【雑記】チルとラフと少年野球
いいなぁ…!!!!
めちゃくちゃ羨ましい。
アメリカの少年野球が羨ましすぎて、自分の胸元を掻きむしりそう。
ア゛ーーーーーーッ゛!!って。
にしおかすみこのギャグと同じテンションだと思ってくれれば幸い。
私が羨ましがっているのは、いいね!させてもらったアメリカ少年野球のnote。
バリバリのニッポン少年野球プレイヤーの母としては物凄く羨ましくて、凄まじく眩しい。
みんなで成長を見守っていく雰囲気だとか
親の肩の力の抜け具合だとか
そういうスタンス、なんかいいなぁって思う。
我が子のチームはというと。
監督は自分の子にはめちゃくちゃ丁寧に動作教えるけど、下手な子や低学年にも同じ姿勢かと言われればそれはNOだと思う。
そしてアメリカみたくコーラ片手に椅子に座って試合観戦なんかしたら、次の日から距離を置かれる自信しかない。
チームTシャツ
同じ色のメガホン
量産型の「少年野球ママ」
これが週末の私。
日によって、これにチーム帽子だったりスコアブックやカメラが加わったりもする。
結構ギチギチでしょ。でも一応、服装は自由でチームTは任意です。
自由であっけらかんとした空気の少年野球に憧れているのは、こういう「締め付けられてる感」を多少なりとも感じているからかもしれない。
自戒も込めて書くが、私は少年野球というカテゴリに入れ込んでいる自覚がある。
私の肩は力が抜けているというよりも、血管が浮き出そうなくらい力が入っているのが現実だ。
それはもう、バッキバキに。
何でかって、
「元を取りたい」
のだ。ぶっちゃけた話。
結構な時間とお金を捧げてきたものだから、いくら自分がプレイヤー本人では無いとはいえ、報われたいという気持ちが根底にある。
休日の朝も早よから作るお弁当
照りつける日光と戦う夏場の見守り
平日の練習だって付き合っているし、わずらわしい保護者同士の人間関係だってある。
(これが一番きつい…)
良く飛ぶバットは5万円
良い皮のグローブは2万円
大人顔負けの道具を揃えた少年たちは、
道具を使っている んじゃなくて
道具に使われている 感すらある。
少年野球に関わる時間を考えれば、ほぼ仕事みたいなものだ。
ただし、悲しいかな無給である。
親の事情はいざ知らず、我が子はというと
エラーする
三振する
ふてくされる
を毎度毎回毎試合のように繰り返す。
・ヒット
・ファインプレー
という、わかりやすい「報酬」が出る回は少ない。
それは仕方ない。
イチローだって大谷翔平だって、ヒット打てるのは3〜4回に1回だ。
親も子ども本人もわかっている。
子ども自身もエラーや三振をすると、しょげてふてくされてしまうのが自分の良く無いところだと把握している。
しかし思ったようなプレーが出来ないと、どんどん視界が狭まってイライラと嘆きと悲しみの渦に飲み込まれていくのだ。
そしてそれが家庭内にまで持ち込まれると、我が家の争いの火種となる。
私も肩の力を抜いて接することが難しいので、お互い真っ向からぶつかり合う。
神に誓って言える。
私は子どもの三振とエラーで怒ったことは一度もない。
怒るのはいつも同じ、態度や姿勢の部分だ。
汗水垂らして稼いだ金を注ぎ込み、自分の時間を捧げたのに、ベソベソといじけ、泣かれ、不貞腐れられて尚、皆心中穏やかに子どもと接することが出来るんだろうか。
私はムリだ。
事実、野球を始めてから本当に喧嘩が増えた。
じゃ、そこまで入れ込まないように親の意識を変えていけば良くない?
なんて声も聞こえてくる気がする。
幻聴だが耳が痛い。
あくまで私個人に限って、だけど。
全国狙うような常勝チームになってほしいわけじゃないし、感受性が豊かで素直な年頃の子どもがそこまでストイックに「野球だけ」やるのは、勿体無いと思う。
本人が野球大好きで毎日野球やりたい!というのならアリだと思うけど。
大谷翔平になんかならなくて良い。
かといって負け通しでも、試合中にヘラヘラとスマホゲーの話をするような我が子も嫌だ。
理想なんて語り始めたらキリがないけど…
まずは自分の雰囲気をもう少しラフにしていかないとな〜と思った。
とりあえずチームTからの脱却を試みてみよう。
ラフ、今年のテーマにしようかな。
いきなり
・チルくて
・ラフな感じの
・明るく楽しい少年野球
…は出来ないけど、我が子の練習する姿を見て少しでも「なんかこういうの良いな〜」と考えられる余裕のあるスタンスで臨めたら良いな、と思った。
そんな時間を増やしていきたい。
今週末も頑張ろう。