円錐角膜を治したい!〜②検査当日〜

3週間にもわたるハードコンタクト禁止期間を乗り越え、待ちに待った検査当日。
ひとまずICL希望ということで検査を行った結果、左目は円錐角膜の症状が重度なため、ICLを入れても、視力が期待するほど回復しない可能性があるとのことだった(右目は問題なく矯正できるそう)。

ただし、両目とも近視の度合いは同じくらいだし(裸眼視力はどちらも0.3くらいだけど、円錐角膜の症状が重度な左目だけ乱視がひどい状態)、眼球の大きさ等も同じくらいだから、左目に角膜リングを入れて乱視をおさえれば、右目の裸眼視力と同じくらい回復する可能性が高いとのことだった(もちろん100%ではないと前置きはされた)。
裸眼で右目と同じくらいの状態になるということは、左目も右目と同じように、ソフトコンタクトレンズや眼鏡で矯正できるようになるのか聞いたところ、その可能性も十分にあるとのことだった。

左目の視力が矯正できるか分からないのに、いきなりICLを入れるのはリスクが高い。
ならば左目だけ角膜リングを入れたうえで、両目にICLを入れるのがベストな選択だけど、金銭的に無理がある。
もちろん裸眼で生活できるようになったら最高に幸せだけど、今の私の一番の願いは、ハードコンタクトレンズ生活から解放されること。
ソフトコンタクトレンズや眼鏡で生活できるようになるだけでも、もう満足。
ひとまず今回は左目だけ角膜リングを入れて、しばらく様子を見よう(視力が安定するまでに数ヶ月かかるそう)。
その後でやはりICLを入れたくなったら、またその時にお願いすればいいのではないか。
検査を受け、先生からお話を伺った時点で、私の中では、左目だけ角膜リングを入れたい気持ちが強くなった。

その旨を先生に話すと、その日は角膜リングを担当されている先生がいらっしゃらないそうで、後日、再度クリニックを訪ねることになった。

ちなみにこの日の検査は13時からの予約だったけれど、全てが終わりクリニックを出たのは17時半近くだった。
平日だったため、そこまで混んでいない印象だったけれど、4時間以上かかってしまった。
この日は子供を母に預けて来ていたため、帰りが遅くなってしまい焦った。
次回の再相談、もしも手術を受けることになった場合は手術当日、さらに翌日・1週間後検診のことを考えると、小さな子供がいる主婦にとっては、なかなかハードルが高いかもしれない(入院の必要がないだけ良いのかもしれないけれど)。

(③に続く)

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