Amway(アムウェイ)業務停止から考える~良い製品とは~
この商品「良いですよ!」「凄いですよ!」
よく、こんな言葉を異口同音に聞いたことがあります。
いや、むしろ自分も過去に使っていたことがありました。笑
「このNMNは・・・」
「この幹細胞コスメは・・・」
「この洗剤は・・・」
その気持ちわかります。だって自分がいいと思って勧めるから。
でも・・・ちょっと待ってください。
そもそも「良い」「凄い」ってどう言うことですか?🤔
「良い製品」と言う言葉1つにも色々な理由があります。
・自分が使って、良かった・体感があった。(薬機法ありますが・・・)
・第三者機関が「お墨付き」を出している。
・CMやその他広告でよく見るから良いと思う。
・いい原材料を使っているから。etc・・・
私が、思うに「良い」商品っていうのは明確な正解はない気がします。
お客さまに「支持されている」・「選ばれている」
そう言ったものが良いものでは無いかと。。。
・例えば、原材料にコストをかけて売価が高ければ「良い」のでしょうか?
→裏を返せば、「100円均一の商品は全て粗悪品」なのでしょうか?
100均の商品でも「バズってる」商品は多数あります。
それは、消費者が認めた証拠では無いでしょうか?
そうでなければ、100円均一というビジネスモデルはとっくに淘汰され
市場から消えてるはずです。
よくよく考えてみてください。
多くのスーパー、ホームセンター、ドラッグストア
皆様がよく買い物で利用するとこに、100均店舗が併設されてませんか?
実は、100円均一は優秀な客寄せ店舗なのです。
他にもブログを書いています。
こちらからご覧ください♪
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「自社の製品がいいから、他社品は粗悪品である」
このロジックはちょっと違うと思います。
仮にそうであれば、明確な証拠を出さないと無礼な気がします。
デモでよく比較する人もいますが、
それはそれで間違ったやり方をやっている人が多数・・・笑
この件については、次回以降でブログにしますね😁
何が言いたいかというと、「この商品がいいですよ!」
だけでビジネスを繰り広げると間違った方向に行ってしまう。
よく言う「プロダクトアウト」ですね。
分かりやすい例は日本の家電製品でしょうか。
「ものづくり大国の日本」
現代ほどモノがなかった時代。
製品は作れば作るほど売れていったのです。
加えて日本製の家電は高品質。
「Made in Japan」は世界的なブランドになったのです。
しかし、時代の変化に合わせて市場のニーズは変わったのです。
日本の家電メーカーはコスト削減のため、中国に生産移管し、
中国で作ったものを輸入して日本で販売したり、
同じく、中国で作ったものを欧米各国に輸出したのです。
しかし、中国メーカーが安いものを作ってしまうと一気に日本の市場が
変わって来ました。
「AQUA」に代表される「Hier」が最たる例でしょう。
日本も不景気に陥り、消費者の選ぶ基準が
「高品質で高機能な家電」から「最低限の品質・機能で買いやすい物」
に変化していきました。その流れをキャッチできず、
「良い製品を作り営業すること」が目的となり、その結果
⇨市場のニーズからかけ離れた価格になり、売れない・在庫が残る
⇨海外製の安い製品に価格を合わせるために、在庫をタタキ売る
⇨予想通りの利益が取れず、工場閉鎖・事業縮小・そして倒産
製品の良さも大事ですけど、もっと大事なのは
市場を見て最適な物を考える「マーケットイン」の発想ですね。
特にネット社会でもあるし、マーケットはどんどん変化・進化しています。
どんな物を、誰に、どうやって届けるか?
加えてここ数年は、マーケットインから更に深掘りして
消費者に焦点を当てた「ユーザーイン」の商品開発も増えています。
⇨わかりやすく言うと、ユーザー(消費者)の不満を解消した商品。
⇨例えば、透明な収納ケース
収納用品って「隠す」ことが目的で中身の見えない仕様が主流でした。
しかし、いざ必要なものを探そうと思うと蓋を開けてひっくり返して探す。
これってめんどくさく無いですか???
⇨そこで、透明にして中に入ってるものを探しやすくする。
「隠す収納」から「探しやすい収納に」
これで一時バズったのです。
消費者が「こうだといいな」「あったらいいな」と思える物。
あなたの扱う商品はどうですか?😁
こんな、偉そうなこと言ってる私も昔は「この商品がいいですよ!」
と口コミを頑張ってましたが、上手くいかず借金が増えて・・・
こんな私の失敗談をブログにしました。
ぜひ読んでいただけたら幸いです!
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