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仮面ライダーリバイス 第19話「デモンズ注意報、ヒロミ包囲網!?」

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玲:このスタンプの力でフリオから悪魔を分離できた…

○○:上手くいってよかったよ

バイス:(今や、俺たち、最強のコンビだもんね!)

玲:○兄達なら、アギレラの悪魔も分離できるってこと?

○○:兄ちゃんに任せとけ!でも、当面の問題はオルテカだ。あのスタンプを押されると陽介さんのように悪魔に食われてギフテリアンが復活する

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オルテカ:フリオのおかけで、改めてリバイスが危険だとわかりました

オルテカ:今、彼らと戦うことは得策ではない。まず狙うべきは門田ヒロミ…

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ひなのに変身を禁止されたヒロミ

ヒロミ:このドライバーが原因?まさかな…

『フハハハハ…ハハハ…』

手の中で怪しげな光を放ち、笑い声のような音を放つデモンズドライバー。

ヒロミ:まさか…これは…?

??:…

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赤石:デモンズドライバーの様子はどうだ?

朝影:順調ですよ。これが元に戻るのも、そう遠くない話ではなさそうです

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若林の墓へ花を手向ける女性隊員・山桐千草。

千草:若林司令官…

若林の教えを受けていた時の事を思い返す。

そこへヒロミが現れ同じく若林の墓へ花を手向ける。

ヒロミ:千草。任務の状況は?

千草:オルテカにまだ動きはありません

ヒロミ:慎重に頼む。潜入がバレたら君が危険だ

千草:分かっています。門田司令官

ヒロミ:司令官か…俺は若林司令官には到底及ばないな

千草:でも…あなたは同期の誇りだよ、ヒロミ君。

??:違うよ千草。そいつは最低な男だ

千草:竜彦…!

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フェニックスの病院から帰ってきた元太。

元太:どうやら俺は…重病みたいなんだ…

元太:俺に何かあったら、ママさんのことを頼む

○○:…病名は?

元太:病名は…酷い…

元太以外:ゴクッ…

元太:虫歯だ!

……

……

バイス:(わあああ…!カレーだ!俺っちも食べたい!食べたい、食べたい!)

○○:分かったよ

スタンプを自身に押印し、バイスを実体化。

バイス:いただきまーす!

明美:ダメー!私を食べようとしたこと、まだ許してませんので

バイス:そんなー!?ねえママさん、あの…

そこへ渡が帰宅し、○○を部屋の外へ連れ出す

渡:ヒロミさんが心配なんだ。本人は何もないと言うんだけど、どうも調子が悪そうで

○○:そうか…あの人、いつも無茶するからな…

prrrrr…

渡のスマホに着信が入る。

……

……

連絡をしてきたのは千草で、○○と渡を訪ねてきた。

千草:私はフェニックスを除隊したわけじゃないの。門田司令官、ヒロミ君の命令で、今はオルテカのもとに、信者として潜入してるってわけ

渡:そうだったんですか?

千草:定時連絡でヒロミ君に会った時、田淵竜彦が来て…

渡:田淵分隊長?

千草:私たち、3人は同期なの

千草:そこでヒロミ君の様子がおかしいことに気がついて

○○:詳しく教えてください

ヒロミ:(どうゆう意味だ?)

竜彦:(お前は若林司令官を守れなかった。デッドマンズに入れ替わられても気づかないなんて…一番そばにいたのはお前だろ!)

ヒロミ:(それは…)

竜彦:(そんなお前に司令官や仮面ライダーになる資格はない!デモンズドライバーを渡せ。俺が変わりにやる)

ヒロミ:(断る!俺はお前の上官だ。二度と俺に…)

バタッ

ヒロミは突然倒れ、意識を失ってしまう。

渡:倒れたんですか?

千草:かなり危険な状態かもしれない。2人ともヒロミ君には無茶させないで

渡:任せてください

○○:…

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玲:やっ!はっ!

翌日、空手道場で稽古をする玲。そこへフリオが現れた。

玲:フリオ…!

玉木:玉木って呼んでくれる?

玲へ水を手渡す。

玲:ああ、ありがとう…

少し警戒しながら水を受け取る。

玉木:僕は皆さんに命を救ってもらったんだ。もう敵対する意思はないよ

玲:だったら、何の用?

玉木:アギレラ様のことで…

ヒカリ:…

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アギレラが潜む廃工場へやってきた玲。

アギレラ:玲ちゃん。何か用?ってかどうしてるここが…?

玲:玉木さんに頼まれたの。あなたの話し相手になって欲しいって

アギレラ:はあ?

玲:アギレラ、目を覚まして!○兄なら、あなたを悪魔から分離できる。そうすれば普通の人間として生きていける

アギレラ:普通の人間…?なんの冗談よ!

アギレラは玲に攻撃を仕掛ける。

『クイーンビー!』

アギレラは自身にバイスタンプを押印し、クイーンビー・デッドマンに変身する。

『コブラ!』

玲:変身!

玲は仮面ライダージャンヌに変身。

ジャンヌ:ハッ!ハアッ!

クイーンビーを圧倒していく。

『必殺承認!』

『クジャク!リベラルスマッシュ!』

ジャンヌは必殺技でクイーンビーを変身解除。

玲:話を聞いて!私はあなたに現実を見て欲しいの!

アギレラ:私が望むのはギフ様の復活!それだけだよ!

アギレラ:もう二度と私に会いに来ないでほしいんですけども!

玲:アギレラ…

ヒカリ:フッ…

アギレラと玲の様子を一部始終監視していたヒカリは満足そうに頷き、鼻で笑う。

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渡:ヒロミさん!千草さんから倒れたって聞きました!

ヒロミ:心配するな。もうピンピンしてるよ

渡:無理しないでください!最近のヒロミさんは…

ヒロミ:大丈夫だと言っている

○○:待ってください!

ヒロミ:うっ…

○○:ヒロミさん…本当のことを教えてください!

ヒロミ:…どうやら、俺の体は限界らしい

渡:だったら、もう俺たちに任せて戦わないでください!

ヒロミ:それは出来ない

○○:どうして?

ヒロミ:俺は…ヒーローになりたかったんだ…

竜彦:(ハアッ!)

ヒロミ:(グハッ!)

若林:(立て!門田!)

千草:(ハッ!)

ヒロミ:(グッ!)

ヒロミ:俺は同期の中で最も劣っていてな、隊を止めようと思っていた。

ヒロミ:そんなある日、若林司令官が俺に言った

若林:(ヒーローの条件を知ってるか?)

ヒロミ:(…分かりません)

若林:(己の力を知ってる事だ。敗北し、挫折し、それでも這い上がって来た者こそが、最も強い真のヒーローだ。戦いを辞めるのも続けるのも、お前が決めるしかない。これは、お前自身の戦いだ)

ヒロミ:俺は死に物狂いで努力し、仮面ライダーになった。俺はヒーローであり続けるために戦う。それが俺の夢だ。ここで辞める訳にはいかない

ヒロミは立ち去っていく

渡:兄ちゃんもいつものお節介はどうしたんだよ!?いつもの兄ちゃんなら、何があってもヒロミさんを止めるだろ!

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ヒロミは朝影のもとへやってくるといきなり胸ぐらを掴み、壁へ押し付けた。

ヒロミ:デモンズドライバーの秘密を教えろ

朝影:秘密?知って面白いことなんてないよ

ヒロミ:とぼけるなっ!

朝影:強いて言えば、あのドライバーは本来君の物じゃない

ヒロミ:なんだとっ!?

渡:ヒロミさん!落ち着いてください!

渡が駆けつけ、2人を引き剥がした。

その時、ヒロミへ千草から着信が入る。

ヒロミ:…分かった。すぐに行く

朝影:何かあったのかい?

ヒロミ:潜入捜査官からの報告だ。オルテカがギフスタンプを使って大量の人々をギフテリアンにしようとしてるらしい

渡:オルテカは俺たちが止めます

ヒロミ:言ったはずだ!俺は戦うと!

渡:己の力を知ってるのがヒーローなんですよね?死んだら誰も助けられない!今は自分の体を治してください

ヒロミ:…

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現地へ向かおうと基地のロビーを抜けていく○○は竜彦とすれ違う。

○○:田淵分隊長……ですか?

竜彦:そうだが…

○○:千草さんから聞きました。3人のこと…潜入捜査のこと…

竜彦:潜入捜査?なぜお前に…?

○○:千草さんはヒロミさんの体を心配して…

竜彦:お前には関係ない事だ…

そう切り捨て行ってしまう。

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朝影とヒロミのいる部屋へ入ってきた竜彦。

竜彦:千草から連絡があった。3人て話したいことがあるそうだ

ヒロミ:千草が…?

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渡:オルテカは何処だ…?千草さんの情報ならここのはず…

ギフジュニア:ガァァァァァァァァッ!!

するとギフジュニア達が襲いかかる。

○○:もしかして…渡、ここを頼む!

渡:分かった!

『バット!』

『Confirmed!』

渡:変身!

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竜彦に従い、着いてくるヒロミ。

ヒロミ:竜彦、何を企んでいる?

竜彦:何のことだ?

ヒロミ:千草はお前が来る直前にオルテカの情報を送ってきた…

ヒロミ:おかしくないか?その直後に3人で会いたいだなんて…お前の目的はなんだ?

竜彦:ヒロミ…

そこへ千草がヒロミの背後から現れ、殴った。

竜彦とヒロミは千草に銃を向け、千草は二丁拳銃で竜彦とヒロミに銃を向けた。

千草:目的?それはこうゆうこと

??:待っていましたよ

ヒロミ:オルテカ…!

オルテカ:上出来です。君のおかげで門田ヒロミを呼び出すことに成功しました。邪魔なリバイス抜きでね

ヒロミ:千草…まさかお前…!

千草:そう。ダブルスパイってやつ

オルテカ:さあ、デモンズドライバーを渡してもらいましょうか

『ダイオウイカ!』

オルテカはヒロミに襲いかかる。

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ライブ:ハッ!タアッ!

ライブ:数が多いな…

『ジャッカル!』

『バーサスアップ!』

『Overdrive! Power dive!』

『仮面ライダーライブ!ジャッカル!』

ライブはジャッカルゲノムへ変身。

ライブ:ハッ!ハアッ!

『必殺承認!』

『ジャッカル!ジャスティスフィニッシュ!』

ライブ:ハアッ!ハアァァァァァーーッ!

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ヒロミ:ハッ!

オルテカ:フフフ…効きませんねぇ…ハッ!

ヒロミ:グアァァァァァァァァッ!!

オルテカ:そんなものですか?ハハハ…

竜彦:ハッ!

オルテカ:クッ…

オルテカ:邪魔をするな

竜彦:グハッ!

竜彦:デモンズドライバーは渡さない…

千草:分かってないなぁ。竜彦、貴方が手伝うのよ

オルテカ:苦しいでしょう?すぐに楽にしてあげますよ

ギフスタンプを取り出し竜彦に押印しようとする。

○○:させるかっ!

そこへ○○が現れ、回し蹴りを決める。

オルテカ:はっ…!?

○○:バイス!

バイス:はいよ〜!

実体化していたバイスが竜彦を救出。

ヒロミ:○○!バイス!

千草:せっかく足止めしておいたのに、どうしてここに?

○○:あなたは俺と渡を信用させるため、わざわざ潜入捜査官だと招待を明かした。そして、ヒロミさんの体のことを理由に俺たちを心配させ、ヒロミさんを孤立させようとした

ヒロミ:千草…どうして…どうしてフェニックスを裏切ったーっ!?

千草:私はフェニックスの真実を知った。だからオルテカ様に協力した

オルテカ:どちらが正義か、私が教えてあげましょう

○○:行くぞバイス!

バイス:あいよ!相棒!

『レックス!』

○○:ハァー…

○○はレックスバイスタンプに息を吹きかけドライバーに押印する。

『Come on!レ・レ・レックス!』

○○:変身!

『バディアップ!』

『オーイング!ショーイング!ローイング!ゴーイング!』

『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』

仮面ライダーリバイ、バイスに変身した。

リバイ:ハッ!

千草:グラシアス、デッドマンズ

そう言い残し千草は去っていった。

ヒロミ:竜彦…!すまなかった…お前を疑ったりして

竜彦:悪いのは俺だ。理由も言わずに突っかかって…俺はお前を守りたかった

ヒロミ:俺を守る?

竜彦:調べたんだよ。お前の体の不調はデモンズドライバーの副作用だ。お前だって気づいてたはずだ

ヒロミ:それは…

竜彦:だからお前からドライバーを取り上げようとしたんだ

ヒロミ:不器用なやつだな

竜彦:その言葉、そっくりお前に返してやるよ

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バイス:よいしょー!

オルテカを圧倒するリバイス。

そこへギフテリアンがオルテカの加勢に現れた。

リバイ:グハッ!

オルテカ:よく来た。選ばれしモノよ

ギフテリアンの両腕の剣から衝撃波がリバイスに向けて放たれる。

リバイス:グアァァァァァァァァッ!!

リバイ:また人間を犠牲に…オルテカーっ!お前は…絶対に許さない!

『ボルケーノ!』

『コンバイン!』

『Burning fire!Come on!ボルケーノ!』

『バーストアップ!』

『オニアツーイ!バリヤバーイ!ゴンスゴーイ!』

『パネェツヨイ!リバイス!We are!リバイス!』

リバイ ボルケーノレックスゲノム、バイス バリッドレックスゲノムに変身。

リバイ:ハアッ!

バイス:ハッ!

リバイス:ハアッ!

ヒロミ:待ってろ○○!俺も行く!

『ハハハハッ…ヘンシンシロ、ヒロミ…オマエノイノチヲ…クラウ…』

ヒロミ:俺の命を、喰らうだと!?

思わぬドライバーの反応にヒロミはただ驚愕とするのだった…

To be continued...

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