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『Fantasia for the Girls』コミュについての考察一問一答。

ついにデレステが9周年を迎えましたね、めでたい!
ということで『LIVE Carnival:Fantasia for the Girls(以下FftG)』、皆さまお疲れさまでございました!
お餅は無事SSSクリアを達成できました。藍子さん艦隊さまさま。

ということで今回は、割と謎が色々とあると思われる今回のコミュを自分なりに考察し、一問一答という形で共有したいと思います。
一番上にもnoteの機能で記載があるとは思いますが、今回のコミュについてのネタバレが大量に含まれますのでご注意ください。スクショも多めに交えています。
本編EDまで、またアナザーコミュも全て視聴されたうえでの閲覧を強くお勧めします。

また、本考察はあくまであんこーるもちの考えを示したものであり、今後の公式展開や、他の方の考察を妨げる意図はございません。
『Home Sweet Home』や『さやけき花の生命に』と同じく、あくまでいちPの解釈として捉えて頂ければと存じます。


世界やストーリーについて。

OPでPを喚んだのってヨシノで合ってる?

A.ボイスが無いことから、『真理を知る者』であろうと思われる。
・会話ログに芳乃のアイコンが存在しないことも理由の一つ。

冒頭の問いかけ。芳乃の口調ではあるが、芳乃のアイコンが無い。
第5話冒頭におけるセリフも同様。
(立ち絵はあるが、ログを見ると発言者のアイコンが存在しない)

余談ですが、この冒頭の問いかけと選択肢は、モバマスにて行われたエイプリルフールイベント『シンデレラパーティー~ドリーム・ステアウェイ~』における冒頭のセルフオマージュかと思われます。

劇中世界は何なの?

A.既にサービス終了を迎えた『モバマス』世界の残滓。
・真理を知る者が語る「沢山あった世界」は、Pそれぞれに自身の物語があったことを指しているか。

モバマスで語られる物語は、
各種イベントやエピソード等で語られる箇所もありましたが、
基本的には各プロデューサーの体験により創られたものと考えています。

拙著『モバマス展に行ったら、幕引きまでを自分ですることになったおはなし。』より
https://note.com/omochi_fairy/n/nc48905537a68
『世界』が人によって支えられている限り、いつかは訪れる終焉。
人はそれを、「サービス終了」と呼ぶ。

『灰』の正体について考えられることは?

A.争いに敗れ、ガラスの靴を脱いでしまったアイドル達の絶望の暗喩であることが考えられる。

この『世界』の魔法や魔術は、夢や想いを原動力として発動する。
後述するが『真理を知る者』が元Pであれば、『灰』を操れることにも納得がいく。
こちらはOPの冒頭。恐らく、最初が『灰』に呑まれた者たちの言葉だろう。
故に。『灰』と化してしまった想いを再燃させることができるのも、またPなのだ。

結局どんなストーリーなの?

A.一度滅びを迎えた『モバマス』の世界が、あなたと『灰被り』達の力で『デレステ』の世界に再構築(リビルド)されるまでの物語。
・下記スチルのシーン、詠唱時の『夢のカケラ』についての注釈も必読。過去の残滓である『灰』は魔法により『再構築』され、色とりどりの欠片となって生まれ変わる。

この一枚に全てが集約されていると思う。
よく見ると破片にモバマスのコミュ背景とデレステのライブ背景、両方がありますね。
劇中世界からみると前者は過去、後者は未来のカケラとなるか。

じゃあ、あのEDってどういうことなのさ

A.ちょっとこれについてはメタ要素多すぎて一問一答無理だわ。

ということで、EDについて通常通り色々とお話を。
まず以下のセリフから、少なくとも黒埼ちとせとは面識があると考えます。

「魔法使いさん」は、ちとせがPを呼ぶときに使う言葉。

ここで現実に目線を戻して、過去のイベント履歴を確認してみましょう。
注目するべきは『Fascinate』と『O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!』のイベントが行われた日付です。つまり『VelcetRose』と『miroir』、どちらが先にデビューしたかということですね。

現実ではご覧の通り。
デレステ世界においては、『miroir』の方が後にデビューしていると読み取れる。

つまり、この時点ではデレステ世界—以下、『現実世界』と呼称します—では、まだ颯に出会っていないということなのです。何なら凪にも出会っていないかも。

そして、本イベントのコミュ解放条件と報酬について。
本イベントで第5話を回収するためには、カーニバルメダルチャンスを5回リセット—すなわち、【FftG】久川颯を入手する必要があります。
仮にこの時、颯が初めて事務所入りすることになれば……

アイドルを初めて知ったPはプロデューサーであると同時に、彼女のファンの1人目となる。
『アイドルマスター』シリーズの伝統ですね。
そして『現実世界』に戻ったPは改めて巡り合う。
キラキラの世界を目指し、挫折を味わうも成長を遂げる、久川颯というアイドルに。
ちなみにここに至るまでの流れも颯のメモリアル第1話と完全に一致します。

ここでEDに至るまでの流れを整理します。

1.『VelcetRose』のプロデュースがひと段落したプロデューサーが、『真理を知る者』により劇中世界に召喚される。『灰』に呑まれつつあるミリアを救出した後、劇中世界を旅する。
2.『灰』に呑まれたヨシノ達の妨害を退け(最終的には共闘し)、ハヤテと共に『真理を知る者』と対峙。記憶を取り戻したPはハヤテと共に、大魔法《灰被り姫の旅路の果てに》を発動。包み込んでいた『灰』ごと、『真理を知る者』を撃破する。

マジでここのタイトル回収は激熱すぎる。
ちなみにこの辺りでP名が「ぴーちゃん」からプレイヤーの名前に戻ります。

3.劇中世界がほんの少しの変革を遂げる。プロデューサーは『灰被り』達のファンの1人目となる。むろんその中には、ハヤテも含まれる。

ちなみにEDにおいて、ハヤテだけが『再生』仕様の衣装になっております。芸コマ。

4.プロデューサー、現実世界へと帰還。ポケットに劇中世界の残滓を感じながら、久川颯とのオーディションへと挑む。
そしてお話は、颯のメモリアル第1話。そしてその先、各々のプロデューサーが描く物語へと続いてゆく……

この流れは非常に綺麗だと感じました。
メモリアル第1話の解放条件はファン数が1人……すなわち、そのアイドルを一回でも入手していること。
つまりイベコミュを第5話まで開放していれば、FftGコミュのEDが終わってからすぐに颯のメモリアル第1話を見ることが出来るのです!

まさか周年曲でメタ要素まで使い、颯のメモリアル第1話に話を続けてくるなんて大技を仕掛けてくるとは思いませんでした。いやマジですげぇよ……

ちなみに颯のメモリアル第1話の該当シーン。完全に一致。

ちなみに。以降、颯の物語を追いたい場合は以下の順にみていくと良いでしょう。
以降は颯が出てくるイベントコミュや、ファン数が集まり次第メモリアルコミュの2話以降もどうぞ。

1.イベントコミュ『O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!』
2.ストーリーコミュ第69話『It's Her Will』
3.イベントコミュ『サマーサイダー』

全て見終わる頃には、この辺りのセリフの重みも違ってくる……かも?

キャラクターについて。

結局ショウコが失った「トモダチ」って誰?

A.アナザーコミュ1の内容より、ミレイとノノである可能性が濃厚。

言わずもがな『individuals』のメンバーですね。

何でヨシノとサエはあれほどの破滅願望を?

A.『真理を知る者』から一種の精神攻撃を受けた結果。
・第5話における『真理を知る者』の発言、また『灰』についての注釈の内容から優先的に狙われた可能性がある。

『真理を知る者』って結局誰/何なの?

A.デレステのサービス終了を叫ぶ、ユーザーやその他大勢の声の暗喩。
・世界の終焉を一方的に叩きつけ、アイドルやP達の心を折りにかかっていることからの考察。結構火力高めだと思う。

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