インドネシア発ハードバトル映画 「ザ・レイド」 感想
麻薬王が支配するビルを舞台に、特殊部隊と犯罪者集団がバッチバチに殺り合うインドネシア発ハードバトルアクション。全編ほとんどバトルシーンだったこともあり、息つく暇ない1時間半だった。
闘いながらワンフロアずつクリアしていく様はゲームみたいでワクワクしたし、緊迫感があってすごく良かった。
主人公達が使ってた武術は東南アジアに昔から伝わる「シラット」というものらしい。
素人目にはどのへんがシラットだったのか分からないが、何度か北斗神拳みたいなのが使われてたのでそんな感じをイメージしてもらえればいいだろう。
せっかくだから各階にラスボス的な敵を置いたり、仲間との共闘シーンがもっとあってもいいんじゃないかとは思う。
単純なバトル映画かと思いきや、ストーリーや設定がなかなか良くて飽きずに観れた。(そしてアンディー役のドニー・アラムシャーが小澤征悦に雰囲気似ていてかっこよかった〜)
題名「RAID」の意味は急襲、副題「redemption」の意味は救済、解放らしい。
最後まで観れば、あっそういうことか!と理解できるかもしれない。暴力シーンを隠れ蓑にして、伝えたいことはかなり繊細なことなのかも。
色々書いたがとにかく、ハードアクションが好きな人は絶対に見てほしい一作。
「ザ・レイド」(2011)
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