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さゆり奥様ストーリー【6】
三時間後、目的地に着いた。高速道路を利用すれば、二時間で着く。それさえ分かれば、下調べは終わり。後はこの町で気がまぎれるまで遊ぼう。
俺は車を有料駐車場に止め、足場にあるボックスに手を伸ばした。
運転席下のボックスに俺のへそくりがある。紙封筒に入ったお金を計算すると、総額五万円はあった。遊んでホテルで一泊するお金はあった。
スマホを取り出し、好みの女がいるか検索する。三十分吟味して、俺は一人の女に絞った。
その時が来るまで、俺は町で暇を潰す。
適当に時間を過ごしていたら、指定されたラブホテルに着いた。
そこで少し待っていると、白いワンピースを着たすらっとした女が、コツコツとヒールの音を立てながら、こちらへやってくる。
「あ、こんばんは」
女は俺の前に止まった。
よく見ると、立ち止まった女は俺が呼んださゆりだった。
「こんばんは」
俺は挨拶を返すため、さゆりに頭を下げた。
スレンダーな体系のさゆりの胸元に自然と目が行く。ワンピース越しに胸の突起が見え、俺は生唾を飲み込んだ。