見出し画像

永守重信さんのような経営者になる方法⑩すぐ行動に移せる社員

永守さんは「登用される社員の7条件」を明確化しています。

①健康管理のできる社員
②仕事に対する情熱・熱意・執念を持ち続ける社員
③いかなるときもコスト意識を持てる社員
④仕事に対する強い責任感を持てる社員
⑤言われる前にできる社員
⑥きついツメができる社員
⑦すぐ行動に移せる社員

永守重信さん著作より

「すぐ行動に移せる社員」の特徴

すぐ着手できるようになるためには、まずは言われる前にある程度イメージを持っておいたり、準備が整っている必要があります。言われる前にやるには業務や仕事において、「こういうことがおきるな」「こういうことがおきそうだ」「上司はこういうことをきにしているな」と予測することができないといけないでしょう。つまり、これも予測力が非常に重要になってきます。
そして、やはりすぐできるか。人間は、じっくり考えたいですし、検討してから選択したいものですが、ビジネスにおいて重要なのはスピードです。

過去に多くの仕事で結果を残してきている人を見ましたが、多くの人に共通するのがスピードです。その人には優先順位があるはずですが、関係なく何かしらのアクションを取っておくのです。

自分は興味や関心が強いものはすぐ一気にやるタイプですが、結構慎重に優先順位を見極めながら、時間を置いたりすることが多いです。いわゆるマイペース。なので成功していません(笑)

話を戻して、すぐ行動に移せることはどうすればできるのでしょうか?よく言われるのが、すぐ行動に移せる社員の人の良くある行動は、会議をしていて、その会議中や会話中に電話入れたり、即何かしらの軽いアクションを取っておくことです。そこは反射神経のようなものですよね・・・。

「すぐ行動に移せる」ようには何が必要?

筆者の同僚に「即断即決」を体現する社員がいます。彼の論理だと、着手しておくと今後の展開がコントロールできる、前倒し前倒しで行けば何があっても柔軟な変更が可能、リスクマネジメントにもなるという意見です。
心理学的に、とりあえず着手することが仕事において重要だと言われますし、尊敬する行動ですし、とっても理想的です。しかし、行動に移したいけど、できない社員もいるはずです。というか多くの人がそうなのです。

行動に移したいけどできない理由としては気持ちレベルですと
①迷い
②勇気がない
③十分現状をしっかり把握してから着手したい
④行動のメリット・デメリットを考えて着手したい

といったところでしょうか。ビジネスパーソンとしての心理や姿勢に通じるものですし、「個々人の能力」といってしまえばそれまで、でしょう。

着手するために上司ができること

着手できるよういになるかは自分次第。でも、何かしら上司が指導したり、自分で考え方を変えることによって、着手できるようになるかもしれません。
上司としては、
・業務の目的を明確に伝える
・着手すべき行動の意味や重要性を伝える
・着手するタイミングが早いことのメリットを伝える
ことをするのもよいかもしれません。戸惑っている社員の中には即行動する方もいるかもしれません。

自分ですぐ着手するようになるためには、
・着手行動で今後どう仕事が展開していくかをイメージする
・着手行動を少し遅れて着手した場合を予想する、シミュレーションする
ことができるようにしたらよいのかもしれません。

大事なのは主体性

筆者撮影

永守重信さんが言いたいのは「すぐ行動に移せる」という中での主体性だと思います。上司から指示・命令されたりしてから、行動に移すのではないということを言っているのだと思います。

7条件についてはこれで終わりです。みなさん、7条件を満たすように頑張っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?