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最近観た映画について②


こんにちは。鹿島です。



タイトルに「最近観た」と書くのが大変申し訳ないくらい間が空いてしまいましたが…
前々回に引き続き(引き続いてもない)観た映画の感想を書いていきたいと思います!

※①ではPAST LIVES/再会について書きました!
良かったらそちらもまだの方は是非読んでみてください☺️



②aftersun アフターサン

今回はこちらの映画


【予告とあらすじ】

11 歳の夏休み、思春期のソフィ(フランキー・コリオ)は、離れて暮らす 31 歳の父親・カラム(ポール・メスカル)とトルコのひなびたリゾート地にやってきた。 まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、ふたりは親密な時間をともにする。 20 年後、カラムと同じ年齢になったソフィは、懐かしい映像のなかに大好きだった父との記憶を手繰り寄せ、当時は知らなかった彼の一面を見出してゆく……。

Filmarksより引用




【観ようと思ったきっかけ】

前回のパストライブスでは、音楽がきっかけでしたが、こちらの映画はあるラジオがきっかけに📻


それが
「ありっちゃありスパーク梵(ぼん)」

というラジオです。



皆様、オモコロというWEBメディアをご存知でしょうか??

オモコロは2005年10月に更新をスタートした、ゆるく笑えるコンテンツに特化したWebメディアです。記事やテキスト、漫画やラジオなど多ジャンルに渡る不真面目な制作物を掲載しています。人生のタメになることや、意味のあることは基本的に掲載されていません。肩の力を抜いてスキマ時間の暇つぶしにご活用ください。

オモコロ公式サイトより引用


オモコロのメンバーの中には…
きっとご存じの方も多いのではないでしょうか?
常に目線をつけて生活されている
ARuFaさん 

ARuFaさん

最近映画化された「変な家」の原作者
雨穴(うけつ)さんも現在オモコロのライターとして活動されています。

雨穴さん


私は結構前からオモコロチャンネル(オモコロが運営するYouTubeチャンネル)がとても好きでよくみているんですけれども。

オモコロチャンネルに主に登場する方々の中に

原宿(はらじゅく)

という方がいます。
オモコロの編集長さんです。

オモコロ編集長の原宿さん

私はオモコロチャンネルのメンバーの中でも
かなり原宿さんが好きです。
オモコロチャンネルではいつもふざけ倒していて、そこも最高ではあるのですが、
ラジオなどでふと口にする言葉が本当に素敵で。
言語化の能力が半端ない。
原宿さんのおすすめの映画は全部ではないけどちゃんとチェックしたいと思うくらい影響を受けています。


参考になるかわかりませんが、
原宿さんについて知りたい方は良ければこちらもご覧ください。



この原宿さんと
室木おすしさんというイラストレーターさん
(現在、かりそめ天国というテレビ番組でイラストを担当されてます。この方もとても素敵。)が毎週更新しているラジオが

「ありっちゃありスパーク梵」

↑この回でaftersunについて語られています。
これは是非聴いてほしい。聴いて聴いて聴いて!!
(6分10秒くらいから)


原宿さんが紹介していたので観に行かない訳にはいかぬと思ったのがきっかけです。


この原宿さんのaftersunの感想がまた、大頷きなんです。映画の内容もわかりやすく伝えてくれているので私これ書かなくてもこれを聴いてもらえれば全部言いたいこと言ってくれてるんですよね。
完全同意。まずはこちら聴いてください!
でも頑張って書くから、こっちも読んでください!



では映画の感想いきます。
※今回結構内容に触れてしまっています🙇‍♀️
ネタバレしないで!という方は是非ご覧になってからお読みくださいませ🙇‍♀️




【感想】


いやーーーーーー私はこの映画、正直苦しかった。
覚悟して観に行ってはいたのですが、しんどかったです。

あらすじを繰り返しますが…

主人公のソフィが11歳の時、
当時31歳の父親と過ごしたひと夏の思い出をビデオカメラに収めていて。
それから20年後、その時の父と同い年になったソフィが、そのビデオの映像を通して幼い時には気づけなかった父親の苦しみに気がつく

といった内容のお話。

「ひと夏の思い出」の部分がゆるく描かれており、劇的な展開はほぼありませんが、
その合間合間に父の不穏で、危うい描写が交じります。

多くは語らずこちら側に想像させる部分が多い作品でした。

観る人によっては退屈に感じる人もいるかもしれない。
だけど、刺さる人には深く刺さって抜けない作品だと思います。(原宿さんも言ってた)




ふと、
「あの時どう思ってたんだろう?」
と気になったことがある。
でももうすでにこの世に
その聞きたい相手はいなくて
すっと寂しさが込み上げてくる事があります。

一緒に過ごした時間の中で
話したこと、見たこと、触れたこと、

記憶を辿った時に
もしかしたらあの時こういう気持ちでいたのかなと想像したりするけど、実際にどうだったのかはもう、聞けない


2人で過ごした大切な時間を思い返しても
そのうちの1人がもういないなら
その時間を知っているのはもう、私だけで
誰とも共有できない

そういう悲しさとか寂しさが本当に見事に映像化されていて、ヒリヒリしました。

だけど、この苦しさってこんな風に映像にする事が出来るんだ!!という驚きと感動もあって
普段はしまっておいている感情を、優しく引き出してくれるような感じがしました。

この映画を観ている間や観た後、
私が20歳の時に他界した父のことを沢山思い出しました。
この映画観てなかったら多分思い出してなかったことも、思い出せました。
寂しくももちろんなるんですけど、でも、それでも思い出せてよかったなぁと。


いや、父親ってこういうとこあるよな〜〜〜!!!!!!!!!わかる〜〜〜!!!!

っていう場面もいくつかあって笑

父親じゃなくても、亡くなった人との思い出とか、
忘れかけてたことを思い出すきっかけになる映画なのかもしれません。
だから刺さる人には刺さりすぎてきついのかも。
観るタイミングは気をつけたほうが良いかもしれません。

でも良いです。この作品、観てよかったと思う。


あと、音楽も良かった。
最後にかかる音楽が、あの曲だとは…。
ここでこれ流すのか…と鳥肌。

何の曲か、是非確かめてみてください☺️





【まとめ】


さて、今回はaftersunについて感想を書きました。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!!

気になった方は是非みてみてくださいね✨

(観てから時間が経ちすぎて今現在どこの劇場でもやってませんがきっとどこかで再上映されるはず…!!あ、U-NEXT加入されてる方は観れるっぽいです
!!)



次回は何を書こうかな〜😆
また読んでいただけたら嬉しいです。

それでは、また!

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