共通テストまであと 100日
いよいよ令和7年度大学入学共通テストがあと100日というところまで来た。高校1年生から受験日までのカウントダウンをしていたのだが、当初は700日とか600日とかで、まだまだ先のことの様に感じていたものも、今となれば10月に突入し、中には指定校推薦等で既に合格している生徒もちらほらと見かける時期となってしまった。
ジャネの法則による心理的体感時間
ジャネの法則を知っているだろうか。
これは、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」という法則である。
つまり、1歳と100歳の人間がそれぞれ感じる1年間の長さの比は
365:1(日)と等しいと考えられる。
従って、この法則より、人生の折り返し地点は19歳程度ということになる。
高校生活の振り返り
高校生として与えられる時間は3年間。誰もが平等の時間を与えられる訳だが、その時間的密度は人それぞれだろう。
ただ、高校3年間を「長い」と形容する人よりかは、「短い」とする人の方が多数であり、それは高校3年間が濃密であったことに他ならない。
是非、今を生きる高1・高2生の大学進学を考える諸君は、悪いことは言わないから、高3からでも間に合うといった甘い思考を捨て、今日から受験勉強を開始していただきたい。
しかし、高校生としての地位は人生一度きり。
青春や部活動など、今しかできないことにも精一杯注力してもらいたい。
ただ、受験とは非情であるが故に、青春を捨てて勉強する人も少なくない。
そうした受験戦争の中で生き残るために、自分と志望校のギャップを再確認しつつ、確実な戦略を形成し、勝利を収めていただきたい。
100日という数字
3ヶ月と10日程度だろうか。
さらには半年後、自分はスーツを着て日本武道館の椅子に座ることができるだろうか。
先述の通り、与えられた時間は平等で、何も言い訳できない。
100日も頑張ることができないのなら、これからの人生もその程度であろう。浪人という選択も脳裏をよぎるが、決して甘えず現役合格目指して駆け抜けていきたい。