【TableauTips】Tableauで長い文字列を強制的に折り返す方法
今回はTableauで文字列を強制的に折り返す(改行する)方法をご紹介します。
今回はONE PICEの登場人物、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味の画像とキャラクター説明を例に、進めていきます。
①まず、各キャラクターを配置
※コチラの記事も合わせてご覧ください
「【Tableau Tips】マークを整列させて表示させる方法」
②説明のディメンションをテキストマークに入れ、「ラベルがその他のマークをオーバーラップするのを許可」にチェックを入れます。
↓
説明文が表示されるが、隣のキャラクターの説明と被ってすべて表示できない…!!
③計算フィールドでMID関数を使ってラベル用の項目を作成
計算フィールドに下記を入力します。
MID([折り返したい文字数の項目],表示したい文字は項目内で何文字目か,表示させたい文字数)
注意点は、2行目以降は、1行目で表示させた文字数+1から表示させるよう設定する必要があるということです。
④同様に項目を作成していき、マークのテキストに作成した項目を入れると、すべての説明文が改行されて表示できました!
※画像はフランキーとジンベエの説明文が画像と被ってしまっています。。
こういう場合は、ラベル用のY軸を作成することで解消できますので、お試しあれ。
余談ですが、、
私が入社して初めてアサインされたTableauダッシュボード開発案件で一番最初に触れた関数がMID関数でした(なんてマニアックw)。
長い文字列を一定のスペースに納める方法を模索中というフェーズで、何かしらの実装方法あるか調べてみて~と指示を貰い、色々試したり人に聞いてMID関数に行きついたわけです。
懐かしいな。。
私と同じように、「Tableauで長い文字列を折り返す方法を探してきて」と言われて途方に暮れている方に届けば幸いです。