仮面ライダーリバイス第44話「復活!白黒つける、清濁の翼」
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渡:ギフ、俺と契約しろ
ギフ:…
渡:赤石の役目は俺が引き継ぐ。例え、人じゃなくなったとしても人類を守る
ギフが渡へ光線を放つが、バイスが間一髪で阻止した。
ギフがバイスを引き寄せる。
バイス:引っ張られる…!
リバイ:バイス!
ギフ:◎△¥●&?!
○○:うわぁぁぁぁぁっ!
ギフはバイスと共に消えてしまった。
○○:バイスーーッ!
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ヒカリがフルゲノミクスの反動で、かなりのダメージを負い、ウィークエンド本部へと運ばれる。
玉木:ヒカリ!
玉木:太助さん。誇りに思ってると思う
ヒカリ:そっか…。少しは…褒めてもらえるかな…
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バイスは異空間で拘束されていた。
バイス:えっ!?何あれ…?オルテカ…?
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しあわせ湯に戻ってきた○○達。
そこへ渡が現れた。
渡:母ちゃんにお別れを言いにいたんだ
明美:渡…何言ってるの!?
渡:今まで育ててくれてありがとう。俺は人類を守るために…
○○:そんなことさせるわけないだろ。表出ろ!
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愛奈:私は…影ちゃんに何か残せたんやろうか…?
ひかる:やっぱり、ちゃんと2人で話した方が…
愛奈:うっ…うぅぅぅぅ…!
愛奈の容態が急変し、医療スタッフが駆けつける。
医療スタッフ:高瀬さん。高瀬さん分かりますか!?
……
……
ひかるが急いで朝影の部屋に入る。
ひかる:愛奈さんの状態が悪くなってます!会いに行ってあげてください!
朝影:今…ドライバーの調整で忙しい…。死にかけの老人に構ってる暇はないんだ。出てってくれ…
ひかる:お母さんが待ってるんですよ…?後悔する前に…お願いします…
朝影:…
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バイス:おい!一体、お前の目的はなんなんだよー!
ギフ:生物の放つ、悪性のエネルギー…
バイス:ええっー!?普通に聞き取れるし…
ギフ:貴様らの言う悪魔というものを食料とする私にとって、地球は楽園だった。素晴らしい悪魔を生む種族、人間がいたからだ
バイス:じゃあ、何で今度は人間を滅ぼそうとすんだ!?
ギフ:進化すればするほど、人間の闇は極まった。このままでは自ら破滅に向かい絶滅する。だから、調整が必要だ
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外で渡と対峙する○○。
○○:ギフの恐怖のもとで、人々は笑顔になれるのか?渡を失って…俺たち家族は笑顔で暮らせるのか!?
玲:私…ずっと渡君の笑う顔、見てないよ!
渡:御託はもういい。時間が無いんだ。そこを退かないというのなら、もう兄妹だろうが容赦はしない
『ビッグバン!Come on!ギファードレックス!』
『Wihg to fly! Whig to fly!』
○○&渡:変身!(変身)
『ギファー!ギファードレックス!』
『ホーリー!ホーリー!ホーリー!ホーリー!ホーリーライブ!』
○○はアルティメットリバイに、渡はホーリーライブに変身し激突。
玲:○兄!渡君!止めてーっ!
『仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!』
玲もジャンヌに変身し、2人を止めに入る。
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ギフ:大園家の者は、悪魔と共存できている。普通の人間では体外に排出した悪魔を制御することなどできない
バイス:へっ!俺っちと○○は特別なんだよ!
ギフ:それは私の遺伝子が関係しているということか?ならば大園家と私は家族だ。ともに道を歩める
バイス:はあ…?
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ジャンヌ:もうやめてって!
バイス:(何言ってやがる!)
リバイ:バイス…?共鳴してるのか
ライブ:ハアッ!
玲:うわぁぁぁぁぁっ!!
玲:どうして…こんなことになるの!?
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ギフ:では、大園家を除き、全てを無に帰す
バイス:違う!それじゃあ意味が無いんだよ!人はな…!
ギフ:無限に悪魔は生み出し続ける。それが人間だ!
バイス:うわぁぁぁぁぁ〜!!
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朝影:ガッデム!!私は結局、母さんに弄ばれていたんだ
そこへヒロミがやってくる。
朝影:一応、釘は刺しておくが、君は変身に耐えられる体じゃない
ヒロミ:だが…○○や玲にやらせるわけにはいかない
朝影:君なら渡を変えられると?
ヒロミ:…再び、命を懸けなければならないとしたら、今だ
朝影:その言葉を二度と使うな。それがドライバーを渡す条件だ
??:それなら、僕にやらせてください
ヒロミ:君は?
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バイス:うわっ!?
リバイ:バイス!
ギフはビルを破壊した。
ライブ:ギフ。俺が契約する!
リバイ:渡、何言ってんだよ!
ライブ:黙れ!
ライブ:だから人類を見逃してくれ
するとギフの契約書がライブの背後に現れた。
バイス:渡!
バイスが体当たりをし、妨害した。
リバイ:バイス
バイス:○○。すまん!ギフの奴、大園家以外は滅ぼすって言ってた
リバイ:ああ。聞こえてたよ。絶対に渡を渡しちゃダメだ!
リバイス:ハアァァァァ…!
そこへヒロミと2人の人物がライブのもとへ歩いてきた。
リバイ:あの子は!?
ライブ:何故ここにいるんですか…?蓮さん
蓮:この子もいますよ
蓮の後ろからすみれが姿を現した。
渡:すみれ…まだウィークエンドに居たのか…
蓮:渡さん、あなたを止める為に来ました。
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??:それなら、僕にやらせてください
ヒロミ:君は?
蓮:僕は佐々木蓮。大園渡さんと知り合いです
朝影:渡と知り合いでもどうするんだい?
蓮:これを使うんです
朝影:What's!? 何故ツーサイドライバーが!?
蓮:どう説明すればいいんでしょう…とりあえず言えることは、僕はこの世界の人間じゃないことだけです
ヒロミ:この世界の人間じゃない…
蓮:それと、この子も連れていきます。入っておいで
すみれ:失礼します
ヒロミ:すみれちゃん
すみれ:お願いします!私も渡君のところに連れて行ってください!
ヒロミ:危険だ!
蓮:大丈夫です。僕が守ります
朝影:いいんじゃない?ヒロミも変身せずに済むんだし
ヒロミ:だが…
蓮:ヒロミさん。僕に、僕たちに任せてください
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『バット!』
蓮はバイスタンプを自身に押印し、悪魔を体外へ排出した。
シャドウ:どうしたんだ?蓮
蓮:ここは僕だけでやる
シャドウ:分かった
『ホーリーウイング!』
『Wihg to fly! Whig to fly!』
蓮:変身!
『ホーリー!ホーリー!ホーリー!ホーリー!ホーリーライブ!』
蓮はホーリーライブに変身した。
玲:蓮君…
すみれ:玲ちゃん!大丈夫!?
玲:すみれさん!
蓮:はっ!
ライブガンで牽制する。
ライブ:グハッ!
ライブ:ハッ!タアッ!
蓮はライブの攻撃を躱し、バイスタンプの翼で攻撃した。
ヒロミ:渡!戻ってこい!
蓮:ヒロミさんの言う通りです!戻ってきてください!
『必殺承認!』
「必殺承認!」
『ホーリー!ジャスティスフィニッシュ!』
「ホーリー!ジャスティスフィニッシュ!」
蓮:はあぁぁぁぁーッ!!
ライブ:ハアァァァァーッ!!
蓮とライブは同時にライダーキックを放つが蓮のパワーに押し負け、渡は変身解除してしまった。
ヒロミ:渡!
渡:俺は…もう引き返せないんだよ!
ヒロミ:渡…!諦めるな!!過去を否定するな!元太さんも変わったんだ!
ヒロミ:失敗したっていい。またやり直せばいいんだ!
渡:俺は…俺はアイツの分も背負って…
蓮:渡!お前が今、したいことは何だ!
渡の胸ぐらを掴みながら問いかける。
渡:兄ちゃんを…玲を…みんなを…すみれを助けたい…!
蓮:なら!お前が助けろ。まずは行動しないと何も始まらないし、何も変わらない!
渡:でも…一人じゃギフには…
蓮:お前は一人じゃないだろ?
渡:えっ…?
蓮:○○さんや、玲ちゃん、ヒロミさん、それに…お前の悪魔だっている。お前は一人じゃない!助けを求めれば必ず手を貸してくれる!
渡:…
ギフ:…
ギフはギフジュニアとギフテリアンを召喚し、玲とすみれに襲わせた。
渡:また悪魔が…!?
蓮:後は渡次第だ
蓮:待たせな、シャドウ!
シャドウ:待ちくたびれたぜ
シャドウは蓮の中に入り込んだ。
蓮:変身!
蓮は変身し、ギフジュニア達に戦いを挑む。
渡:俺だって…変わりたいよ…!でもどうしたらいいんだよ……
蓮は多数のギフジュニア、ギフテリアンを相手にし、数十体を取り逃してしまった。
蓮:しまった!玲ちゃん達の方へ…
ギフジュニア達は玲とすみれに襲いかかる。
すみれ:渡くん!助けてーーーっ!!
渡:助けてくれ…カゲツキ…
渡が零した涙がホーリーウイングバイスタンプに落ちると、新たなバイスタンプに変化した。
バイスタンプから黒い羽が飛び散る。
??:遅せぇよ渡!
??:ふっ!
??はライブガンで撃退した。
玲:えっ…?カゲツキ…!
渡:カゲツキ…生きてたのか…!?
カゲツキ:お前が泣き寝入りするまで、黙ってようと思ってな
渡:ずっと…この中に…!
カゲツキ:てめぇ、やっと俺が必要だってことに気がついたか
渡:俺は…お前との戦いを嘘にしたくなくて…!
カゲツキ:お前にしては上出来。気付いただけで十分だ。渡!
渡:これからは…一緒に戦ってくれるか?
カゲツキ:お前がだらしなかったら、いつでも乗っ取るからな
カゲツキはライブガンを渡に返した。
『パーフェクトウイング!』
『Confirmed!』
『Wings for the Future!』
『Wings for the Future!』
渡&カゲツキ:変身!!
『Fly High!』
『パーフェクトアップ!』
『HAHAHA HAHAHAHA 』
『仮面ライダーエビリティライブ!』
『I'm perfect!』
渡は仮面ライダーエビリティライブに変身した。
ライブ:ハアッ!
すみれ:渡くん…
ライブ:すみれ…助けに来たよ
すみれ:ありがとう…!
ライブ:それと…今までごめん
蓮:渡…やったな
ライブ:ありがとう、蓮
蓮:ここは僕たちに任せて、ギフを!
ライブ:分かった!
すみれ:頑張れ〜!
ライブ:ハッ!
リバイ:渡…
ライブ:兄ちゃん…ごめん…
リバイ:ああ。お帰り
ライブ:兄ちゃん。かけた迷惑は戦いで返すよ
リバイ:渡。あいつ…攻撃が効かないんだ。どう戦う?
ライブ:俺が引きつける。兄ちゃん達はギフの力を使えるんだろ?なら、その力でゲートを作れるはずだ。そこへ叩き込んで封印する!
バイス:うはははははは…!なんか渡って感じだな!
リバイ:ああ。頼もしい弟が帰ってきた。カゲツキもよろしくな
ライブ(カゲツキ):相変わらず悪魔使いの粗いお兄様だぜ
リバイ:よ〜し!行くぜ、渡!
ライブ:ああ!
バイス:わっ…!ちょっと…!何やってるのよ!それ、俺っちと○○のやつ!
リバイ&ライブ:ハアッ!
リバイ:バイス。一緒にやるぞ!
バイス:おいしょ!
『リバイ!「バイス!」ギファードフィニッシュ!』
リバイス:ハアァァァァー…!
リバイスはゲートを作り出す。
ライブ:ハアッ!
ヒロミ:オルテカ…!
ギフ:……!
ライブ:大事に…決めようか!
『エビルライブチャージ!』
『Wings for the Future!』
『エビリティパーフェクトフィナーレ!』
ライブ:ハアァァァァァァーーーッ!!
ライブのライダーキックによりギフはゲートに吸い込まれていく。
リバイ:永遠に消えろ!ギフ!
ギフを異空間に封印した。
バイス:どんなもんじゃい!
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蓮:ふっ!はあっ!
エビルの幻影と共にギフジュニア達を撃破していく。
シャドウ:(蓮、変われ!)
蓮:分かった!
『ブレード!』
シャドウ:ハッ!フッ!ハアッ!
『エビルライブチャージ!』
『エビリティパーフェクトフィニッシュ!』
シャドウ:ハアァァァァッ!!
高速で動き、ギフジュニア、ギフテリアンを一掃した。
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渡:みんな…ありがとう…。俺…!
○○:いいんだよ。1人にしてごめんな
玲:お帰り。渡君。それに…カゲちゃん
渡(カゲツキ):早くカレー食わせろよ
バイス:ちょっと待って。これまさかさ?俺っちたち、ギフに勝っちゃったってこと!?やった。勝った…勝った…!いやったぁぁぁぁ〜〜〜!
玲:じゃあ今日はカレーにしよっか!すみれさんと蓮くんも食べていきます?
すみれ:じゃあお言葉に甘えて!
蓮:僕は元の世界に戻らなくちゃいけないから遠慮するよ
渡:…すみれ!
すみれ:どうしたの?
渡:俺…すみれに伝えたいことがあるんだ
すみれ以外の5人は何も言わずに立ち去る。
渡:俺、みんなを守りたいって想いから暴走して…すみれにも危険に晒しちゃった…でも!もう暴走はしない!これからは俺がすみれを守る!だから、俺と付き合ってください…!
すみれ:〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
渡:グスッ…
涙を零す渡。
すみれ:もう、泣かないでよ〜
渡:ごめん…!
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朝影:母さん…!
朝影は病室に駆けつける。
だが…時は遅く愛奈はすでに息を引き取っていた…
朝影:か、母さん…
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渡:ただいま…
明美:渡…お帰りなさい…!
渡:母ちゃん、ごめんなさい!
明美:いいのよ。さ、ご飯食べましょ!あら?すみれちゃんも一緒なの?
渡:その事なんだけど、俺とすみれ付き合うことになった!
明美:そうなの!?なら今日はカレーにしましょう!
玲:ママ、手伝うよ
すみれ:私も手伝います!
明美:すみれちゃんは待ってて!
Fin.