いい歳した大人たちにハブられた時の話

※今から話す内容はあくまで自戒を込めたものです。特定の誰かを傷つけるための文章ではありません。

被写体デビューをして間もない頃、とあるカメラマンの伝で撮影会に参加したことがある。その日はある公園での撮影会で、カメラマンさんたちのコミュニティの仲間に入れてもらう形で参加させていただいた。

とはいうものの、結果としてそのコミュニティには縁があった訳ではなく、出会いに感謝とSNSに載せている割にはこちらを露骨に仲間外れにする空気になっていたため、たぶんその人にはもうカメラマンをお願いすることはないと思う。

初めてお会いした時、そのカメラマンは私がボーカル活動もやりたいことを伝えた。嬉々としてコミュニティの今後の予定を共有してくれたため、時間の許す限り積極的に参加したかったのだ。
ところがそのカメラマンからはその日から一切連絡もなく、なんとなくで繋がったリーダー格の人がイベントの参加者を募集しているインスタを見ても、ただ苦しいだけの思い出になった。

そんな出来事があってから、私はしばらく被写体活動をお休みした。
『郷に入っては郷に従え』ということわざがあるが、それは相手が自分を受け入れてくれている前提の言葉である。最初から壁を作られてしまっては、そのコミュニティのルールも教えてもらえないまま除け者にされる不快感が拭えない。

これは、私が彼らといずれ同じ年頃になった時への自戒である。
私は誰かの夢を応援する時、口先だけじゃなくて行動に出す。
その口先だけの言動で、カメラマンさんへの信用を失ったからだ。
情けない大人にならないために、経験や知恵を共有できる大人になる。
身内だけで楽しんでも進歩はないし、第三者はウケを強要されてるように感じて疎外感を感じるからだ。
コミュニティにイレギュラーがいても、相手を受け入れて縁を作るように努力する。
相手が自分に自信をなくしてしまうからだ。
そしてその縁が、自分を新しい世界に連れていってくれるからだ。

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