何のために働きますか?
復職準備に入るにあたり、
こんな問いが私の頭を横切りました。
「働くのは何のため?」
勿論、
お金を稼ぐためもあります。
でも、お金を稼ぐためなら、
復職にこだわらなくてもいい、
他の職でもいいんではないか?
と思ったんです。
○人の役に立ちたい。
(感謝されたい)
○求められていることに出来るだけ応えたい。
(これは主体性がない気がするな)
○自分の知識をブラッシュアップしていきたい。
(でも知識もこの一年で化石になったかも。
何のために知識を得るの?)
と、つらつらと思い浮かべましたが、
私には『自分』がないような気がしました。
良い意味でも悪い意味でも。
自分で何かを切り拓きたいという感情は
ないみたいです。
それって結局「働かされてる」感覚に
陥ってしまうのかな、と感じました。
働くって、なんなんでしょう。
仕事って何なんでしょう。
物理学的に言えば、物が動く事。
生物学的に、動物に仕事があるとすれば、
食べるものを探し、生きていく事。
人間も似たように
最初は生きていくために、
昔はマンモスなどを狩猟するのが仕事と
言えたのではないでしょうか。
通貨の誕生や、産業構造の変化で
現在に至ってますけど。
食べるため、生きていくために働く。
これが答えとしては、
一番シンプルな気がしました。
これがお金を稼ぐこと値するんだと思います。
でも、人間の脳は複雑で、
いろんな事を仕事にいろんな価値を
見出しています。
生活をより良くするため、
生活の安全のため、
快適に暮らすため、
楽しみを得るため、
自分だけではなく、
社会に貢献できるように、
多岐に渡る職種が生まれました。
今後も新しい職が生まれ、
淘汰されていく職もあるでしょう。
ここで、「何のために仕事するの?」
という疑問が出てきてしまうのが私なんだと
思います。
職業に対して、理想像もなく、
どのように社会に貢献したいかもなく、
忙しさの中で、目の前のことをこなすのが
目一杯になってました。
これが「働かされてる感」の根源だと
思います。
自分がない、主体性がない。
ここに仕事に行き詰まりを感じてしまった
気がします。
自分がどうなりたいか。
仕事の有無に限らず、
自分がどうありたいか。
根本を問われている気持ちになってきました。
10年後の自分はどうなっていたいのか。
毎日の気分に左右されて、
目の前しか見えなくなっていた私には
10年後なんて考えもつかない未来です。
でも、仕事をするにあたり、
自分の健康を維持するために、
どうしたいか?を
真剣に考えるきっかけを得た気がします。
答えは簡単には見つかりそうもないですが、
暗い未来より、明るい未来でありたい
と思います。
何が好き?何をしたい?どう生きたい?
そんなシンプルな問いにすら
答えを窮してしまう自分もいます。
私の場合、
「自分らしさ」って何か、
自分が一番知らないような気がしました。
自分探しをしばらくしてみたいと
思います。