鋭い其の目線が好き
あなたはさ、普段から私の言葉遣いだったり言い回しが好きって言ってくれるよね。私は「言葉」が大好きだから、それを好きでいてくれると自分の自信にも繋がるし愛も感じるの。だけどこの前別の子にも同じようなことを言っていたのを見て、私は私たちの繋がりも私の全ても無駄なのかなって思っちゃったの。なので、今宵私は対抗します。他の人がどう思おうがあんたにだけは私の方がいいって言わせてやるから。
私はあなたが本音で話すとか弱さを見せるとかそういうことを今すぐにして欲しいと望んでるわけじゃないの。それはあなたが強がりなだけの弱い人だって言うのがわかってるから。だけどいつか、いつかあなたがあなたを許せる時が来たら、その胸の奥にある小さくてぽわぽわしたあなたの心に触らせて欲しいな。ちゃんと丁重に扱うし、その光をもっと強くさせる自信が私にはあるよ。
私はねあなたのベースになりたい。物にまで嫉妬してしまう自分がいるっていうのにびっくりしているけど、たまにそう思う時がある。だってあなたは感覚の人間じゃん。だから今まで音楽だったり絵だったり写真だったり料理を続けてきたんだと私は思うのね。そんな、感覚の人間であるあなたの気持ちとか衝動を、あなたの指先の震えから感じ取れるベースが心底羨ましいの。私は人間だから、どうしたってあなたの気持ちを奏でることは出来ないんだよね。私は人間だから、どうしたってあなたの瞳に映った景色を感じたままに表現することが出来ないの。だからそれは少し寂しいけど、でもその分あなたはそれを自分で表現出来る人だから、好きな人を知る術が今の私には多いから、あなたを好きになってよかったし好きな人があなたでよかったなって本当に思うよ。
あなたはきっと自分のこと優しい人間じゃないって思ってるよね。だけどね私はそうは思わないの。あなたの言葉や声はいつも私を包み込んでくれるし、あなたの考えは春の光みたいに明るく素敵なものに私を導いてくれるの。名は体を表すっていうけど、ほんとにその通りだね。
私はね、中学の頃から死がずっと自分の味方でいてくれたの。死という存在があったからこそ心が軽くなれていたし死は救済だってがちで思ってる。そんな私は中学生以降死ぬことに対しての恐怖心がなくなって、健康な時も鬱な時も躁の時もいつでも常に死にたいと思ってた。正直今もそれは変わってはいないんだけど、最近久しぶりに死ぬのが怖いと思ったんだよね。それはあなたと離れるのが怖いとか、もっと一緒に居たいとかそういう気持ちの現れなのかもしれないけど自分でもいまいちまだわかんなくて。だけどあなたと関わって初めて思えたことだから、あなたが思わせてくれたって思ってる。ありがとうね。
私は死にたがりだから、ここ1週間でも何回死にたいって思ったかなんて数え切れないくらいある。それでも行動に移さないのはね、次にあなたと話せる希望が持てるからだよ。あなたのことがもっと知りたいと思うから、とりあえず今はやめておくかって思えるの。そういうことを繰り返していって、毎日を生きて、2人で特別な日を迎えられたらいいよね。私はね、今生きていくことが楽しみだよ。
あなたは私の事好きって言ってくれて、私が居なきゃ生きれないって、私があなたの心の柱になってるって言ってくれたよね。その理由が貴方にはまだ分からないって言ってたけど、私はそれが知りたいの。私じゃなきゃダメな理由ってあるのかな。もしかしたら無いかもしれない。あなたがその時1番好きな人がその時々によってあなたの心の柱になるのかもしれない。それでもいいからさ、私は今私があなたの心を支えられてる理由を知りたいんだよ。あなたを生きたいって思わせてる理由を知りたいの。朝希望を持って目覚められる、その理由を知りたいの。それだけじゃダメかな?
あなたは、私が寂しい時にあなたから借りたハンカチを握り涙で濡らしながら眠りにつく夜があることをまだ知らないでしょう。いつか、いつかはね、私が寂しくなった時すぐあなたの胸に飛び込めるくらいの距離に心も体もありたい。だけど今はまだそれは出来ないから。だからせめて、このハンカチにカビが生えちゃう前に早く取りに来てよね。
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