PC静岡参加レポート
2024年10月12・13日に開催されたプレイヤーズコンベンションに参加してきたときの話
初めての大型大会の参加、チームレガシーへの参加などいろいろなことがありました。
レガシー選手権の話
機会に恵まれレガシー選手権に参加することができました。
使用するデッキを考えた際に候補に挙がったのは以下2つ
・青緑オムニテル
一番近い慣れているデッキ
・豆の木コントロール
最近組んだばかり。それなりに勝てる
検討に検討を重ねた結果、青緑オムニテルを使用することにしました。
使い慣れているのはもちろんの事、使い慣れていないコントロールでは50分以内にマッチを終了させることができないと思ったからですね。
制限時間内にマッチを終了させないと運営に支障をきたすのももちろんですが、トイレの心配がありました。
頻尿の私としては延長戦までもつれ込んで間髪入れずに次のマッチが始まってトイレに行く時間が確保できないとマッチ中に尿意が襲って集中できないことが予想されます。
頻尿で通院している際に担当医から「なんで治らねぇんだよ!」とキレられた私としては避けたいところです。
そういった理由もありデッキは決まりました。
デッキリスト
デッキの大半は一般的なオムニテルとそん色ないので個人的に重視した点を紹介します。
・残虐の執政官
出た時、攻撃した時の誘発が強力なのもそうですが、非伝説クリーチャーである為、カラカスの対象になりません。
カラカス頼りのデッキに対しては強く出ることができるのが好印象。
また、実物提示教育で相手が出したクリーチャーも除去することができることができるので同型デッキに対して優位に立ち回れることもあります。
・変容する森林
貴重な緑マナ源である他、昂揚達成時の能力で墓地のパーマネントのコピーになれます。
ハンデスや諜報で落とした全知やアトラクサ、残虐の執政官になれるのは好感触です。
後述する救助のけだものコーナとも相性が良く、起動に要求される緑マナを自身から出すことによりタップ状態で救助のけだもの、コーナのコピーになることができます。
オムニテルというデッキは全知を出してからがスタートという面もあるので、全知を出す手段が増えるのはいいことです。
難点としてはメイン戦での昂揚達成が難しいことです。
思案、渦まく知識、意志の力、フェッチランド等で3種類は墓地に溜まるのですが、最後の1種類が溜まりません。
自然の怒りのタイタン、ウーロを唱えてようやく4種類です。
あとは直観で全知を手札に加えつつ残った2枚を墓地に落とすことで溜める事もできます。
・救助のけだもの、コーナ
タップ状態で第2メインフェイズを迎えると手札からパーマネントカードを戦場に出すことができる能力を持っています。
実物提示教育、eurekaは全知や重いクリーチャーを出す手段ではあるのですが、相手にも出されてしまうのでリスクが大きいです。
なので、リスクなしでパーマネントを出せるのは魅力的です。
タップする手段が攻撃のみなのが痛手ですが、破壊されて墓地に送られるのであれば問題ありません。
・蟻の解き放ち
勝ち手段の1つです。
全知がある状態で①~⑤の手順を踏んで勝ちます。
①狡猾な願いで火想者の予見を回収
②火想者の予見から渦まく知識、衝動、狡猾な願いを回収
③渦まく知識で手札にあるマナコストが重いカードをトップに積む
④狡猾な願いで蟻の解き放ちを回収
⑤蟻の解き放ちをプレイヤー対象に唱える。トップに積んだカードで激突に勝利して蟻の解き放ちを手札に戻す。
これを繰り返す。
主に罠の橋がある盤面で勝つための手段です。
あとはインスタントタイミングでライフを削りきるためにも活躍します。
紹介したいことは以上です。
では当日のマッチングと戦績をざっくりハイライトで振り返ります。
当日の戦績
round1 ジュエルショップ
game1
実物提示教育を引くことができたものの全知やクリーチャーを引けず。
もたもたしているうちに切望の宝石、一つの指輪、厳かなモノリスをパラドックス装置で使いまわされ引き裂かれし永劫、エムラクールを出され負け。
game2
3ターン目で実物提示教育から全知を出し、全知から引き裂かれし永劫、エムラクールを出したところで相手が投了。
game3
概ねgame2と同じ。
結果2‐1
round2 マーフォーク
game1
先手1ターン目に唱えられた霊気の薬瓶からマーフォークを展開されて負け。
game2
先手3ターン目に唱えた実物提示教育が通り多元宇宙と共にを戦場へ。
多元宇宙と共にの能力で引き裂かれし永劫、エムラクールを唱えたところ相手が投了。
game3
概ねgame1と同じ
結果1‐2
round3 黒単リアニ
game1
こちらの先行1ターン目は土地置いて終わり。
相手の後手1ターン目に暗黒の儀式からトーラックへの賛歌を唱える。
このハンデスにより手札の土地がすべて捨てられてしまう。
以降土地が引けずに負け。
game2
こちら先行1ターン目は冠雪の島を置いて終わり。
相手の後手1ターン目に思考囲いを唱えられるがこちらの手札には古えの墳墓、引き裂かれし永劫、エムラクール、実物提示教育が揃っておりカードを抜かれるわけにはいかなかったのでピッチコストで意志の力を唱えて打ち消し。
次ターンで実物提示教育から引き裂かれし永劫、エムラクールを出したところ相手が投了。
game3
お互いに何も引けないターンが続き、相手が戦場に出したカザド=ドゥームのトロールが止まらなくて負け。
結果1‐2
round4 ウェルダー
game1
相手に苛立たしいガラクタを展開されるもこちらの先行2ターン目に実物提示教育から全知、全知から引き裂かれし永劫、エムラクールを唱えたところ相手が投了。
game2
相手に苛立たしいガラクタ、攪乱のフルート(宣言:実物提示教育)と妨害をされる。
最後はゴブリンの技師で墓地に送ったPhyrexian Devourerをアガサの魂の大釜で追放。+1カウンターを乗せてPhyrexian Devourerの起動能力でパワーを上昇させたゴブリンの技師で殴られて負け。
game3
相手に苛立たしいガラクタを2枚展開される。有効牌が何も引けずウルザの物語から展開されたトークンで殴られて負け。
round5 黒単土地破壊
game1
順調に3マナまで土地を伸ばし、実物提示教育から引き裂かれし永劫、エムラクールを出したところ相手が投了。
game2
不毛の大地、陥没孔で全ての土地を破壊される。
その後はダウスィーの虚空歩き、クリーチャー化したミシュラの工廠で殴られて負け。
game3
相手の先行1ターン目に暗黒の儀式からダウスィーの虚空歩きを戦場へ。
その後唱えた思考囲いで手札の引き裂かれし永劫、エムラクールを抜かれて負け。
結果1‐2
ここで心が折れてdrop
最終戦績1‐4
反省点
悲嘆が禁止になったとはいえハンデスはまだまだ撃たれる。
ハンデスに対する脆弱性がもろに出てしまうマッチがほとんど。
あとは苛立たしいガラクタへの対抗手段が少なかったもの痛かった。
耐え抜く者、母聖樹の魂力、狡猾な願いでサイドボードから持ってきた活性の力、厚かましい借り手のインスタントで戻すなどなど。
全知を出した後の行動がすべて止まるのは本当に辛い。
チームレガシーの話
レガシー選手権の結果が振るわずボロボロになっていた私。
2日目は買い物して帰ろうと思っていた矢先、今年のPC常滑でフリプ、EDHを一緒にしていた方からチームレガシーのお誘いがあった。
あまりにもうれしくて涙がちょちょぎれてしまった。
誘われたからには何とか結果を残したいと思い張りきって参加した当日のマッチングと戦績をざっくりハイライトで振り返ります。
当日の戦績
round1 スニークショー
game1
全知は手札にあるものの実物提示教育が引けず。
騙し討ちを素出しから起動されてエムラが走って負け
game2
対戦相手1ターン目にガラクタを置かれて後引きの意思の力が腐る
あとは概ねgame1と同じ
結果0-2
round2 赤単ペインター
game1
対戦相手が初手に出した苛立たしいガラクタを打ち消せず通してしまう。
ウルザの物語のトークンが止まらなくて負け
game2
概ねgame1と同じ
結果0-2
round3 スニークショー
game1
実物提示教育から全知、全知から引き裂かれし永劫、エムラクールを通して勝ち
game2
騙し討ちを素出しされて起動、引き裂かれし永劫、エムラクールに攻撃されて負け
game3
騙し討ちを素出しされて起動、引き裂かれし永劫、エムラクールに殴られるも滅殺を記憶への放逐で打ち消して耐え。
しかし騙し討ちの生贄誘発を記憶への放逐で打ち消して引き裂かれし永劫、エムラクールが留まり負け。
結果1-2
round4 bye
round5 青黒リアニ
game1
対戦相手初手に諜報ランドセットで諜報。
偉大なる統一者、アトラクサを落とされ次ターン再活性で釣られて負け。
game2
実物提示教育、eurekaを唱えるも打ち消される。
超能力蛙が止まらなくて負け
結果0-2
round6 赤単ペインター
game1
絵描きの召使いで色を追加されて丸砥石起動。
引き裂かれし永劫、エムラクールが墓地で誘発するもアガサの魂の大釜で追放される。
色指定は青であった為、夏の帳で凌ぐもの抵抗虚しく引き裂かれし永劫、エムラクールが全て追放されて負け。
game2
実物提示教育から全知を出すも対戦相手が出したのは罠の橋、全知から引き裂かれし永劫、エムラクールを唱えるも罠の橋を対処できず負け。
結果0-2
最終結果
個人1-5
チーム1-5
反省点
苛立たしいガラクタに対して手も足も出なかったのが本当に辛い。
特に対スニークショーは苛立たしいガラクタと共存でき、実物提示教育を唱えるとかえって自分が不利になる場合もある点から迂闊に動くことができず準備に手間取って負けてしまった。
個人的な意見としては実物提示教育+全知+狡猾な願いを揃えて勝負を仕掛けたいところ。
こちらの実物提示教育に対して偉大なる統一者、アトラクサを出しつつ誘発スタックで全知を割ってくる動きができるのがスニークショーは強い。
まとめ
初めての大型大会で緊張したがベストは尽くせたと思う。
構築に関しては見直す部分もわかったので今後も使っていきたい。
小粒クリーチャーに殴られるのをなんとかできればロングゲームも視野に入りそう。
チームレガシーはお誘いが本当に嬉しかった。
ただ1勝もできなかったのは悔しい。
次回のPC千葉ではよりいい結果を出せるように頑張りたい。
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