仮面ライダーセイバー5「我が幼なじみ、雷の剣士につき。」
前回のあらすじ
ソフィア：前回は真道恭太郎君が仮面ライダーブレイズとなり仮面ライダーセイバーと共闘してキリギリスメギド達を倒したようですね。
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澤部：今学期始まってすぐだが転入生を紹介する！入って来い！
？？：初めまして、迅翔琉です。よろしくお願いします。
◯◯：翔琉！？
ひかる：翔琉君！？
澤部：どうした？2人とも、知り合いか？
翔琉：そうですね。
澤部：そうかそうか！なら席は近い方がいいな！じゃあ小林の前に座ってる井上！変わってやってくれ！
井上：でんでんどうど！
澤部：滑舌が悪い！
◯◯：翔琉！久しぶりだな！今まで何処に行ってたんだよ！
翔琉：まぁちょっとな…
保乃：私！田村保乃！よろしくな！翔琉君！
翔琉：よろしく、田村さん。
恭太郎：俺、真道恭太郎。よろしく！
翔琉：よろしく、恭太郎。
保乃：翔琉君と◯◯君達はどんな関係なん？
◯◯：俺と翔琉は幼稚園からの仲で。
ひかる：私は小学生から。それにしても急に転校して、元気だった？
翔琉：もちろん、元気だよ。
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翔琉：◯◯、恭太郎、ちょっと着いて来てくれ。
◯◯：分かった。
ひかる：私達も行こ。
翔琉は空き教室の前に立ち一冊のWRBを取り出した。
ブックゲートWRB：オープンゲート！
保乃：うわぁ〜どこで◯ドアやん！
翔琉：いや、どこで◯ドアじゃなくて、ブックゲートね。◯◯、恭太郎。ここから繋がる俺たちの本部に来てくれ。
一同：本部？
◯◯達は翔琉が出したブックゲートを通った。
翔琉：連れてきました。ソフィア様。
翔琉がソフィアと呼ぶと本棚が開き奥から女性が現れた。
ソフィア：ありがとう、翔琉君。私は、ソードオブロゴスに仕える本の守護者、ソフィアです。貴方達がいるノーザンベースは北極にあります。
保乃：北極！？
ソフィア：ここで私達は古より聖剣に選ばれし剣士と共にこの世界を守ってきました。聖剣は◯◯君、恭太郎君を仮面ライダーに相応しいと判断しました。
恭太郎：仮面ライダー…
翔琉：あぁ、聖剣を授かった剣士はそう呼ばれるんだ。
ひかる：それぞれ名前ってあるんですか？
ソフィア：ありますよ。◯◯君は炎の剣士セイバー、恭太郎君は水の剣士ブレイズ、そして翔琉君も雷の剣士で仮面ライダーエスパーダとして戦っています。
◯◯：お前仮面ライダーだったの！？
翔琉：まぁな。
ソフィア：他にも仮面ライダーがいますよ。出てきてください。
ソフィアが呼ぶと◯◯が入ってきた扉から2人が出てきた。
ソフィア：彼は風見颯、風の剣士仮面ライダー剣斬。彼女は音切叶芽、音の剣士仮面ライダースラッシュに変身します。
颯：よろしくな。
叶芽：よろしくね。
ソフィア：あとはバスターと言う土の剣士がいるのですが…まだ現れていないのです。
◯◯：俺たちはどうすれば？
ソフィア：この戦いは古より始まり未来永劫続く終りなき戦い。どうするかは、貴方たちの心に委ねます。
そう言うとソフィアと呼ばれる女性は奥に消えていった。
◯◯：世界をめちゃくちゃにしたのは誰なんだ？
翔琉：裏切り者の剣士、カリバーと本の怪人メギドだ。7年前、ブックの多くを奴らに取られ、多くの剣士が敗れた。
警告音
颯：メギドが現れたっぽいな。
◯◯：俺が行くよ。
恭太郎：なら俺も。
翔琉：それなら俺もだな。◯◯達の実力も見てみたいし。
◯◯達が駆けつけるとメギドが暴れていた。
恭太郎：何だ？あのメギド。
◯◯：オオサンショウウオっぽいな。
メギド：俺様はオオサンショウウオでは無い！ハンザギメギドだ！
翔琉：何だっていいよ。
ブレイブドラゴンWRB：『ブレイブドラゴン！』
ライオン戦記WRB：『ライオン戦記！』
ランプドアランジーナWRB：『ランプドアランジーナ！』『とある異国の地に、古から伝わる不思議な力を持つランプがあった…』
◯◯達はそれぞれのWRBをソードライバーに装填し抜刀した。
一同：変身！
火炎剣烈火：烈火抜刀！
ブレイブドラゴン！
『烈火一冊！勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く！』
水勢剣流水：流水抜刀！
ライオン戦記！
『流水一冊！百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く！』
雷鳴剣黄雷：黄雷抜刀！
ランプドアランジーナ！
『黄雷一冊！ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く！』
◯◯はセイバー、恭太郎はブレイズ、翔琉はエスパーダに変身した。
セイバー：行くぞ！
ハンザギメギド：来い！
セイバー達はハンザギメギドに攻撃をしたが効いていないようだった。
セイバー：皮膚が滑って切れない！
恭太郎：何だコイツ！
エスパーダ：なら…これでもどうだ！
雷鳴剣黄雷：『ジャックと豆の木！』『ふむふむ…』『習得一閃！』
ハンザギメギド：クッ！
エスパーダはジャッ君と土豆の木WRBを雷鳴剣黄雷にリードさせ雷を帯びた複数の豆を浴びせた。
セイバー：今の何だ！？
エスパーダ：ライドブックにはこんな使い方も有るんだよ。使ってみな。
エスパーダはセイバーにジャッ君と土豆の木WRBをブレイズにピーターファンタジスタWRBを渡した。
火炎剣烈火：『ジャックと豆の木！』『ふむふむ…』『習得一閃！』
水勢剣流水：『ピーターファン！』『ふむふむ…』『習得一閃！』
セイバーは炎を纏った土豆を、ブレイズは水を纏った斬撃をハンザギメギドに浴びせた。
ハンザギメギド：なかなかやるな…出て来い！シミー！
ハンザギメギドは大量のシミーを呼び出した。
エスパーダ：面倒だな…
ランプドアランジーナWRB：ランプドアランジーナ！
エスパーダ：アランジーナ・ワンダー！
エスパーダはブックのページを押し込みアランジーナ・ワンダーを発動し雷鳴剣黄雷から黄色い三日月形のエネルギー刃を大量のシミーに向けて飛ばした。
セイバー：ん？ここにまだブック入るのか？
エスパーダ：おいバカやめろ！お前に2冊はまだ早い！
セイバー：やってみなくちゃ分かんないだろ？
ジャッ君と土豆の木WRB：『ジャッ君と土豆の木！』『とある少年がふと手に入れたお豆が、巨大な木となる不思議な話…』
火炎剣烈火：烈火抜刀！二冊の本を重ねし時、聖なる剣に力が宿る！
ワンダーライダー！
『ドラゴン！ジャックと豆の木！二つの属性を備えし刃が、研ぎ澄まされる！』
セイバー：ハッ！セヤッ！
セイバーはハンザギメギドに連続切りを喰らわせた。
セイバー：攻撃が効いてる！このまま行くぞ！
セイバーは火炎剣烈火を納刀しトリガーを2回引いた。
火炎剣烈火：必殺読破！
ドラゴン！ジャックと豆の木！
二冊撃！
ファ・ファ・ファイヤー！
セイバー：火龍蹴撃破！
セイバーは左半身のツルを伸ばして対象を捕縛し、高熱の炎を纏ったライダーキックを放ち、キックがヒットすると本のページ型のエネルギー体が出現し、火炎剣烈火型のエネルギー体と共にページごとハンザギメギドを貫きハンザギメギドは爆散した。
ハンザギメギド：グワァァァァァ！！
◯◯達は変身解除した。
◯◯：やべぇ…体に力入んない…
恭太郎：大丈夫か？◯◯。
翔琉：だから言っただろ？まだ2冊は早いって。ほら、
◯◯：サンキュ、翔琉。
翔琉：ほら、戻るぞ。
Fin.