【メモ】有楽町・ネタ卒業式に行ってきました
今日8月31日をもってよしもと有楽町シアターが閉館となる。
わたしが初めてこの劇場に足を運んだのは昨年2022年の夏の事。和牛・川西さんのワンマントークショーだった。
なんなら2022年までアンチお笑いだったのでどこにどんな劇場かあるかなんて全く知らず、新宿だけではなくこんな都会のど真ん中、しかもオフィス街にまで劇場があるのか!とびっくりしたのを昨日のことのように思い出す。
有楽町は仕事の関係でよく歩いていたけど劇場があるなんてまっっったく気づかなかった。(ルミネはさすがに知っていた)
あれから1年強。こうしてこんなにも有楽町シアターの終わりを悲しむことになるなど予想もしなかった。
そう、気づけばいつの間にかわたしはすっかり有楽町の虜になってしまったのだ。
今日は19時からの「ネタ卒業式」のみ行く予定で仕事終わりでも余裕で間に合ったのだが、気持ちがどうもフワフワして仕方ないので午後休を取得。まずは渋谷にれっつらどん。
先日別の店舗でイマイチな断られ方をしたビール飲み放題、こちらのイベントも今日までだったので渋谷まで行ってきた。渋谷の店舗は前にも行ったのだけれどとても対応が良く気持ちよかったのだ。
お供には昨日の有楽町の公演を。全出演者が1曲(しかもフルコーラス)ずつサザンの曲を歌うカラオケ企画なのだけれどこれ、行かなくて後悔した公演ナンバーワンかもしれない…。サザンはほぼ全曲わかるくらい好きだしこのメンツで何故行かなかったんだろう?と思ったらそもそもカラオケ企画だと思ってなかったんだった。
福井さんの「めちゃくちゃ不器用だけど愛だけはまっすぐ届けてくれそうな一生懸命な真夏の果実」やキャラクターに合いすぎて持ち歌か?と言いたくなるような大波さんのエロティカ・セブン(我は大宮セブン〜に替え歌してたのさすがすぎた。ブロードキャスト夏のケダモノは大爆笑)など聞きどころしかない素晴らしいイベントだったが中でもおもちにぶっ刺さったのはまさかの
井下大活躍さんの「C調言葉にご用心」。
サザンを少しでも知っている者としたら選曲がまずツボすぎるし(イントロが流れたときの囲碁将棋さんの「それがあったかー!にまるっと同感!)井下さんの声に、音域にぴったりだった。おもちは絶対音感を持っていて音の取り方が完璧な「上手な歌」と喜怒哀楽なんかをうまく乗せられる「ウマい歌」を分けて考えるのだけれど、井下さんのは「ウマい歌」で完璧だった。良すぎた。音のはずし方、わざとじゃないけど声の飛ばし方、サザンぽくちょいエロな感じ、かんっっぺきに良かった。有楽町シアターに行くまで何回も聞きまくった。多分10回は聞いた。(ちなみに喜怒哀楽を乗せた歌い方が日本一ウマイのはNEWSの増田くんだと思っている)
わたしなら何歌うかなぁ。シングル曲に拘らなくていいなら「逢いたくなった時に君はここにいない」がいいな。有楽町シアターの閉館にもぴったり。「祭りのあと」もいい…あれ?これは桑田ソロか。恋のジャックナイフなんかもいいなぁ…あぁ!熱唱したい!
ビールにレッドアイにハイボールに8杯くらい(もっとかも)飲んで移動し有楽町シアターには予定よりちょっと早めに着き、最後だしせっかくならばとますかたさんのホロスコープ占いのブースに飛び込んでみた。名前、生年月日、生まれた場所、生まれた時間なんかを話して「何か聞きたいことは?」と聞かれた。
特になかった。特に悩んでいることもない。あっやべ、と思いつつとりあえずハンドル切って色んな話をした。
まとめるとおもちの星はぱっと見でも「ちょっとややこしい」らしい。
・表星座はしし座、裏星座はやぎ座。しし座の明るい感じとやぎ座の真面目な感じがちょっとあべこべ
・仕事の星はない。こだわりは強いけど仕事へのこだわりじゃなくてもいい、生き方へのこだわりとして強い(やりたい仕事が特にないと言ったらこだわりの強いこの星で!?と驚かれた。なので他の趣味とかそっちのこだわりに全振りしてるのかな、って話になった)
・人に執着がない(人がおもちを頼って、事が済んだら通り過ぎるのはそのせい。自分が追わないから周りもとどまらないだけ(対人関係は鏡))
・似てる星は男性ブランコの平井さん(クセ!)、秘密が多い星らしい
・ますかたさんとも星が似てるらしい。人への執着心の無さとか似てるって言われた。優しくないわけじゃないし人の話も親身に聞くけど引っ張られすぎずうまく切り替えられるところ。すごいわかるんだけど、わかりたくない…(よくわかってるからこそ)
・とにかく明るいらしい。「人と一緒じゃなくても気にならない、ひとりでも…でも明るいんだよなぁ」と事あるごとに明るいを強調された
なんかこんな感じ。占いにあんまりのめり込めないタチなので(悩みないし…)へぇー、ほぇー、と半信半疑で聞いていたのだけれど最後に一座で相性がいいのは誰ですかね?と聞いたら「桑さん」と言われた。
わたしは一座で一番面倒みたいのが桑さんでどうも目が離せないのでおぉ!マジか!と納得してテンションが上がった。誰が好きとも伝えてなかったし。「面倒みたいっていう感覚がもう変だ」とは言われたけど…。
占いによくある「○月頃にこんなことがあるよ」「こんなことしたらいいよ」みたいな話をまったくされなかったのは難しい星だからなのだろうか…聞いてみたかった。悩みが生まれたらまた行ってみよう。(普段ますかた氏は原宿で占っている)
ますかたブース(3000円)を出て少しすると物販にSJ氏が来た。無駄に物が増えるのは嫌いで避けていたトレカをせっかくなのでSJ氏に引いてもらい5枚買ってみた。
第4弾から8弾まで1枚ずつ引いてもらったのだけれど嘘みたいに完璧なラインナップ。個人的にはずれいっこもなかった。しかも今日おもち的な大ブームがきた大活さん3枚もいる!1番欲しかったやりす×大活躍まで!SJ氏!!神ーーーっっ!!!
もうここまででウキウキになりながらやっと劇場の中へ。
司会はマヂカルラブリー。「この公演で最後と決めたネタのオンパレードだからクソつまらない可能性しかない」的な前フリにてトットからスタート。YouTubeでもよく見ていた大好きなネタ。これを二度とやらないのか…そうか…。(ネタを捨てる理由おもろかった)
個人的にタモンズ、囲碁将棋が面白かった。タモンズのネタやらなくなるのもったいない!囲碁将棋はクソ下ネタオブ下ネタ。今すぐ捨てるべき。捨てて正解。笑
すゑ様のネタはもう覚えてない。しっかりゴミ箱に捨てられたようだ。
GAGのネタも何度もYouTubeで見たネタで、最後に劇場で見られてすごく嬉しかった。
有楽町は怒涛の5ステなんかもザラだったから1本だけ見て帰るのはかなり後ろ髪がひかれる。明日にはもうこの劇場が無いのかと思うと余計に。
最後の物販はせっかくなので勢いでこちら。
ここぞとばかりに井下さんのアクスタをゲット!ここまで買ってなかったのが今日の為だったのか?と思わせるナイスタイミング。
「昨日のC調言葉があまりに良すぎてずーっと聞いてる。15回はリピートした。閉館のこのタイミングで井下さんにハマったわたしはどうしたらいいの…?」という事を話したらこの顔である。どういう感情!?
「音のはずし方飛ばし方がめちゃくちゃ上手くて色気があって最高すぎた」と話したら「そんなんわからんすよ。わざとじゃないですよ」と言われた。本当に感情が読めない不思議な人。愛想が良すぎないこういう人、めっっちゃ好き。(優しくし甲斐のない女)
てか、「やっとメガネじゃない推しができる!?」と思ったら↑のようにメガネ姿で出てきてくれてた。わお…。
きっとこの後に他のメンバーも来たのだと思うけど、去り際はかっこよくいたいので(本気です)井下氏の思い出を胸にさっと帰路についた。もう残暑を思わせる少し涼し気な風が吹いていて、「あぁもう夏が終わるんだな。明日には9月になって、有楽町シアターがないんだな」と寂しさを増長させた。
さぁ、ユーザーの皆さん。今夜は朝まで配信だよ。最後のカマシだよ。皆で見送ろう!
わたしがわたしを見つけるきっかけになった有楽町シアター。
本当にありがとう、さようなら。
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