5連戦、そして豪雨災害
2022/8/27 いわきFCに0対3で完敗したあと
2022/9/4 △1対1 vsカマタマーレ讃岐
2022/9/10 ◯2対0 vsヴァンラーレ八戸
2022/9/14 ◯3対0 vsFC岐阜
2022/9/18 ◯1対0 vsSC相模原
2022/9/21 △0対0 vsアスルクラロ沼津
2022/9/24 ◯1対0 vs愛媛 FC
6試合で4勝2分勝ち点14を積み上げる
1.5連戦
7月に6連勝し勢いに乗っている中、8月の雷雨と台風の影響で2試合連続で中断・延期。
その2試合が2週連続で組み込まれました。
9/4にアウェーでカマタマーレ讃岐戦のあと、
9/10から中3日→中3日→中2日→中2日、15日間で5試合の超ハードスケジュール。
「誰が日程決めるのか(怒)」
「そこに入って来なくても(怒)」
「怪我しないかな(祈)」
そんな感情を他所にチームはより一丸となって明確なビジョンを掲げる。
「11人だけじゃない。
18人だけじゃない。
全選手、スタッフ、フロント、サポーター
関わる全ての人の一体感で戦い抜こう🔥」
共通認識を意識させるのが本当に上手い。
須藤監督のリーダーシップやフロントの指針、みんなのベクトルが同じ方向に向いている。
藤枝MYFCを見ていると、仕事でも参考にすべき部分がたくさん発見できます。
これも魅力のひとつです。
2.台風15号
9 月 23 日夜のはじめ頃から 24 日明け方にかけて、台風第 15 号の影響により、静岡県では中
部、西部、東部で猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が 16 回発表されるなど記録的な大雨 となった。このため、死者、行方不明者など人的被害や床上浸水など住家等の被害が発生したほか、鉄道の運休や船舶の一部欠航、土砂崩れなどによる道路の通行止め、広域の断水や停電など、交通障害やライフラインへの大きな影響があった。(令和 4 年台風第 15 号に関する静岡県気象速報より引用:静岡地方気象台)
この災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
私自身、22時頃に職場から呼び出され、仕事場へ向かう道中水没した道路の浅い部分を探しながら彷徨い、しばしばエンジンの回転数が低くなるのを血の気が引く思いでなんとか出勤したという初めての経験をしました。
そんな中、クラブ公式HPから以下の情報がありました。
①クラブが支援物資を募集し、必要としている箇所へ届けること
② 藤枝総合運動公園サッカー場で停電・浸水の被害が発生していること
5連戦を一丸となって好成績で切り抜けた日に、地元のホームスタジアムが被災してサッカーができるかどうかもわからない。そんな中でも選手達も手伝い支援物資を搬送している姿を見て、この地域にいてくれている事が心強く、感謝しかありませんでした。
支援してくれた全てのクラブの関係者の皆様も本当にありがとうございました。
3.サポーター同士の絆
台風の影響でホームスタジアムが停電・浸水の被害を受けましたが、2022/10/1のY.S.C.C.横浜戦は関係者の頑張りで開催する事ができました。
正直こんな状況で見に行ってもいいのかなと少し思いましたが、こんな状況だからこそ開催してくれたことに感謝して、練習が終わっても支援活動を続けてくれた選手達に感謝して、全力で応援しようと決めました。
これまでは夫婦で観戦していましたが、この日はMYFCの話をよくする後輩も熱い想いを持って初参戦してくれました。
スタジアムに着くと、大型ビジョンなど映るはずもなく、時計や照明、エレベーターも動かず、トイレも仮設という状況でした。
試合前のピッチ内アップが始まると、アウェーゴール裏のサポーター達が何やら仕込んでる…
『俺たちの想いは静岡のサッカーファミリーと共に』
…なに……
……なに、これ…………
鳥肌が立つほど感動しました(泣)
試合中は熱くても、それ以外は同じようにチームを応援する同士。
高校野球でいえばエール交換になるのかな。
でもこの日見たものは、そんな儀式的なものではなく胸と目頭が熱くなりました。
サッカー観戦の素晴らしい魅力をまたひとつ体験しました。
Y.S.C.C.横浜サポーターの皆様、ありがとうございました。