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仮面ライダーリバイス第33話「ラブコフ反抗!?玲の覚悟」

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玲:ごめん……やっぱり、私がやらなきゃ

アギレラ:…

○○:玲…本当にいいのか?

玲:私がやらないとダメなんだ。アギレラ、約束する。次は必ず私が倒すから

アギレラ:…

玲の覚悟に何も言わずに去っていく

玉木:アギレラ様のことは僕に任せてください

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一方、フェニックスの赤石の部屋にひなのは囚われていた。

ひなの:あなたは…一体何者なんですか?

赤石:私はね、はるか古の時に、ギフ様との契約により、不朽不滅の存在となり、その代償として、未来永劫、人類の進化を監視してきたんだよ!

ひなの:意味不明なこと言わないで!

拘束から抜け出したひなのはデスクに置いてあった銃を手にし、赤石に向けて発砲した。

だが当たったはずの銃弾が転がり落ちていく。

赤石:ほらね

そこへべイルが現れる。

べイル:余興はそれくらいにしておけ

赤石:ハハハ…!これは失敬

赤石:ギフ様!よろしくお願いします!

ギフがべイルに何かを照射する。

するとべイルが実態化した。

赤石:紹介しよう。我々に力を貸してくれる悪魔、べイルだ

べイル:シャバの空気は美味い

赤石:誕生祝いのプレゼントだ

赤石はべイルに回収したバイスタンプを押印していく。

べイル:力が滾る…待っていろよ、大園一族よ

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玉木:しあわせ湯での生活は、思ったより悪くないですよ

アギレラ:何が言いたいの?

玉木:アギレラ様、一緒に思い出を作りませんか?

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玲の呼びかけに全く反応しないラブコフ。

バイス:可愛くても悪魔だからな。へそ曲げてんじゃね?

○○:バイス、様子を見てきてくれ

バイス:俺っちが!?超めんどくさいんですけど…!

玲:お願いバイス!

バイス:あぁもう!

バイスは玲の脳内に入り込む。

バイス:ラブコフの部屋…入るな…あちゃー!分かりやすく引きこもってるしー!

バイス:もしもーし!バイスちゃんだよ〜!入るよ〜!

バイス:おお。すげえ可愛いお部屋。一体どうしたんだよ?同じ悪魔としてさ、相談に乗るから

ラブコフ:…

バイス:聞く耳持たずかよー!

バイス:こら!人と話す時はヘッドホンを外しなさい!

ヘッドホンを外すと大音量で音楽が流れる。

バイス:わあーっ!うるせー!これ、うわっー!

ラブコフ:何しに来た?

バイス:何って、連れ戻しに来たんだよ。ほら、帰るぞ!

ラブコフ:アタイ、帰らないから!

バイス:も〜なんなんだよ、そんなこと言うなよ。ええーっ!?普通に喋ったー!?

ラブコフ:今の玲はダメ!出てけ!クズ!

ラブコフから叩き出された。

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渡:ベースの隅から隅まで捜してもひなのさんは…

朝影:そのもの長官の部屋を出た形跡がないからね…

渡:赤石長官を、直接問いただします

朝影:分隊長である君が長官を尋問するのかい?

渡:正義に階級は関係ありません

朝影:正義…か、ふっ…誰かさんに似てきたんじゃないの?

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バイス:はぁ…はぁ…なんか、ラブちゃんが悪い子になってる。今の玲じゃダメなんだとさ

そこへ玉木が戻ってくる。

○○:どうしたんだその顔!?

玉木:アギレラ様を説得しようとしたんですが、怒られちゃいまして…

玲:説得…?

玉木:うん。アギレラ様にはデッドマンズ以外の思い出が無いんだ。だから最後に思い出を作って欲しいと思ったんだ。戦いとは違う、普通の思い出を…でも、やっぱり僕じゃダメだった…

玲:アギレラの所に行ってくるよ

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ドンドンドン!

渡:開けてください。赤石長官!

赤石:今、取り込み中だ

赤石がドアを閉めようとすると、渡は強引に入る。

渡:ひなのさん!ひなのさん、大丈夫ですか!?

ひなの:…

ひなのの様子がおかしい…

渡:ひなのさんに何をしたっ!?

赤石:ハハハハ…ハハハ…!

渡:何がおかしいんだ!?俺は怒ってるんだぞ!赤石長官、あんたはギフの居場所を知ってるんじゃないのか!?

赤石:ああ、知ってるよ。だって、仲良しだからな。ハハハハ…!

渡:赤石ぃぃぃぃぃーーっ!!

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水族館に潜伏しているアギレラのもとへ玲がやってくる。

アギレラ:一人で来たの?

玲:うん

アギレラ:やっと邪魔者なしで戦えるね

玲:アギレラの望み、叶えてあげる。でも、その代わりに、私の望みも聞いてもらう

アギレラ:望み?

玲:私と遊んで

アギレラ:はあ?

玲:私と!遊んで!

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玲はアギレラを遊園地へ連れて来た。

ジェットコースターに乗るアギレラと玲。

アギレラ:な、何!?上がってるんだけど!?

玲:もしかして怖いの?笑

アギレラ:こ、怖くない!

玉木:アギレラ様…大丈夫かな…

バイス:(玲がいるから大丈夫でしょ!)

玲とアギレラを見守る玉木と○○、バイス。そこにべイルが現れる。

べイル:坊主。お前の父親は何処だ?

○○:その呼び方と声…まさか…べイル…!

バイス:(ええーっ!?俺っちにクリソツなんですけど!)

べイル:早く教えろ!

○○:教えるわけないだろ!

べイル:それでは、貴様らを血祭りに上げ、妹に聞くとしよう

○○:玲の邪魔はさせない!玉木、そっちは頼んだ!変身!

『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』

○○はリバイ、バイス レックスゲノムに変身し、べイルと応戦する。

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ジェットコースターを乗り終わった玲達は、バイキング、メリーゴーランド、ゴーカートなどに乗り、遊園地を楽しんでいた。

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リバイ:ハッ!

べイル:ハアッ!

バイス:痛あっ!?

『メガロドン!』

『バディアップ!』

『潜るドンドン!ヨーイドン!ドボン!メガロドン!』

『通りすがりのハハハハンター!』

リバイとバイスはメガロドンゲノムに変身。

するとべイルは赤石に押印された力を使う。

べイル:フン!

バイス:うわっ!

べイル:ハアッ!

リバイ:グハッ!

リバイ:ならこれで!

『コング!』

『バディアップ!』

『アーム!ストロング!戦いのコング!鳴らせ!コング!』

『ドラミングキター!』

リバイス:タアッ!

べイル:ぐおっ

べイル:ならば…

べイル:フンッ!

べイルはリバイスにロケットパンチを打ち込む。

『必殺!ミラクル!グルグル!イーグル!』

イーグル:ハアァァァァーッ!!

べイル:フッ!

べイル:ハアッ!

リバイス:グワァァァァァァッ!!

バイス:あいつ、俺っちたちと同じ力持ってる!

べイル:親切なフェニックスの長官さんが、バイスタンプで力をくれたんだよ

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渡:はあっ!

赤石に殴り掛かるが、高速で移動され、回避されてしまう。

赤石:疾きことは風の如く

渡:はあぁぁっ!

再度殴り掛かる渡の腕を絡める。

赤石:徐なること林の如く

赤石:侵略すること火の如く

渡の腹部に触れ、発火した。

渡:ぐはっ!この…バケモノめーっ!うっ!

渡は赤石にアッパーを仕掛けるも…

赤石:動かざること山の如し

渡:くっ…

渡の右手から出血していた。

赤石:風林火山!

渡:うわぁぁぁぁぁっ!!

赤石:人間、若さや勢いだけではどうにもならないとこがあるんだよ

赤石はひなのを連れ部屋を出ていく。

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リバイ:たったら、これだ!

『サンダーゲイル!』

『「仮面ライダー!リバイス!」』

リバイス:ハッ!ハアッ!

べイル:坊主、お前が父親に伝えるのだ。このまま隠れていれば1人づつ、家族が犠牲になるとな

リバイス:そんなことさせるかーっ!

『爆爆リバイストライク!』

リバイスハアァァァァッ!!

リバイス:タアァァァァッ!!

べイル:なるほど…

べイル:まだこの先があるのか。楽しみにとっておくぞ。フハハハ…!

ここでべイルは消えた。

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一通りアトラクションを満喫した2人はベンチに座り、デザートを食べていた。

玲:楽しかった?

アギレラ:う〜ん、まあまあ?

玲:そこは素直に「楽しかった」でいいの!

アギレラ:うるさい

パクッ

玲&アギレラ:美味しい!

玉木:良かった…

ヒカリ:玲さん!

リベラドライバーを手にしたヒカリが駆け寄る。

玲:あ〜あ、楽しい時間も終わりか…

アギレラ:約束は守ってね

ヒカリ:ドライバーは直りました

玲:ありがとう

リベラドライバーを装着する。

玲:ラブちゃん出番だよ。私、覚悟出来たから

ラブコフ:ラブ…玲…

玲:お帰り。それと…ありがとう

ラブコフ:ラブラブ。無敵〜!

アギレラ:これが最後

『クイーンビー!』

玲:行くよ。アギレラ

『コブラ!』

バイスタンプをドライバーにセットする。

『What's Coming up!? What's Coming up!?』

『What's Coming up!? What's Coming up!?』

玲:変身!

『リベラルアップ!』

『Ah Going my way!』

『仮面ライダー!蛇!蛇!蛇!ジャンヌ!』

玲は仮面ライダージャンヌ。アギレラはクイーンビー・デッドマンに変身する。

2人:ハアァァァァァァ…ハアッ!

『クジャク!』

『リスタイル!』

『ウエポンポンポーン!ポンポン!』

『リバディアップ!』

『Ah~!クジャク!ダダダダーン!』

ジャンヌ:ハアァァァッ!

アギレラ:ハアッ!

ジャンヌ:うわっ!

『必殺承認!』

『クジャク!リベラルスマッシュ!』

ジャンヌ:ハアァァァァッ!!

アギレラ:ハアーッ!

ジャンヌ:クッ…

ジャンヌ:ヤーッ!

そこへ朝影が駆けつける。

朝影:待たせたね。ハイ、カラテガール。遠慮なく使いたまえ!

『ハシビロコウ!』

『リスタイル!』

『ウエポンポンポーン!ポンポン!』

『リバディアップ!』

『Ah~!ハシビロコウ!ダダダダーン!』

ジャンヌ:ハアッ!

鎌になったラブコフを使い、何度も斬り裂き、追い込んでいく。

ジャンヌ:終わりにする!

2人:ハアァァァァァァァ…!

ジャンヌは鎌でアギレラの腹部を捉える。

アギレラ:玲ちゃん…大好きだったよ…

玲:勝手に過去にしないで!

玲:私に足りなかったのは覚悟。例えギフの力でも、誰かを救えるなら私は闘う!!アギレラのことも!

アギレラ:えっ…?

『必殺承認!』

『必殺!必殺!』

『ハシビロコウ!リベラルスマッシュ!』

ジャンヌ:ハアァァァァッ!!

アギレラとクイーンビー・デッドマンを分離した。

朝影:ヘイッ!

アギレラ:どうして…?

玲:私は覚悟を決めたの。裏切ったと思われても、望みとは違っても、例え嫌われても、絶対にアギレラを分離するって

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朝影:(何の為に呼んだ?)

愛奈:(私じゃなくて、玲ちゃんの頼みや)

玲📞:(どうしても自分の手で、分離しなければならないんです。朝影さんに頼んでいただけないでしょうか )

愛奈:(私の技術ではリベラドライバーの修理が精一杯。でも、影ちゃんなら、アギレラを分離出来るバイスタンプを作れるはずや。力を貸してやってほしい)

ヒカリ:(僕からも…お願いします)

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朝影:私にとっては複雑だったけどね

アギレラ:私にはもう…居場所がないの…

玲:居場所なら、ここにあるじゃん!

玲:また一緒に遊ぼ。“ひかる”ちゃん

ひかる:玲ちゃん…うわぁぁぁぁぁ…

2人の様子を遠くから○○とバイスが見守る。

バイス:○○。行ってあげなくていいのか?

○○:いいんだ。玲に任せよう

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その日の夜、しあわせ湯で玲とひかるが入浴していた。

ひかる:ねぇ熱いんだけど。もう出ていい?

玲:ダメ〜後100秒数えて

ひかる:え〜意地悪〜!バシャッ

玲:うわっ!やったな〜バシャッ

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ひかるはウィークエンドの制服に着替え、正式に加入した。

太助:ようこそ。ウィークエンドへ

ひかる:よろしくお願いします

玲:よろしくね。るんちゃん!

ひかる:うん!

Fin.

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