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シュピールグート(spiel gut)とは?
おすすめの知育玩具の選び方って色々あると思いますが、
みなさんどのようにして選んでいますか。
個人的には、企業ではない中立公平な立場の方(または団体など)が専門的な・多角的なチェックをし、実際に子どもや親が使ってみて本当に「良いおもちゃ(玩具)」だ。と認定されたものが良いと考えています。
そんなものあるのか?
と思いますが、実はあるんです!
そんな理想的な「良いおもちゃ(玩具)」認定のシュピールグートについてまとめましたので覗いてみてください。
シュピールグートとは
ドイツ語でspiel gut <よく遊べ>という意味です。ドイツにある「子どもの遊びと玩具」審議会(1954年~)が発行している認定マークで、認定された玩具に貼ってあります。(おもちゃや箱などに)
このようなロゴです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690435848878-IY7pzJvOUq.jpg)
「子供の遊びと玩具」審議会が、
①こどもの年齢と発育段階
②想像力
③周囲の世界を体験すること
④遊びのバリエーション
⑤素材と加工
⑥デザイン・形と色
⑦大きさと重さ
⑧数と量
⑨構造と仕掛け
⑩耐久性
⑪安全性
⑫環境へのアセスメント
⑬値段
など合計13種類の評価項目によりテストや審査をし、認定しているものです
この審議会は、こどもとその遊びに関する、すべての専門領域の人たちによって構成されています。教育学や心理学、社会学、精神療法、医学、デザイン、建築、情報学などの専門家たちの集団です。このメンバー構成からしても、こどもの遊びを高いレベルで真剣に考えていこうとする姿勢を感じます。
さらにこの判定には玩具産業関係者は一切参加できない厳格さがあります。
「子供の遊びと玩具」審議会の活動
「子供の遊びと玩具」審議会は非営利団体で、子どものために正しいおもちゃを選ぶことができるよう、親をサポートするという志がある。つまり消費者を守る活動としてシュピールグート認定活動をしています。
活動
・毎年約600点のおもちゃをチェックし、13種の評価基準に満たし、子どもたちとの実技試験に合格したおもちゃやゲームをオレンジマークに推奨している
・講義等で専門知識や経験などを伝える
・本やガイドブックなどを出版
・製品開発をサポートしている
最後に
シュピールグート認定=総合的に見て良い玩具ということが分かっていただけたでしょうか。
日本では皇室の愛用玩具として扱われています。
またモンテッソーリ教育が盛んな欧州、アメリカでは積極的にオレンジマーク製品を取り入れており、世界中の人々から認められ、愛されている知育玩具です。選び方の参考にしてみてください。
知育玩具の選び方や効果(影響)についてはこちらで詳しく解説しています。