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アグロは果敢の専売特許じゃないぜ! スタンダードデッキ紹介 グルール昂揚
<はじめに>
どうもこんにちは。
普段統率者の話ばかりしている僕ですが、
ひっそりとMTGアリーナもやっております。
そんな中で最近よく見かける、楽しいデッキがあるので
本日はそちらをご紹介。
<レシピ>
デッキレシピは以下の通り。
晴れる屋さんのスペースをお借りしております。
<デッキの動き>
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基本的に普通のアグロとして運用すればOKです。
ギミックとして昂揚を取り入れているものの、
なしでもある程度戦えるし貯まるときは割とすぐ貯まるので、
ライフを詰めるときや昂揚のリーチが掛かったときから意識すれば十分。
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いくつかレシピを漁ったところ、1マナ域はけだものと陥没穴4枚づつの
8枚が定番だったため、「アグロは1マナ9枚が安定」の定石に基づいて
瓦礫帯の異端者を追加しました。
打点としては微妙なものの、切削で落ちてリソースの足しになったり、
ドローの質を上げたり、後出しで昂揚を達成したりと
なかなか小回りが利きます。
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昂揚カードで一番強く、そして使うのにコツがいるのは逸失への恐怖。
大抵は不要牌をルーティングしつつ着地し、頃合いを見て昂揚達成からの
追加コンバットを狙うベーシックな運用で良いです。
しかし、リーサル計算時には「脱走からめくれていきなり追加コンバット」
「他のクリーチャーをアンタップして攻撃させる」選択肢があるのを
忘れずに。
また、こちらのライフに余裕がない場合はアンタップだけして
2回目の攻撃はパスできるのも頭の片隅に置いておきましょう。
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ちなみに、このデッキの脱走はマジで強いです。
普通に運用するともさっとしがちな鋭い目の管理者などを
速攻持ちとして運用できるのが大変助かります。
<デッキ相性>
環境のデッキの体感相性としては、
・ディミーアミッド
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やや有利。切り崩しや喉首狙いが効きにくく、サイズ差が有効に機能するので盤面を押し込みやすいです。魁斗を速攻で倒しやすいのも好印象。
サイド後は抹消する稲妻・魔女跡追いの激情で盤面を止めにかかる3マナ域以降を排除できるようにしつつ、探索するドルイドで除去連打負けを防ぎましょう。
・グルール果敢
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五分~微不利?
速度は意外と差が少なく、噛み合った方が勝つ印象です。
初動をしのいでサイズ差が生きる展開になれば有利が取れるでしょう。
それでもバットリを絡めた押し込みが脅威ですが……。
サイド後はありったけの除去でぶん回りを防ぐのを意識。
亭主の才能が面倒なので、脚当ての陣形も多少取った方がいいかも?
・豆の木ランプ
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五分。
5マナ域の全体除去が飛んだ後に速攻で殴り、
大主の兆候が解けきる前にゲームを終わらせるのを意識して下さい。
脱走はほぼ速攻クリーチャーなのを忘れずに。
サイド後は脚当ての陣形で一時的封鎖を対策。
一応ズアーが出てくる可能性も考えて、きちんと温存しましょう。
・黒系部屋
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五分~やや不利。
6/6デーモンが出てくる前後までにどれだけ削れるかで勝負が決まります。
不浄な別室をデーモン無しで置いてくる場合も多いので、
そういう時には一気に畳みかけて猶予時間を減らしましょう。
サイド後は脚当てでデーモンが落とせるようになり、少し楽になります。
別室を割るかはケースバイケースですが、
体感としては割らない方がいいことが多いかな?
・ゴルガリミッド
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不利。
このデッキの鬼門です。
グルール果敢以上にグリッサの突破が難しく、
しかも殴られたついでに逸失への恐怖が割られるおまけ付き。
サイド後の温厚な襞背は輪をかけてきつく、
全てのモードがこのデッキをひたすらいじめてきます。
サイドは4点以上を飛ばせるカードを推奨するのですが、
何かもっといいカードを見つける必要があるかも。
<まとめ>
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つらつらと相性を書いてきましたが、
アグロデッキらしく展開次第で相性差を覆すぶん回りを見せられるのが
このデッキの面白い部分です。
特に逸失への恐怖を絡めたリーサルが面白く、
相手が想定していなさそうなところからゲームを終わらせることも
しばしば。
サイズ差でのごり押しやいきなりの詰めが楽しいデッキですので、
ワイルドカードに余裕があったら是非お試しを。
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