君達が作ったものを繋ぎ合わせて、思い出ムービーは完成した!

○○:これは俺が責任をもってヒロミさんに渡してきます。

玲:じゃあ…作業も終わったし、私はこれで

○○:行くんだな…ウィークエンドに…

玲:もっと強くなりたいから…ママのこと…よろしくね

渡:俺はフェニックスでやらなきゃいけないことがある。兄ちゃんは?

○○:俺は…しあわせ湯を守らないと。父ちゃんや、みんながいつでも帰ってこられるように!

拳を合わせる3兄妹。

……

……

渡と玲が去り、片付けをする。

バイス:いいのかよ○○。兄妹バラバラになっちまってよ

○○:ギフを倒すっていう目的が一緒なら、いつでも集まれるさ。だって俺たちは家族なんだから

バイス:たな!

○○:あぁ!

朝影:ん?

大園家が写った写真を見ていた朝影。その写真から○○が消えていくのを確認した。

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赤石:さすがはギフ様の末裔。一筋縄ではいきませんな。さあ!時は来たれり!人類を次なる段階へと導きましょう!そう…退化へ!

Fin.

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