ホロライブ運営の今の姿
どうもオメガです
今回はホロライブ運営の今の姿を考察していきたいと思います
基本的には公式から出ている情報のみを材料として考察していきます
これはライバーの発言も含まれています
これを考察するにあたって少しだけ湊あくあさんの話しをさせてもらう
まず先日、2期生の湊あくあさんがホロライブ事務所を卒業する運びとなりました。
理由はまず「運営との方針の違い」とのことで
同配信において「ホロライブは大きく変わった」「誰が悪いとかではない」「私にはどうしようも出来ない事が沢山あった」「ファンを嫌いになったわけではない」等の発言をされており
明らかにカバー株式会社との「企業と個人間での問題」であるという事が分かる
まず記念グッズに関する采配はどのタレントも意思を最大限に尊重してもらえている様にも見える
湊あくあの6周年グッズからもそれは読み取れるだろう。
ゲストのオファーについても事務所の垣根なくタレントの意見を取り入れ実現している。
ではなぜ、卒業に至ったのか
それを今から考察していく
カバー株式会社は2023年3月に上場
同年6月には27億円をかけた3D配信スタジオをオープンしたが
今年の1月にとんでもないルール改定がおこなわれた
最大年2回の3Dライブ配信を年1回に減らすという
理由としては
・タレントとスタッフの負担を減らす
・3D配信にリソースを割かれ他の事が出来ない
・周年記念ライブは各期生でまとめて行う
といった事が主であり、空いたリソースで外ロケやバラエティ企画を増やしていくという内容だ
個人的には27億もかけて作ったスタジオが無駄になった気がする
そもそもタレントとスタッフの負担を減らすのは自己管理やマネージャーの役割でわざわざ会社が思いきり介入してライブ回数を減らすなどの行為をするのはいかがなものかと思うし
空いたリソースで外ロケとか言ってるが8月現在も公式配信は2Dが多く使用されており、制限前後で変化がないように見られる
空いたリソースとやらはどこにいった?
結局のところ27億のスタジオは今の所
話題作りや株主へのアピール以上の価値がない
ライブモチベーションの高いライバーはかなり失望したのではなかろうか?
そして特に大きく影響を受けた1人が今回卒業することとなった湊あくあさんだ
彼女はデビュー時から毎年周年記念ライブを行ってきており、運営とのすれ違いにより配信頻度が落ちていた時期でも決してライブを欠かさず行っていた
そんな彼女がこの方針を告げられた時の気持ちは想像に難くないだろう
卒業の決定打になったか?と言われればこれも要因の1つとしか言えない
だが、残りたいという気持ちを卒業したいという気持ちに少し傾けたのは
間違いないと思う
さて、カバーは直近の株主質問にてこのような回答をしている
どうやらライバー一人に対する依存度は5%以下と答えてるが
俺は大きな間違いと思っている
なぜならライバー一人がいなくなるのは数字が減るだけじゃなく
環境も大きく変わるからだ
今回の湊あくあさんの卒業についても、彼女は2期生としてデビューし歌唱ユニットやゲーム大会参加など様々な活動を行ってきた
あくありうむ。の完全新作ゲームも卒業により完全白紙化
これらに関わった他のライバーや企業は彼女の卒業に際し仕事上やメンタル面等で影響を受けているだろう
特に2期生は紫咲シオンさんが復活したが百鬼あやめさんは活動量が低く箱内での活動も消極的になっている
つまり今後確実に安定して活動できるのは
大空スバルさんと癒月ちょこさんと紫咲シオンさんの3人のみ
これでは「周年ライブを各期生まとめて行う」メリットであるパフォーマンスも発揮できず、ステージに立てば否が応でも「いなくなったメンバー」の存在が際立ってしまうだろう
それにだ、上場時から箱内トップとして挙げている宝鐘マリンさんも
直近の配信で「3期があと1人でも欠けたらキツイ」と発言しており、この質問で「依存度は5%」と回答した運営はタレントの心情を理解出来ていないのではなかろうか?
それとライバー依存度5%と言っているが
俺は5%どころか下手すれば30%前後依存してるのではないかとおもっている、なんせあくあさんが卒業発表しただけで
株価が16万吹き飛んだからな
本当に5%ならここまで吹き飛びはしないだろう
あと収益分散を図っていると答えてるが
要はリスクマネジメントなのだろうが
この回答では収益の低いタレントに優先して案件を回しているように捉えられるが
人気商売かつエンターテイメントの分野でそれを行うことはパフォーマンスを下げる要因でありクライアントにもファンにも不誠実、地道に頑張って人気を上げているタレントのモチベーションは下がる一方だ
どんな収益分散を図っているのか、是非詳細をきいてみたいものだ
さて、今のホロライブの運営の姿を決定づけるものがある
今年に入ってからカバーが懲りずに中国のbilibili動画へ再進出しているのは知ってるだろうか?
これに際しとんでもない問題が起きた
なんと中国担当者が自身のチャンネルで「bilibiliに復帰するタレントや契約にサインした様子など様々な内部情報」を喋ってしまった
これは立派な情報漏洩だ
ホロライブは過去に数名の契約解除者を出しているがその理由の多くが
「情報漏洩」となっており(本当かどうかはおいといて)処分が厳しい印象を持っているファンも少なくない
だが、この件に関してはbilibili内の証拠動画削除や予定されていた配信を中止にするなど様々な対処をしたが、なんと件の中国担当者はいまだに運営を任されているのだ
推しが契約解除されたファンからすればこの事実は容認し難いだろう。
また厳しい契約で縛られているタレントからしてもこの対応の差は納得出来ないのではないだろうか?
さて、カバーが今やってることをツラツラと書いたが
これから分かることは
カバーは中国とズブズブなことだ
そんな訳あるか!と思った方は思い出して欲しい
某ドラゴンの炎上騒ぎの時一番騒いでいたのはどこの国の方達なのかを
そう
中国だ
そして問題を起こしたプラットフォームがあるのも中国
少々闇が深いな
ともかく、今のカバーがやるべきことは
・中国と手をきる
・トップの首をすげ替えライバーの意見を通しやすくする
この2つをしない限り
あくあさんのような人はどんどん出てくる
我慢の限界を迎えた者からやめていく
残念だがこれが事実だと思う
そしてとにかく収益優先なのも分かる
理由としては
ライバーの配信を見ているファンであれば配信の節々で心当たりがなかろうか?
雑談配信などで溢す愚痴は「会社だからね」等の諦観めいた言葉を使う事がかなり多く、現場スタッフへの愚痴はあまり聞こえてこない
また、「出来ない事が増えてきた」という話は複数のライバーから聞こえてきており
最近増えてきた一部のライバーの水着衣装も他社のライバーを引き合いに出して交渉する事でやっと許可が貰えたという事なので、信憑性は高いだろう
自主的に攻めたことは出来ないけど他者との競争には敏感というあまりにも情けない状態になっている
もしこれがライバー思いでやってるならこんな情けない状態にはなってないだろう
間違いなく収益優先でやってるからだろう
他者との競争には敏感なのも他の競合会社よりも金が欲しいから敏感になってる、ということで間違いないだろうな
さてここからは野暮な話しになる
今日卒業する湊あくあさんだが
まあ、暫定転生or中の人が配信を始めると思う
これに関して
あまり広めすぎてはいけないのと暫定なため確定事項のように
扱わないよう気を付けて欲しい