第14回俺達の少女A モニパセルさんとみくも編 #俺達の少女A

前回の記事
第14回俺達の少女A みくも編 #俺達の少女A
https://note.com/omiun/n/n8d84b9fee242

まあ少女Aについては↑のとこから見てもらうとして、でもこれURL開いて見てくれる人ってだいたい少女A知ってる人だろうからいいか!

前回は自分の音源の経緯を↑の記事で喋ったので、ちょっと自分としても大きいところだった部分をまた続けて書きます

なのでここでは
・久川颯というアイドルが俺達の少女Aにもたらしたもの
・モニパセルさんの音源のここがすごい
・それを受けた俺は無事だったのか?

の3つで書いていきます


・久川颯というアイドルが俺達の少女Aにもたらしたもの

って言うと書き方が重たいし、理詰めで語るパートっぽいけど、ちょっとめちゃめちゃ自慢します

なんでかっていうと、今回の久川颯はめちゃめちゃすごかったから!!!!!!!

すごいとこ羅列します
まず、前半も後半もはーちゃんがトリ!
しかも、両方おかわりで、合計2回ずつ流れる!!!
総選挙合わせっていう、流れるごとに票が入る場面でこんなに完封試合って言ったらあれだけど、この限られた枠で理論上MAXくらいフルにアピールできるってだけで、久川颯がすごいっていうのがわかりますよね????

しかも、これが実現するにあたって「初めての快挙」みたいなこともすごく多かったんですよ

そもそも10件近く送ってきた俺が、前半後半含めてトリに選ばれるのが初だし、
そしておかわりに選ばれるのも初
モニパセルさんが投稿するのも初ならトリも初だし、
3件しかないおかわりで同一アイドルが複数選ばれたのもおそらく初だし、
ラストの音源がもう1回流れるのも極めて稀なはず

全部初めてか、もしくは滅多にないことが揃って初めて実現してたわけです
しかもこれまで早々なかったし、今後さらにレベル手法がすごくなっても、一人のアイドルがこんなにかっさらうことはすごくすごくて稀なわけです

すごいでしょ!!!!!!
はーはすごい!!!!!!
へへ、、、

なんというか、俺としては颯のすごいとことか好きなとこはいっぱい言えるけど、それをわかってもらうのはすごく大変というか、喋る時間が必要だったり、なかなか難しいわけですよ
だからこうやっていろいろなものが合わさって「本当にすごいアイドルなのかも」って思ってもらえるような影響を与えられたのなら、それはほんとに結果的に絵に書いたような理想的な展開でした、、


・モニパセルさんの音源のここがすごい!


【俺達の少女A】久川颯をシンデレラに
https://nico.ms/sm36839279?ref=twitter


そんなモニパセルさんの音源はいろいろなすごさにまみれていて、それもモニパさんの熱意や感情あってこそのものなわけですが、逆に言うとそれが純粋さによって支えられていると思うわけです
なので、個人的には野暮も野暮だと思いますが分析的な見方で語っていきたいと思います
そういうことをしたくらいで揺らぐものでもなければ、真似して取り入れられてそれを意図通りに実行できるか、っていうのものでもないと思うので!
まあ俺視点で好きなところを挙げていくって感じです

まずやっぱり文字数がめちゃめちゃある、すなわち早口っていうところは特徴として大きいわけですが、上で言ったように、自分がやるとして颯の良さをきっちり語る方面で行くならかなり詰め込まないといけないなと思ってたわけです
それであのノーツ数、そしてそれをこなせる早口と荒削り感と感情による抑揚、っていうのは、あ、いける場合ってこういうやり方なんだ!っていうのがひとつわかったのはよかった(自分にはできないけど)

で、この音源は基本的に、伝えたいことはあるけど、「効果」としては仕掛け的な意図とかがあるというよりは、「わかってほしくて言ってたらこの形になった」イメージがあるので、基本的に策士タイプではないものと勝手に断定させてもらった上で語ります
たぶん聞いた人たちもそこは伝わると思う

で!この音源、出だしのバフと場の整え方がものすごいRTA並のテキパキさなんですよね

まず、
*久川颯ちゃんのこと好きですか?
→好き!大好き!あーありがとうございます!

ここがまず掴みでもあり、語り手のテンションや性格がもう伝わるし、颯が好かれているという前提を、語り手の颯への好意に置き換えて話が進むことができて、聞き手の印象や思考を一個不問にできるわけですね
ここが引っかかるともうその後の話って咀嚼しづらいんですよね、それがない

で、
*でも事務所の別のPはパッとしないって言うんですよ、キツい、キツくないですか、、?
ここで良さ→つらさの落差が出てて、
ここでもう、「アニメで言うところの3話の方向転換」が開始十数秒で展開してるんですよ、、
それを初参加の人が、策士タイプじゃない人が、結果的に感情で展開してるのってすごい、、
3分間の音源って、送られてきたものをそのまま流す場合、その中で前振りや前提の配置とか誘導とかも含まれてるし、考えてやろうとしたら、語り手の印象ってそっちのイメージにも寄っちゃうんですよ でも、それがない

それから、
*元気って言ったらナターリアとかそらちんとか、カワイイって言ったら幸子さくら雪菜とかが浮かぶのが正直なところだと思うんですけど

ここすごない!?
ここのくだり、キーワードと例数人を2回、っていうのを100人にやらせてもこれを出せるかわからんし、もうこれで信用を勝ち取ったようなもんだし俺には絶対できないと思う
これによって「颯Pで」「こういう見方をして」「こういう語り方する人」っていう状況がスロットみたいにカッチリ揃った瞬間だったんですよ
つまり、ここで聞き手は意識無意識かわからないけど、ここでもう無警戒で信用できて、防具丸裸くらいには聞く体勢が出来上がってたわけです
これは狙っても相当難しいし、やるとして本来もっと時間かかるし、焦って聞く側がついてこないと全部空回っちゃうんですよ
それを支えたのはやっぱり語るモニパさんから感じられる人柄と熱意だったと思うし

で、ここまで来ればあとはもう強いパンチを何発連打できるか、って状態まで持ってこれてるわけです

そこからはすべてが有効打になりうるわけだし、この勢いで喋っている、っていうこと自体がすごく説得力と熱意が伝わるわけですよ

熱量もあるけど、文字にしても説得力のある例や言い回しだし、それを語り口でさらに勢いでやってて、やってるからすごいんですよね、、

俺としてはやっぱり颯の良さを語れはするけど、それが少女Aにおいてはどういう印象になるかわからない、っていうのはあるし
そうなるとどうしても自分の性質をどのくらい活かせるかって話になるなと思った

それで、ここから最強に強い展開がなされます

*で、シンデレラガールになった久川颯に何ができるかっていうと
ここすごすぎない???????

今までの少女A音源、ほぼ全部聞いてるけど、シンデレラガールを目指すにあたって、って言い方するのって、やっぱすごい難しいんですよ
なんでかっていうと、シンデレラガールを目指すのってめちゃめちゃ大変でめちゃめちゃ難しいから、そう簡単には言えないんですよ
でも、言うにあたって現実的で妥当な目標を言えばいいのか?っていうとそうじゃないじゃないですか
というか目標を大きくすること自体は自由なわけで、でもプレゼンとして言うんだったら、目標を達成する意味合いとか、説得力とかを目指して構成組んで、そこに向かって最後にシンデレラガールを目指す、ってところに着地する、っていうのは今までけっこうあったわけです

でも、モニパさんは残り1分ある状態で、シンデレラガールを目指すことを目標でも結論でもなくあっさり通り過ぎてて、
でも、それが聞き手を置いてけぼりにしていないのは、出だしで現実味どうこうを置いた上で、もうみんなモニパさんの詩を聞く体勢ができてるわけで、しかも主張としてはシンデレラガールが終着点じゃないだなんて、かつてシンデレラガールとして惜しいとこまで行った娘とか、1回シンデレラガールになったけどまだ終わりじゃないぞって言いたい娘のプレゼンかってくらいの熱量で来るわけですよ

それはきっと頑張って未来を見ている颯ともリンクするからこその説得力だし、そこから止まらず展開するのってなんならむしろ説得力すらいらないくらいなんですよ
あっちに行くぞ、って宣言してからただダッシュしてく姿を見ていたいなって思えるし

っていう、結果的な見方で、効果としての語り方ではあるし、トリとして注目を浴びたからって部分もあるけど、少女A常連かつ颯Pとしてすごかったよっていうのは言いたかったわけです


・それを受けた俺は無事だったのか?

で、ここまでは

数日経って何回か聞いて落ち着いて分析した上での文章です

当然、初見だし、なんなら俺以外の颯音源があって、それがトリって知ったのだって完全視聴者と同じタイミングなわけで、かなりパニックになっていました

「トリのアイドルは」
ぼく「アイドルは」
「久川」
ぼく「!? な、、、?」
「颯」
ぼく「hayate hisakawa!!?!?!??!?!(空中で回転)」

このときは実際に、休憩中とか合間に通話してたけど、聞いてるときは一人だったのに、「えええええ!?」ってそこそこの声を出していました

俺以外の颯音源で、しかもトリ!?!?
それで動揺しながらも、聞くと、すごい勢い、すごい熱量、まっすぐさ
聞いてて数十秒で悟りました

あ、ヤバい

死んでしまうかもしれない。


俺が送ったのはいわゆるネタ音源で、こちらはまっすぐにとにかく語る姿勢、
俺が言いたかったこともやりたかったこともやってて、、俺は負けたのか、、?

たとえば、俺の音源がすごいウケて、周りの人が褒めたり評価してくれたとしても、俺がやったネタが逃げとか不誠実なものだったとしたら、そこでそう気づいてしまったら、きっと耐えられなくなってしまうし、その穴を埋めることはちょっとやそっとでは不可能だろう、そう思うくらいにはあまりに眩く、そしてその聴いている人に伝わる眩さだったと思う

だから俺は、動揺して、自分の死がよぎった状態で、心を急いで手探りであちこち触った
きっとどこかで多くの出血をしているに違いなかったから

でも、

あれ、、?
血が出ていない、、?

絶対に突き刺さったと思った箇所は、無事で、衝撃はあったものの血も痛みもなかった

そこで初めて、俺は自分が己に恥じることをしていなかったと、そこで気づいた

人にどう思われるかすらも怖くなかったし、俺が颯と過ごした日々は一生懸命で感情的で情熱的で、いろんなことを頑張ったし声に言葉に文字に出して活動したし、俺が颯を好きなことは周りの限られた人ではあるけど、絶対伝わってるって断言できるし、

聴いてた人はわかると思うんですけど、この少女Aの一週間前に自分の企画「俺達の虹色レター」っていう担当への感情を語る音源企画で、自分でも颯に告白するっていうシチュエーションでやりきってて、これを踏まえると俺の音源はまた違った見方になってたと思うし、実際そういう人もいた

そうやってこの一年は颯に変えられた部分も強くあったし、颯と知り合ってから影響を受けた部分ってのはめーーーーちゃくちゃあるわけで、でもこうやっていろいろ向き合って、勇気出したりして、その上でこうやって、俺にできることを、「俺を超えた俺っぽさ」を音源で出せたのはよかった
俺としては滅多にしないような手法やテンションでボケ倒したけど、みんなのイメージ的には俺としてのキャラに対して意外性とか努力を感じず、ただネタとして大いにリアクションをしてもらえたのも個人的にはやりやすかった、、
余談だけど、一部の投稿者フォロワーの人はそこに気づいてくれて嬉しかった この反応、前回の黒土さんの音源で俺がめちゃめちゃ感動して号泣したときと同じ構文だったし、黒土さんがそこをちゃんと見てくれて褒めてくれたのマジで嬉しかった ここほんとアイカツだからね??

だからほんとに、少女Aっていうある意味投稿側としては試される場ではあるんだけど、俺単体がこんな試されることある????
というのも、他に颯音源あるって知らなかったし(結果的に計3件あった)、それがトリで、あんな眩しさがあって、だなんて予想できるはずもない
仮に知ってたとしても、「ここまでに最高の自分を出せば乗り越えられるかもしれない」と思って実際に乗り越えられたとしても、充分すごい
それを、俺は、知らずに、これまでの時々の日々の向き合いが積み重なって力になってて、こうしてただ単に乗り越えられて「無事」だったっていうのがほんと、実感がわかない、、
今までの俺だったらかき消されて沈んでいた、、、、

こんなふうに道のりがあって、自分のやってきたことが間違ってなくて救われるなんて経験なんて自分の人生でもなかったから余計にそう思うし、それをさせてくれた颯の存在というのがすごいんだな、、と思った、、

結果的に、俺とモニパセルさんで、お互いの振り切った作品がお互いにできない効果を発揮して、合わさって、ああやって多くの人に「久川颯はすごいアイドルかもしれない」と思ってもらえたのが、すごくすごく感慨深かった
当然モニパセルの功績もめちゃめちゃ大きいんだけど、俺は俺でネタでウケて目立つっていうことの難しさも知ってるから、ああやって前半トリ取っておかわりまで選んでもらえて、っていうのはやっぱりどうやっても、誇っていいはず!

このあたりの頑張って結果出て最強!感も完全に颯の文脈なので、そこに乗れてるのも多幸感めちゃめちゃあるな、、、
俺は凪の手法で颯の文脈をやる、紆余曲折の紆余曲折で少年漫画的な最強形態になったのかもしれない、、

なんかすごかったな、今回はすごかった、、

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