本との距離⑧(400字)
シリーズもの、推理もの、そして、文字中心の本に少しずつ慣れてきた小学低学年期。そういえば、転校する前の話として記録しておきたい本があった。
『学研まんが ひみつシリーズ』である。特に、トン子・チン平・カン太の3人組が登場する『トン・チン・カンの科学教室』はよく覚えている。「なぜお風呂だと歌が上手く聞こえるのか」などの日常の不思議に応えてくれる嬉しさがあったし、すぐに試してみたくなる実験の紹介も多かった。
恐竜に宇宙(UFO)と首ったけの頃、化学/科学としての「なぜ」を紐解いてくれる本は、授業とは違った刺激があった。そして、「漫画」という入口だったのが良かった。
自身の「視覚優位」の認知特性に合ってることに後に気づくのだけど、今でも新しいことを学ぶときには、漫画などのビジュアルありきの本で概観を掴んでから、その深堀りは文章中心の本で進める。
長い文章の耐性ができても、漫画との付き合いも並行して続く。
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