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最近、父がガンと診断されまして。

今では2人に1人がガンだと聞いたことがあるけれど、勝手なもんで、自分事にすることなく、無関係に思ってた。
「最近ではガンは治る」という言葉、そういえば何度と耳にしてるはずなんだけれど、それも何だか急に無責任な言葉にも感じる。
ホント、人って勝手な生き物だなぁ。

さてと。

このガンは、どういう意味をもって私の家族に、近づいてきたのだろう。
この世に起こる出来事に意味がないことなどない、と常日頃思っている。
今まで見落としていたこと、気づけていなかったこと、何でもないようで大切なこと、たくさん感じられるような気がして、不謹慎だけれど、言葉間違っているかもしれないけれど、ありがたい気持ち。

もうすぐ夕飯。
小さい食卓に、料理嫌いの母のワンパターン料理が並び、父と、父の右隣りに母、父の正面に私の3人で、今夜もきっと、どうでもいいたわいもない会話が繰り広げられるはず。
ウザいとかダルいとか面倒だとか、そんな風に感じてたこともあった夕飯の時間を、ありがたい時間だと感じている。
ホント、人って勝手な生き物だなぁ。

1月2日、3人でガン封じのお寺に。






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