夢小説で書きやすいソシャゲキャラ5選
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この記事はくらさんの夢小説アドベントカレンダーに登録しています。
すでに何件か書いたし他の方もいろんな書き方してるので見てね
ということで今回のタイトルは「夢小説で書きやすいソシャゲキャラ5選」です。
その前にものすごく当たり前な前提を言うのですが、
好きな娘で書いたらええに決まってるやないかい!!!!
はい。
その通り。
それはそう。
っていうのがまず、前提になりましたか?
前提になりましたね。はい。
それはそう。
好きな娘で好きなように書いたらいいわけですけど、じゃあ好きに書くぜ!って言って思うがままに量産できるかと言われるとまた別の話になります。
夢小説は書き上げられた時点でだいぶすごいと思っています。
なぜかというと、ありとあらゆる理由で筆が止まるからです。
導入はどうしようとか、会話が進まないとか、自分が思うように動いてくれないとか、書きたいことが多すぎてこのペースではとても終わらないとか。
なのでとにかく形にすることを意識した場合、「書きやすさ」というのはなかなかバカにならない燃料になってきます。
好きな娘というのは、人によっては複数人いることでしょう。複数のコンテンツであればなおさら。
そうすると、相手によって書きやすさが違うことを実感するでしょう。
その場合、書きやすい娘というのはその後のあなたの夢厨ライフに大きな影響を与えます。
ということで、「書きやすい例」というのをざっくりと挙げてみますので、何かしらの参考になれば幸いです。
一応前提として、
・自分が知ってるジャンルのキャラだが自分で書いたことはないけど書きやすいに違いないと思う娘
・書く場合、キャラ自体は知ってて二次創作なら可能な範囲の知識
という条件でやってみようと思います。
ではレッツゴ
1.緒方智絵里(シンデレラガールズ)
先攻★☆☆☆☆(多いほど向こうから仕掛けてくる)
融通★★★★★(多いほどこちらの言うことを聞く)
まず智絵里は寂しがりで、人に助けられがち。
感謝の言葉を多く言うし、期待に応えたがるところもあります。
これでどこに書きやすさがかかってくるかというと、「こちらがかっこつけたい、男気を見せたいとき、全てそれを受け入れてくれる」ということになります。
これは、トレモで練習したコンボを実戦で全部当たりに来てくれるようなもので、考えたかっこいい言葉を茶化さず待って聞いてくれるし、手を繋ごうと思っても他のものに気を取られてタイミングを潰してしまう、とかそういった障害が完全にありません。
智絵里は人の言葉を待つし、こちらがムードを出そうとするとちゃんと立ち止まってくれるので、書いていて「解釈の齟齬」が生まれにくいのではないかなと考えています。
また、ドジすぎない困り方をよくするので、「こんなにも女の子を助ける機会があっていいのか」というほどだと思います。一緒に夏祭りに来たら、98%くらいの確率で鼻緒が切れます。
改めると、智絵里の人気とか魅力のエネルギーの密度半端ないなという気付きがありました。
2.黛冬優子(シャイニーカラーズ)
先攻★★★☆☆
融通★★★★☆
どうやっても書きやすすぎるだろ。
口調や性格のわかりやすさ、味の濃さ。誰でも「あんた」になれる。
一瞬めんどうで不機嫌ないかにも女性脳なイメージもありますが、実際は男の思考に理解がありすぎる面があります。
特にだらしない、しょうがない男に対しての守備範囲が異常。
「しょうがないわね」「そんなことじゃないかと思ったわよ」などから見られる包容力は、うじうじした愚痴や弱音を受け止めてくれます。
しかも、それでいて向こうも負けず嫌いで野心的なところがあるので、「夢を追う男のバカな無鉄砲」にまで理解があります。それどころか一緒に賭けてくれる。
冬優子が好きな人なら、冬優子としたい会話の温度感が浮かびやすいんじゃないでしょうか。
3.夢見りあむ(シンデレラガールズ)
先攻★★★★★
融通★☆☆☆☆
これまでとはまた違った超個性型。
とりあえず向こうから騒ぎ始める。
んで聞いたら超しょうもないことだった、とかでいくらでも作れる。
りあむのすごいところは、それを言われた人物をツッコミの常識人にしてしまうところです。
やれやれ、呆れたというムーブをしてもいい状態を何度でも再現可能にしてしまう。
しかも先攻を取るわりに振り回し型じゃない。行動するわけじゃない。むしろ行動できなくてギエピーと泣いている。
その割に調子乗りなので、助けを呼ぶ→どうにかする→調子に乗るみたいなコンボも流れるように可能です。
それでいて、こちらがかっこつけなくてもいい、気の置ける悪友として男友達と近い口調で会話だけの文章がすらすら書けて、いつの間にか距離が近づくということもあるでしょう。
いいムードにしようとして、クッソ台無しにされてもいいし、急にしおらしくなっても超味濃いし。
全然意味のない会話だけしてるのに、それがなぜか土曜の昼からりあむの家で行われていた、こいつらどういう関係なんだ……?みたいなこともできる、超強い女だと思います。
4.シロコ(ブルーアーカイブ)
先攻★★★★★
融通★★☆☆☆
ブルアカからはユウカを出そうかと思ったのですが、冬優子と近くなるので変えました。
まず、シロコは超~かまってちゃんです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYq4yLvct07lxOUyeZ0brcOUQdjjLbMfm
ショート動画の「ん、先生、ちょっと時間もらうね。」というシリーズがあります。
これは元々はユウカが始めた形式ではあるんですが、ユウカだと番組コーナーを意識していたり、情報をお届けしようとしたり、連絡したりとほどよい距離感ではあります。(全然イチャついたりもするけど)
これがシロコだと、もうじゃれてる犬みたいに色々話しかけてきます。
なので上の再生リストはある意味「シロコ先攻集」みたいなものです。
この口調や話題の温度感を習得すれば、シロコが話しかけてくるSSが作れるということですね。
で、じゃあそれに対しこっちは?という話なんですが、
https://www.youtube.com/watch?v=2OoY8ooQWNc
ん、私ともあっちむいてホイをやるべき。
これは有名なくだりなのですが、ここでは先生が「めっ」とたしなめています。
シロコはけっこうぐいぐいかまわれに来るんですが、ちゃんと注意して自分に対しての判断を提出されること自体はまあまあ悪くない、としぶしぶながら思っていそうな節があると考えています。
なので、まあ注意するのが正史っぽい感じもあります。
しかしシロコはそれなりにぐいぐい来て調子に乗る部分があるので、ここであっちむいてホイに興じたら可能な限りやっていそう。
仮にシロコがボケだとしたらツッコミを入れてもらったほうがいいのかもしれないけど、シロコはボケでありつつもちゃんとマジで言っていると思うので、乗っかったり流されたりしても型無しにはならないのではないか、と思っています。
だから例えばシロコが無限に手を触ってくるくだりがあったとして、「めっ」をしてもいいし、好きなだけさせたら(満足そうだ……)とか思うだけで成り立つし、もし照れようものなら「先生、照れてて可愛い」とかができる。あなたはどのタイプ?
要するに、向こうから勝手に仕掛けてくるし、こちらは自然な反応をするだけで関係性と力関係が浮かび上がってくる、という図式です。めちゃめちゃ書きやすいと思います。
5.ナイスネイチャ(ウマ娘)
先攻★★☆☆☆
融通★★★☆☆
ウマ娘の夢小説の話していいのか、という気もしますが、参考程度&自己責任でお願いします(逃げ適性)。
説明が感覚的なんですが、ナイスネイチャが自分のヒロインの中にいたとしたら、書きたいものってもうだいたい決まってませんか??
具体的に言うと、ナイスネイチャの魅力って親近感と生活感じゃないでしょうか。
さらに先攻度合いで言うと、わかりやすい遠慮もするし、水臭いなもう、と向こうから来ることもある。
そんな状態で、例えば近所のコンビニを3軒くらい巡ってみてください。
こんな新商品があって、味はいまいちだったとか。
肉まんが一個だけ残っていたとか。
行くまでに最近すっかり寒くなったなとか、すれ違う子供たちがはしゃいで走っていたとか。
そうして見たものや感じたこと全てがネイチャとの会話になると思ってください。
そういうことがめちゃめちゃ自然に取り入れやすいというか、夢厨としての感受性を上げてくれる存在だと思います。
とりとめなくてもいいし、打ち明け話になってもいい。
といった感じでしょうか。いかがでしたか?(まとめ動画)
今回は「相手のキャラのよく見る範囲で想定する動き」を中心に挙げましたが、なんとキャラ相手との出会い、設定、距離感は好きに想定することができるんです!
ということで次回はおそらくみくもパート最終回、「自分の世界の女の子の設定をカスタマイズしよう!」をお送りします。