この世で最も笑止な場所。吉祥寺。
こんにちは、くたばれ。
吉祥寺ほど凡庸な街はない。
吉祥寺。
ペタンコ靴を履いたブスがヒールを履いた女を軽蔑し、ボロボロのパラブーツを履いた丸メガネインポ野郎がナイキを履いた青年をバカにする歪んだ生ゴミ採掘場。
吉祥寺。
アースカラーの不細工どもがぎゅうぎゅうに詰められた街。
朝は原ドーナツのおからでギチギチに溜まった糞便、あるいはアルコールで限界まで緩んだ下痢便を垂れ流し、夜は無印良品、あるいはアマゾンで買った業務用安売り低品質コンドームにせいぜい小匙一杯ほどの精液を放出する土色のシャツを着た鈍くて虚ろな情緒障害の中央線の民。
吉祥寺。
見え透いたペテンの結晶。
その風土、人間、壁、全てが感受性を殺す。
「なんか。たぶん。えーっと。あんまりまだわからないけど。」
吉祥寺に行くとこう言った言葉が文頭に添えられるようになる。
母国語のセンスは徐々に失われる。
こうなったら終わりである。
吉祥寺。
自己憐憫のために死んだように生き多量の小麦粉とアルコールで頭も胃もやられてしまった藁人間たちのお楽しみタウン。吉祥寺。
吉祥寺。
脳みそをダンディゾンの食パンのように変容させる
ポイズングルテンタウン。
残された安息の地は市谷砂土原町、瀬田、尾山台、関口、碑文谷。
行け。感受性を取り戻すために。