アルキメデスの大戦

主人公が図面完成に向かうに連れての高揚感。

田中が、相棒へ成長すると同時に視聴者も主人公に魅了されていく。

そしてその魅了の最頂点に達してからの、ドブ落ち。

視聴者としては、その最高点で終了するものだと信じていた。

しかし、そこでは終わらなかった。そこが面白かった。

とはいえ、映画序盤から布石があった。あれ?主人公は戦艦を作らせないために頑張ってるんだよね???でも歴史としては戦艦大和完成してるやん、なんで??っていう疑問符が常に付き纏っていた。でも、その疑問を掻き消されるくらいには、心地いい主人公のワクワクのリズムに乗せられていた。

(もうひとつ、主人公が図面を作ってる時の笑い顔、という伏線もとてもよい)

現代人として歴史を知っているからこそ、その裏をとったストーリーがとてもよかった!!!