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仮面ライダーギーツ 第20話「乖離Ⅳ:ジャマトからの宅急便!」

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「残った4人の中に裏切り者のデザスターがいます」

ひかる:みんなで投票した大智くんがデザスターじゃなかったなんて…。ちょっとパニックですけど…とりあえず今度こそ、デザスターを突き止めないとですね

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海月:圭介、助けて…。私、もう生きていけない…!

圭介📞:姉ちゃん!?何があったの!?

海月:包丁で切れないよ〜!!

圭介📞:そんなことでいちいち電話してこないでよ…

圭介📞:それで?何を切ろうとしてるの?

海月:寒中見舞いの果物だよ。部屋に届いてたやつ

圭介📞:今度俺が帰ったら切ってあげるから

海月:ダメだよ。期限が「本日の日没まで」って書いてあるんだから

圭介:短すぎない?

ツムリ:ジャマトが現れました

圭介:ごめん姉ちゃん、後でかけ直す!

圭介は電話を切り、ジャマトのもとへ向かった。

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配達ジャマト:イズキョトス、イズキョトス…

圭介:ふっ!はあっ!

圭介は配達ジャマトを攻撃した。

ダンボールからスイカが落ちる。

スイカは膨張し始めた。

ジャマト:ポスデチャラ!

スイカが爆発した。

圭介:爆発…した…?

煙が晴れるとジャマト達は消えていた。

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圭介はジャマト神殿に飛ばされた。

ツムリ:私たち運営のところにこのようなものが

圭介:これって…ジャマトが使ってた言葉じゃ…?

ツムリ:はい。翻訳したものがこちらです

芽依:お前たちの世界に時限爆弾を仕掛けた!?

圭介:ってことはさっきのが時限爆弾ってこと?

ツムリ:タイムリミットは日没。もし、爆発してしまったら人質の命は助かりません。…永久に

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アルキメデル:脅迫状まで送り付けるなんて成長したな〜!

爆弾魔ジャマト:カカジュジュ〜

そこへポーンジャマトは一紫を運んできた。

アルキメデル:ご苦労さん

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また配達ジャマトが現れた。

ツムリ:(第3回戦、時限爆弾ゲーム。仕掛けられた時限爆弾を見つけて解除してください。爆弾を配達しているジャマトもいます。仕掛ける前に止めてください)

『SET CREATION』

『『『SET』』』

ひかる:へ〜んしん!

3人:変身!

『GIGANT SWORD』

『NINJA』

『BEAT』

『ZOMBIE』

『『『『READY FIGHT』』』』

○○はギーツ パワードビルダーフォームに、圭介はタイクーン ニンジャフォームに、ひかるはナーゴ ビートフォームに、芽依はロポ ゾンビフォームに変身した。

○○:はあっ!

『SECRET MISSION CLEAR』

○○はマグナムバックルを手に入れた。

○○:サポーターからのプレゼントか

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ユウト:心ゆくまで暴れな。ギーツ

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『SET』

『MAGNUM』

『READY FIGHT』

○○はギーツ マグナムフォームに変身した。

圭介:おっ、やっぱりマグナム似合うね

○○と圭介の足下にリンゴが転がる。

圭介:ん?リンゴ?えっ?なんで後ろから?

リンゴが爆発した。

圭介:イテテテテテテ…。爆弾、どこから来たんだ?

○○:後ろのジャマトは全て倒したはずだが…

芽依:…

○○達は変身解除した。

芽依:ジャマトは倒したけど、時限爆弾の手がかりは無しやな…

ひかる:どこに仕掛けられてるんだろ?

○○:ジャマトが使ってたのはフルーツ型の爆弾だったな

圭介:フルーツ…

芽依:タイムリミットの日没までに見つけんとな

圭介:日没…。どこかで聞いたような…まさか!

圭介は走り出し、海月の住むマンションを目指す。

○○達は圭介を追った。

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圭介:姉ちゃん!

海月:あっ、圭介、外れない…えええーーーっ!?なんで?○○様にひかるちゃん!ごめんね、部屋が散らかっちゃってて

圭介:そんなこと言ってる場合じゃないって!

圭介は爆弾のケーブルを無理やり引っ張る。

○○:待て。爆弾だとしたら丁寧に扱わないと危険だ

芽依:そうやな

○○:それにその2色の線、切るほうを間違えたら爆発するかもしれないぞ

圭介:赤と青、どっちを切れば…

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デザグラの様子を森田夫婦がVIPルームで見ていた。

伊留美:なぜこんな危険なゲームにひかるをエントリーさせたのですか!?

光國:世界平和に貢献するれば、ひかるの理想が叶う。自立して生きていくいい機会じゃないか

伊留美:だからって、何もうちの子がやらなくても…!

光國:大丈夫、心強いサポーターがついているからな。じゃあ、私は仕事に行ってくる

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ひかるのスマホに電話がかかる。

伊留美📞:ひかる、今すぐに危険なゲームを止めなさい!ママは認めません!

ひかる:そういうわけにはいかない。助けたい友達がいるから

伊留美📞:友達なんてどうでもいいでしょ!あなたには、結婚を約束したお相手がいるんですから!

ひかる:私は認めてない。友達と遊ぶことも恋愛することも禁止されて私の自由を何もかも奪って…

伊留美📞:これは、あなたの幸せでもあるんです!

ひかる:自分の幸せは、自分で叶えるって決めたから

伊留美との電話を切った。

芽依:ひかるちゃん、大丈夫?

ひかる:大丈夫だよ

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アルキメデル:こいつなら、強い変異種に育ちそうだな〜

バッファのIDコアを埋めようとする。

??:そのIDコアを渡しなさい

アルキメデル:おっ、珍しいですなぁ。スポンサー様が顔を出すだなんて

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一紫の前に謎の女が姿を現す。

一紫:誰だ…?お前…!

ナギ:私はナギ。ジャマトを支援しているスポンサーよ

一紫:はあ?スポンサー?

ナギ:フフフ…!面白〜い!人間がジャマトになりかけてる!

一紫:怪物と一緒にするな

ナギ:ねぇ、あなたって、仮面ライダーをぶっ潰すのが夢なんでしょ?だったら、私達と組まない?

一紫:お前もデザグラの運営か

ナギ:あんな奴らと一緒にしないでくれる?

一紫:なら、何が目的だ?

ナギ:私、人の不幸が大好物なの。返答次第では、あなたの理想の世界、私達が叶えてあげてもいいわよ

一紫:フッ…!お前が?

ナギ:勝つためなら手段を選ばない。でしょ?私のこと、利用しない手は無いんじゃない?

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芽依:まさか参加者の家族が狙われるなんてな…

ひかる:あっ…そういえば、芽依さんにも弟と妹がいるって言ってたよね

芽依:うん。自分の家族が標的にされたらって想像したらとてもじゃないけど、冷静でいられんわ

芽依は1枚の家族写真を取り出す。

芽依:芽依の家な、奈良の料理屋なんやけど、父親が病気で倒れちゃって経営が回らんくなって…スポーツで全国目指してる下の子たちの夢を叶えさせてあげたくて…。年齢で衰えない身体能力さえあれば、芽依もずっと現役でおれるから…

ひかる:家族を養うために?

芽依:だから、負けられへんねん

ひかる:そういうふうに家族を思えるって羨ましいな…

芽依:ひかるちゃんの家族は?

ひかる:うちは、ちょっと特殊だから…

芽依:そっか…

サロンに○○と圭介が戻ってくる。

○○:フルーツにも種類があるようだ

圭介:うちに仕掛けられたのはパイナップルだった。ということは、パイナップルの爆弾を使うジャマト
見つければいい!

○○:ああ。問題は俺たちに爆弾を投げたデザスタが誰か…

投票中間発表が出され、○○、ひかる、芽依に1票ずつ入っている。

ツムリ:ジャマトが現れました!みなさんお願いします!

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○○:パイナップルを使ってるジャマトを探すぞ

圭介:ああ!

『『SET』』

2人:変身!

『MAGNUM』

『NINJA』

『『READY FIGHT』』

○○はギーツ マグナムフォームに、圭介はタイクーン ニンジャフォームに変身した。

配達ジャマトは○○達の姿を見つけた。

ジャマト:デガロチャル!

ジャマト達は車に乗りこみ、逃走した。

圭介:待て!

ジャマト:カカキョ!

ジャマト達は爆弾を投げてきた。

圭介:あっぶね!

『NINJA STRIKE』

圭介:はあぁぁぁっ!!

配達ジャマトを倒すも出てくるのはリンゴやスイカ等であり、目的のパイナップルは出てこない。

すると○○達の前に一紫が現れる。

圭介:一紫さん!本当に無事だったんですね…!

一紫:お前らの相手は俺だ

圭介:えっ…!?

一紫はジャマトバックルをドライバーにセットした。

一紫:うぐっ…!ぐぁぁぁぁぁぁぁ……!!変身……!!

『JYAMATO』

一紫はバッファ ジャマトフォームに変身した。

一紫:はあっ!

○○:お前はパイナップルを探せ

圭介:ああ!

一紫:ふっ!

○○:ぐっ…

○○:どういうつもりか知らないが相変わらず、血の気が多いな

一紫:黙れ…!

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圭介:あっ!パイナップルいた!

パイナップルを持つジャマトは逃げた。

逃げる先にはジャマトを倒すひかると芽依が。

ジャマトは2人に向けてパイナップルを投げ、爆発させた。

ジャマトは倉庫の中へ逃げ込む。

圭介:待て!

圭介:ふっ!はあっ!

いくら攻撃してもビクともしない。

圭介:そのバックル貸せ!

芽依:ちょっと!?

芽依からゾンビバックルを強引に奪い取る。

『SET』

『ZOMBIE』

『READY FIGHT』

圭介はタイクーン ゾンビフォームに変身する。

『POISON CHARGE』

『TACTICAL BREAK』

ゾンビブレイカーを使い、扉を破壊した。

圭介:ふんっ!はあっ!おらっ!

ゾンビブレイカーで滅多斬りにする。

『ZOMBIE STRIKE』

圭介:オラァァァァァッ!!

ジャマトを撃破した。

圭介:はぁ…はぁ…!

圭介:赤?ってことは赤を切ればいいのか?

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○○:はっ!

一紫:ふっ!

一紫:おらっ!

○○:ぐはっ!

一紫:うおおおおーーっ!

○○:っ!はっ!

一紫:がはっ!

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ユウト:因縁の2人がやり合うなんて感慨深いねぇ…

ユウトは銃を取り出し、銃口を向けた。

ナギが現れていた。

ユウト:勝手に入ってもらっちゃ困るな。ここは健全にライダーを応援するオーディエンスルームだ。ジャマトのスポンサーが来ていい場所じゃない

ナギ:アハハハ…!お生憎様。私にもライダーの推しができたから

ユウト:誰だ…?

ナギはバッファを指さした。

ユウト:へぇ〜…

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圭介:姉ちゃん!

海月の住むマンションに到着した圭介。

パイナップルは今にも爆発しそうだった。

海月:もう、なんなのよこのパイナップル!助けて!今にも爆発しそう!

圭介:答えは…赤だ!

圭介:うおおおおおーーーーっ!!

圭介は間一髪で赤の導線を切った。

パイナップルは崩れて消えた。

圭介:やった…!

ひかる:助かった…!

圭介:もう…普通、開けないでしょ?こんなの

海月:だって、お腹すいてたんだもん…

圭介:ってか、パイナップル嫌いじゃん

海月:好きだし

圭介:ウソつけ!

海月:ほんとだもん!

ひかる:ふふっ

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一紫:ぐっ…ううっ…!うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあーーーーっ!!!

一紫は苦しみながら変身解除してしまった。

○○:おい、大丈夫か?そんな物騒なバックル使い続けて、人間捨てる気か?

一紫:ギーツ…お前を倒すのは、時間の問題だ…!

一紫は去っていった。

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ツキメ:南南東…南南東…あっちか

ツキメは南南東を向き、恵方巻きを食べる。

サマス:ツキメ様。ジャマトのスポンサーがバッファの復活を支援しているとの情報が

ツキメ:そいつは面倒だなぁ

サマス:デザイアグランプリの進行を妨げるようであれば、対応するようにゲームマスターに伝えますか?

ツキメ:スポンサー絡みとなると、事は複雑だ。その時は私が

サマス:プロデューサーが直々に?

ツキメ:興味があるんだよ!この世界のリアルに!

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「他のライダーにジャマト爆弾を命中させろ」

芽依:…

To be continued...

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