誕生日発熱女・味覚嗅覚消失
7月31日、今ラヴィットでよく話題になる青木マッチョと同じ日に39歳の誕生日を迎えた。
そして発熱した。
このときもそうだったのだけれど自分の療養記を後から読み返すのが大好きなので記しておこうと思う。
39歳、幸先悪すぎるスタートです。
【7月31日・1日目】
サンリオピューロランドに行こうと思って有給休暇を取っていたのだけれどグリーティングキャラクターのラインナップにお目当ての子(ウィッシュミーメルちゃん)がいなかったので方向転換してひとりで銀座の立ち飲みへ。
せんべろnetさんで見てからめちゃめちゃ行きたかったお店「オステリア ダ アダ」さん。もちろんテーブル席もあるがテーブルとスタンディングではメニューが異なる。スタンディングはズラっと並んだお惣菜ケースみたいなところからこれください、と指定して盛ってもらうシステム。だいたい1品が300円ほど。最高だ…。
ずっと行きたかった店に行けてハッピーハッピーハッピーーーなおもちもちもち、ウキウキで3ターンオーダーしはしご酒のつもりがいきなりちょっと食べすぎたなぁ〜と店を後にした。(ここまでの幸せな様子はまたYouTubeにアップします)
そこから異変は起こった。
いや、本当は朝起きた時からあまり体調は良くなかった。体がとても重くて、「昨日飲みすぎたかな?」くらいには思っていたのだけどとりあえず出かける準備をしていたらマシになってきたから家を出たのだ。
1軒目を後にしたのが14時頃。次に行きたい店のある上野に移動し、一旦駅前のヤマシロヤさん(キャラクターグッズが所狭しと並んでいる聖地)に行き、サンリオショップをはしごしたときにはもう関節が痛くてたまらなく体は鉛より重かった。
とりあえず2軒目に行くのはやめて地元に帰る。マツキヨで薬を買うことすら必死だった。セルフバースデープレゼントが大量の薬になるなんて。ちくしょう。
バスの中で死にそうになりつつなんとか帰宅。
38.3℃。ですよね…。
これは自慢なんだけど普段ほとんど体調を崩さないというか体調が悪くても熱が出ないタイプで、ここまで熱が上がったのは相当久しぶりだった。もはや記憶にない。
必死でお風呂にだけは入って寝た。
次に起きたとき(20時くらい?)はとにかく寒くて寒くて、手足がキンキンに冷たくなっていた。調べたらこれはまだまだ熱が上がる予兆らしい。マジ?
メンタルだけは激強女なので、エアコンを消して毛布をかぶりながら「かかってこいオラオラオラァァァ!!」と睡眠に挑む。結果夜中には39度台を叩き出した。
39歳だから39℃ってか?なめとんのかこら。
熱が上がりきってからは冷ますために冷却シート系(動物園に行くとき用に買っておいたものがやたら家にあったのが助かった)を装着して就寝。意外と寝れた。帰りに薬と一緒に買って帰ってきた梅味の天然水がべらぼうに美味しかった。
【8月1日・2日(2日目、3日目)】
朝から熱は38度台後半。在宅ワーカーで本当に良かった…仕事して一旦寝て仕事して、を繰り返す。
そういえばコロ助かインフルかも?という気持ちも過ぎらなくはなかったが、市販の風邪薬や鎮痛剤がしっかり効いてる間は熱も下がったし体も楽で洗濯も掃除もできたのでこれは普通の夏風邪だろうと判断した。わたしが痛み苦しみに強すぎるからあまり参考にならないかもだけど…正直どっちでも良かった(家出ないから)。
そしてこの頃はまだ味覚も嗅覚も問題なかった。お腹が空かないながらも食べたような食べなかったような…もう思い出せもしない。けど何か食べたような気もする。堂々巡り。
【8月3日、4日(4日目、5日目)】
3日土曜の朝からはもう平熱だった。たまに発熱したり薬飲んでまた平熱になったり。やったー!ただの夏風邪じゃん!と言いつつも体調はまだあまり良くない。なんというかこう、奥の方がズーンとする感じ。
そして今回の風邪はとにかく喉が痛かった。咳はほぼないけど治りかけになってきて痰と鼻水が出てきた。体が勝利に向かっている象徴だ。大いに出るが良い。
4日の朝あたりから、「あれ?もしかして味覚が鈍ってきている?」と気づく。発熱していた頃は味覚があった。うっすら自炊した記憶もあった。
それが「かにかまを食べるのに30分」かかるまでに変化していた。なぜなら「味が美味しく感じない」からだった。次の一口に進めない。まずくて。これは良くないな…と思い始める。が、もう発熱してないから病院に行ってもな…という気になる。
【8月5日(6日目)】
嗅覚がほぼなくなった。朝一では気づかなかったのだけれどお昼にセブンイレブンに売っているとみ田のつけ麺を食べたとき、完全に味を感じなかった。
まさか!と思って普段「におってるもの」を片っ端から嗅いでみた。
・猫のカリカリ→無臭
・ねぎ→無臭
・ヘアバンド→無臭
・洗剤→うっっっすら遠くに感じるものがある
・朝起きたての何もしていない脇→無臭
エアコンかけずに寝て起きたときの脇が無臭なんてありえへんやん。嗅覚死んどるやん。
ちなみに味は甘みだけうっっっすら感じる。唐辛子はピリッという「刺激」はあるけど「辛いという味」はない。苦味、出汁の味(とみ田はめちゃめちゃかつおの強いつけ麺のはず)は全く感じない。麺も。つけ汁をごくごく飲んでも舌のザラッとした感覚に「あの味」を頭の中で思い出すだけで舌には感じられなかった。変な感覚。
味覚嗅覚が死んだということはいよいよコロ助!?と思ったけど、これまた調べたらこのへんも「風邪の諸症状」らしい。というか熱が完全に下がってからこの症状出てきたんだけどなんで?高熱が細胞を破壊したのか。果たしてそれは治るのか。
10日過ぎても戻らない場合は受診をオススメします、って記事を見つけたのでまぁダイエットチャンスとでも思いながら気長に様子見していく。甘いものばかり食べ飲みしたら体に悪そうだけど。
誕生日プレゼントに色々頂いたのでそれを早く美味しくいただきたい…。
「わさび大量食いで無理やり味覚戻した」というポストを見つけて試したい気持ちとやめとけという気持ちがせめぎ合っている。誰か止めて。