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マリオでバトロワは良くできてた。『SUPER MARIO BROS.35』
ドン勝できたので感想です。(初めての勝利は、最終的に1-1で耐えるチキンプレイで勝ちました)
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— mochigomeMK2 (@mochigomeMK2) October 4, 2020
SUPER MARIO BROS.35。35人で一斉にマリオをプレイし、最後まで生き残るのは誰かを競い合うバトロワゲーム。普通にコースクリアを目指す戦いなのかと思いきや、意外とバトロワとして新しい楽しみを作り上げた良作でした。
通常のマリオからの変更点は大きく分けて2つ。1つは、敵キャラクター(クリボー・ノコノコ等)を撃破すると、その敵キャラを別プレイヤーの画面に送りつけることができること。もう1つは、コイン20枚を使ってアイテムをルーレット購入ができるようになっている点。
1点目の敵を送りつけるシステムは、もともとのプレイ感にアクセントを強く加える要因になっていて、単純に面白いですね。
通常のプレイではありえない場所から敵が降ってきて、回避不能に、なんてことも多々あり、新たなスリルを与えてくれます。
また、普通ならスルーするような敵をあえて踏んで倒すことが別プレイヤーにプレッシャーを与えることができるなど、戦略性も増しています。
まあ、言ってしまえばテトリス99の仕様(ひいては、ぷよぷよ等のおじゃまブロックの仕様)をマリオに当てはめただけ、とも言えますが、それでもここまでマッチしていたら文句のつけようはないな、と。
もう1点の、コインでアイテムを買える仕様も秀逸。コインさえ貯めておけば、危険なシーンでも生存率を高めることができる一方で、敵プレイヤーから狙われやすくなるリスクがあがるなど、これも戦略性を高めることに一役買っています。
先述の敵を送り込むシステムの副作用で、通常ではクリア不可能な状態が作り出されてしまう可能性がありますが、このコイン購入システムのおかげで、その副作用も緩和されています。このあたり、ゲームデザインとしてとても秀逸だなと。
まとめ
普通にマリオをプレイしていても、「敵を倒す」「コインを拾う」というのは重要な要素ではないと思います。そこに新たなゲーム性を追加して、価値のあるものに向上させているのは唸らせられますね。
勝てなかったとき、「自分の失敗」を強く感じて、「次はこうしよう」という思考を持ちやすく、ゲームとしてかなり上質だと思います。
テトリス99よりも、「なんとなく勝てそう」な感じもあるし、もう一戦!と続けたくなるデザインです。
なんだか、普通にレビューっぽいことをしてしまいました。こんな日もまあありますね。
明日も仕事と思うと憂鬱でたまりません。あ、今週からダイエット頑張ります。
では。