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濡れても洗っても大丈夫な単語帳だから、当然バラしてお風呂で遊んでもオッケーということに今さら気付く

自分で作っておきながら、このようなおうちで退屈しているみなさんに楽しんでもらうためにはどうしたらいいか?というお題がないと、気付かないことってあるものですね。

今さら気付きましたので、ちょっと書いてみます。

色で覚える、洗える単語帳

(動画が苦手の方は文章と写真でどうぞ)

昨年、あるおもしろい素材を使って、単語帳を作ったんですね。その素材がこれです。

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みなさんよくご存知の、クリーニングタグですね。

これって、どなたから預かったか間違えないように、お客さんから洗濯物を受け取ったらすぐに付けるものです。ですから、水洗いにも、ドライクリーニングにも、高温のプレスにも耐えられないといけません。

つまり、水でガラガラ洗ってもビクともしないスーパーストロングな紙なのです。(紙100%です)

普通の紙は、水に浸けただけで、だんだんと溶けていきます。しかしこの紙は、溶けるどころか洗っても破れません。耐洗紙と言います。

主にクリーニング業界のみで出回っているこの紙を使ってできたのがこちらの単語帳です。

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普通の単語帳は全部白い紙でできていますが、この「イロタン」は8色の紙が順番に10回繰り返し並んでいるものです。(合計80枚)

耐洗紙ですから、受験生のみなさんに、お風呂でリラックスしているときも勉強できるように(そういう時に頭に入りますよね!)、また屋外で雨が降っているときも気にせず勉強できるようにというのはお分かりかと思います。

重要なのはむしろふたつめです。この、めくるごとに色が変わるというのが最大の推しです。簡単なお話ですが、全部が白い紙でできているのと、紙の色がたくさんあるのと、どちらが覚えやすいでしょうか?

当然、多色のほうですよね。紙の色に記憶が紐付けされて、覚えやすくなっているはずです。(もちろん個人差はありますが)

お子さんとお風呂でゲーム!

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そこで、自粛中の今、どうしたらこの単語帳で遊んでいただけるか?を考えたのですが、リングを外してカードとして使ったらどうか?

そうすれば、小さなお子さんといっしょに、お風呂で壁に貼ったり、お湯に浮かべて遊びながら、単語勉強ができますね。

例えば九九。色がたくさんある利点を生かして、段ごとに色を変えれば、8=黄色とか、やはり紐付けができて、記憶に残りやすくなります。(ただし8色なので、一の段は抜かしてお願いします~)

ぜひ、パパママだけでなく、お子さんといっしょに書いてくださいね。自分で書いたほうが覚えるのは、大人も子供も変わりません。

適したペン

書くペンですが、油性ボールペンなら間違いありません。水性インクですと、さすがに水に溶けますが、顔料入りの水性ジェルボールペン(例えばサラサ)などは強いですね。強いけど、ちょっと滲むこともあるので、シャープに残そうと思ったら油性ボールペンかなと。

鉛筆系、墨も大丈夫です。

紙ですので、裏写りに関してはインクの浸透具合によってまちまちです。ちょいちょいお試ししながら、最適なものをお選びください。

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九九でなくても、普通に英単語なんかもいいですね。動物はオレンジとか、食べ物はピンクとか、カテゴリー分けに色を活用できます。

お風呂に貼ってみた

実際に濡らして貼ってみます。

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耐洗紙ですが、水を弾く系の紙ではなく、水は吸いこむけど破れないという紙ですので、水に浸けるとジワジワと染みてきます。(もちろんビクともしません)

ぜひ、九九ゲームなどお楽しみいただければと思います!

あ、神経衰弱系のゲームなんかもオリジナルで作れるような気がしますね。どうぞめいっぱい遊んでくださいませ。

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